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未経験からIT業界へ就職はできる?IT業界の詳細と効果的な就職活動の方法を解説
IT技術の発展が目まぐるしい今、ITに関わる業界への需要が高まりつつあります。中には「未経験からでもIT業界は目指せるのか?」と、疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
この記事では、未経験者でもIT業界へ就職できる可能性について解説します。さらに、IT業界の概要、IT業界で働くメリット・デメリットなど、就職活動で役立つ幅広い情報を紹介します。
IT業界への就職を検討している方、あるいはIT業界について理解を深めたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
IT業界とは?
IT業界は、情報技術(Information Technology)を活用したサービスや製品を提供しています。具体的には、コンピュータやソフトウェア、インターネットなどに関わる企業が含まれます。
近年、社会のIT化が進む中、IT業界は急速に成長しており、今後も市場規模は拡大する見込みです。また、IT業界とはいっても、複数の業界に分かれているのが特徴です。
IT業界に関わる5つの業界は以下のとおりです。
- ハードウェア業界
- ソフトウェア業界
- インターネット・Web業界
- 通信業界
- 情報処理サービス業界
その他、IT業界ではさまざまな職種や役割に分かれて業務を遂行します。ITに関する職種については、この後の項目で解説するため、ぜひそちらをご覧ください。
IT業界の将来性
IT化が急速に進む今、IT業界の需要は今後も高まる見込みであるといわれています。
IT専門調査会社IDC Japanの調査によると、国内のIT市場は2022年に、20兆2137億円(前年比4.6%増)と拡大し、今後2026年には23兆9843億円に達する見込みです。
IT市場は、リモートワークの定着や業務システムのクラウド化、サブスクリプション型サービスの普及など、経済状況に左右されにくいビジネスモデルへ移行しつつあります。さらに、サイバーセキュリティやサプライチェーンへの投資も活発化しており、IT投資を阻害する要因が少ない点も市場拡大の理由として挙げられます。
この流れは今後2〜3年は続くと予測され、システム導入を支えるIT関連職種の需要も引き続き高まっていくでしょう。
IT業界での働き方の実情
IT業界での働き方の実情は、大きく分けて以下の3つです。
- 未経験募集の案件が多い
- 在宅ワークなど柔軟な働き方ができる
- 職種ごとに有利に働く資格がある
ここからは、上記3つの実情をそれぞれ詳しく解説します。
未経験募集の案件が多い
IT業界では、未経験を積極的に募集する企業が多く見られます。これは、急速なIT技術の進化に対応するために、人材確保が必要だからです。
未経験者を募集している企業では、研修や教育プログラムが充実しており、未経験者でもスムーズに業務に取り組める体制が整っています。
スキルや経験に自信のない方でも、挑戦しやすい業界といえるでしょう。
在宅ワークなど柔軟な働き方ができる
IT業界では、在宅ワークなど柔軟な働き方が普及しています。
在宅ワークやテレワーク、フレックスタイム制など、ライフスタイルに合わせた働き方が選択できるため、ワークライフバランスを重視する方にとって働きやすい環境が整っています。
育児や介護、副業など、プライベートとの両立もしやすく、女性やシニアなど、これまで働き方が限られていた人材にとっても魅力的な業界です。
職種ごとに有利に働く資格がある
IT業界には、職種ごとに役立つ資格が多数存在します。取得した資格は、自身のスキルや知識を証明できるため、キャリアアップや給与アップのチャンスにつながります。
IT業界への就職に、取得必須の資格は基本的にありませんが、資格を所持していれば未経験でも就職活動を有利に進められる可能性が高いでしょう。
また、資格取得を通じてスキルや知識を証明するだけでなく、学習意欲の高さを企業にアピールできます。
IT業界の主な職種と仕事内容
IT業界の主な職種として、以下の5つが挙げられます。
- システムエンジニア
- プログラマー
- プロジェクトマネージャー
- ITコンサルタント
- プロジェクトリーダー
ここからは、上記5つの職種について、それぞれの特徴や仕事内容などを詳しく解説します。
システムエンジニア
システムエンジニアは、クライアントの要望をヒアリングし、最適なシステムを開発する役割を担います。プロジェクトの現場において、システム設計やプログラミングの業務を担当するのが主な仕事です。
企業規模によっては、システムエンジニアがプログラミングとプロジェクトリーダーの両方の役割を担うケースもあり、幅広いスキルと責任感の強さが求められます。
プログラマー
プログラマーは、システムエンジニアが設計したシステムを実際にプログラミングするのが仕事です。
基本的に、新人は通常プログラマーから始まり、実務を通じて技術や知識を身に付けます。使用言語はJavaやPHPなど多岐にわたり、担当する仕事によって異なります。
プログラミングスキルの習得には、相応の学習時間と努力が必要です。日々コツコツ学び続けられる人、集中力に自信のある人が向いている職種です。
