就活の基本的なやり方と内定を獲得するためのコツを徹底解説

コラム
#IT基礎知識
#ITエンジニア

就職活動には、エントリーシートや企業研究など、さまざまな準備や戦略が必要です。これから就職活動を始める方の中には「何から始めるべきかわからない」という方も少なくないでしょう。

この記事では、基本的な就活の流れから内定を獲得するための具体的なコツまで、詳しく解説します。
就活を成功させるためのポイントを知りたい方、効率よく就職活動を進めたい方はぜひ、参考にしてください。

内定獲得までのスケジュールと時期ごとにすべきこと

就活を始めるにあたって、何からすべきかわからず、なかなか一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
以下では、一般的な企業の採用スケジュールとその時期にやるべきことをまとめます。

以下を参考に、計画的に就活を進めていきましょう。

大学3年生

就活生の動き

・6〜9月:夏インターン参加
・10〜2月:秋・冬インターン参加

企業の動き

・6〜9月:夏インターン開催・採用広報・説明会の設計
・10〜12月:秋・冬インターン開催・来期の採用要件固め
・1〜2月:採用体制を整備

やること