プロジェクトマネージャー
プロジェクトマネージャーは、ITシステムの開発において、顧客のニーズを理解し、適切なシステムの規模と機能を決定します。それに基づき、予算やスケジュールを策定し、必要なチームを結成してプロジェクトを進めていきます。
プロジェクトマネージャーの仕事内容をまとめると、以下のとおりです。
- システム開発計画の策定
- プロジェクトチームの編成
- プロジェクトの推進・管理
- チーム内の対人関係を円滑にするサポート
- 問題点や改善点の検証
このように、プロジェクトマネージャーの仕事内容は多岐に渡ります。組織力とコミュニケーション能力を備え、チームをリードしつつ、目標達成に向けて計画的に行動できる人に向いている仕事といえます。
ITコンサルタント
ITコンサルタントは、企業のIT戦略を策定し、システムを最適化することで、ビジネスの成功に貢献する役割を担います。
ITコンサルタントの主な仕事内容は、以下の3つに分けられます。
- ヒアリング・分析
- 提案
- マネジメント
クライアント企業が抱える課題を正確につかむための理解力、最適な企画を立案できる論理的思考能力が求められます。
プロジェクトリーダー
プロジェクトリーダーは、開発プロジェクトの現場責任者としてチームを指揮し、目標達成へ導く重要な役割を担います。クライアントとの折衝や全体像の把握はプロジェクトマネージャーに任せ、リーダーは現場に密着し、技術面や進捗管理に注力します。
金融や医療系など専門性の高い分野では、高収入を得られるケースも多く、キャリアパスの目標にしている人も少なくありません。
IT業界に就職するメリット
IT業界に就職するメリットは、以下の3つです。
- 平均年収が高い
- 手に職を付けられる
- 成果報酬で自分の実力を評価してもらえる
ここからは、上記3つのメリットについて、それぞれ詳しく解説します。
平均年収が高い
IT業界に就職するメリットは、平均年収が高い点です。他の業界と比べても高い水準を誇るIT業界。経験やスキルを積むことで、年収1,000万円超えも夢ではありません。
IT業界は、年収アップのチャンスが豊富です。技術革新のスピードが速いため、常に新しいスキルを学ぶことで、自分の価値を高められます。
著しく成長し続けるIT業界だからこそ、高収入とキャリアアップの両方を叶えられます。
手に職を付けられる
手に職を付けられるのも、IT業界に就職するメリットの一つです。
プログラミングやWebデザイン、ネットワークエンジニアなど、さまざまな職種があり、自分の興味や強みに合ったスキルを磨けます。
ITスキルは幅広い業種で活かせるため、将来的に転職もしやすくなり、安定したキャリアを築けるのが魅力です。
成果報酬で自分の実力を評価してもらえる
IT業界は、成果報酬制度を導入している企業が多く、自分の努力次第で高収入を得られるのが魅力です。
目標達成に向けて努力した結果が、給与や評価にそのまま反映されるため、モチベーションも高まりやすく、やりがいを感じながら働けます。
自分の力を試したい、能力を存分に発揮したい方に、IT業界への就職をおすすめします。
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IT業界に就職するデメリット
IT業界に就職するデメリットとして、以下の3つが挙げられます。
- 情報をアップデートし続ける必要がある
- 休日出勤や残業が多い
- 稼げるまでに時間がかかる
ここからは、上記3つのデメリットについて、それぞれ詳しく解説します。
情報をアップデートし続ける必要がある
IT業界は、技術革新のスピードが速く、常に新しい情報やスキルを習得し続ける必要があります。
最新の情報を取り入れ、自身のスキルをアップデートし続けなければ、時代に取り残されてしまう可能性も少なくありません。
しかし、向上心と学習意欲がある方にとって、IT業界は常に新しいことに挑戦できる魅力的な業界です。
休日出勤や残業が多い
IT業界は、プロジェクトの納期や顧客対応の都合により、休日出勤や残業が発生しやすい傾向にあります。
職種によっては長時間労働が常態化している場合も多く、ワークライフバランスを保つのが難しいと感じる人も少なくありません。
しかし、近年では働き方改革の取り組みが進み、残業時間を減らす企業も増えています。IT業界への就職を検討している方は、ワークライフバランスを意識しながら、自分に合った企業を見つけることが重要です。
稼げるまでに時間がかかる
IT業界は、スキルや経験を積み重ねることで高収入を目指せる反面、収入アップまでに時間がかかるデメリットもあります。
未経験の場合は、まず基礎知識やスキルを習得する必要があります。初期の年収は低いケースが多く、成果が出るまでに時間がかかることへの覚悟が必要です。
しかし、焦らずに学習を続け、経験を積むことで徐々に年収を上げられます。IT業界で高収入を目指すには、長期的な視点を持つことが大切です。
未経験からのIT業界への就職を成功させる方法
未経験からIT業界就職を成功させる方法は、以下の3つです。
- 就活エージェント・サイトを利用する
- ITに関する資格を取得する
- ポートフォリオを作成する
ここからは、上記3つの方法について、それぞれ詳しく解説します。
就活エージェント・サイトを利用する
未経験からIT業界への転職を目指すなら、就活エージェント・サイトの利用をおすすめします。
就活エージェント・サイトによっては、豊富な求人から自分に合った案件を紹介してくれるだけでなく、面接対策や履歴書・職務経歴書の添削など、就職活動をトータルサポートしてくれます。
また、IT業界に特化したエージェントであれば、業界知識や企業とのネットワークも豊富で、より的確なアドバイスを受けられるでしょう。一人で転職活動をするのが不安な方、より多くの情報を得たい方は、転職エージェント・サイトの利用を検討してみてください。
ITに関する資格を取得する
未経験でIT業界を目指す方には、ITに関する資格を取得するのもおすすめします。
資格の取得は、IT業界未経験者が学習意欲や熱意を証明するのに効果的です。就職活動でのアピールポイントとして役立つでしょう。
ITに関するおすすめの資格は、以下のとおりです。
- ITパスポート
- 基本情報技術者試験
- 応用情報技術者試験
- ITIL認定資格
- MOS
SMSデータテックでは、基本情報技術者試験やITIL認定資格などの資格取得を、入社前からサポートしています。その他にも、研修や資格取得時の祝い金などさまざまなメリットがあります。
興味のある方は、SMSデータテックのコーポレートサイトをチェックしてみてください。
ポートフォリオを作成する
ポートフォリオとは、 自身のスキルや経験、過去の成果を具体的に示す資料 のことです。
未経験者がIT業界に挑戦する場合、実務経験がないことが不利になるケースもあります。
ポートフォリオを作成すると、自分のスキルや経験を具体的にアピールでき、企業側に向上心や熱意を伝えられます。
ポートフォリオには、自作のWebサイトやアプリ、プログラミング作品などを掲載するのがおすすめです。未経験であっても、積極的に学習に取り組む姿勢、IT業界への強い意欲をアピールすることで、就職活動を成功に近づけられるでしょう。
IT企業を選ぶ際のポイント4選
IT企業を選ぶ際のポイントとして、以下の4つが挙げられます。
- 入社後にスキルアップを目指せる
- 離職率が低い
- 企業規模や平均年収
- 扱うソフトウェアの種類
ここからは、上記4つのポイントをそれぞれ詳しく解説します。
1.入社後にスキルアップを目指せる
IT企業を選ぶ際には、入社後にスキルアップを目指せる環境であるかどうかを重視しましょう。ITに関するスキルや知識をアップデートするには、日々の学習が欠かせません。
企業によっては、定期的なトレーニングや教育プログラムなど、社員の教育に力を入れています。将来的なキャリアアップを見据えて、社内でスキルアップができる企業を選ぶことが大切です。
2.離職率が低い
長く働き続けられる環境を選ぶには、離職率の低さも重視すべきポイントです。
離職率が低い企業は、社員を大切にしている傾向があり、働きやすい環境が整っている可能性が高いです。また、優秀な人材が定着していることが多く、スキルアップの機会にも恵まれやすいでしょう。
離職率を調べる際には以下を利用するのがおすすめです。
- 就職四季報
- ハローワーク
- 帝国データバンク
- 就職エージェント
- 有価証券報告書
安定した職場でキャリアアップを目指したい方は、離職率の低さを企業選びの基準の一つとして、重視してみてください。
3.企業規模や平均年収
IT業界は、企業規模や業種によって年収に差があります。高収入を目指すのであれば、平均年収が高い企業を選ぶのがおすすめです。
一般的に、大企業や上場企業の方が、中小企業よりも平均年収が高い傾向にあります。ただし、企業規模や平均年収だけにとらわれず、ワークライフバランスやキャリアパスなども考慮し、総合的に判断することが大切です。
企業規模や平均年収の調べ方としては、有価証券報告書や金融庁が運営するホームページ「EDINET」「Yahoo!ファイナンス」が挙げられます。平均年収やワークライフバランスなどは、企業の口コミサイトや先輩社員に聞くと、よりリアルな情報を得られます。
4.扱うソフトウェアの種類
企業選びでは、企業が扱うソフトウェアの種類にも着目しましょう。
企業で利用するソフトウェアによる分類は、仕事内容や将来的なキャリア形成に影響します。ソフトウェアの種類を把握できれば、自分が今後どのように成長できるのか、ある程度わかるでしょう。
代表的なソフトウェアには、例えば以下のようなものがあります。
- オープン系
- 汎用系
- 組み込み系・IoT
- 工場・FA系
企業が扱うソフトウェアを今後どのように活かせるのか、想像しながら企業を選択することが大切です。
まとめ
今回は、今後さらなる需要が見込まれているIT業界の就職事情や、未経験者でも就職を成功させられる方法について詳しく解説しました。
IT業界は、常に新しいスキルや技術が求められ、チャレンジし続けられる環境が整っています。また、努力次第では、未経験からでも年収1000万円を目指せる夢のある業界です。
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- OJT制度があり初心者でも安心
- チームで協力し合って仕事ができる
- 仕事もプライベートも充実◎
- 世の中になくてはならないシステムに携われる
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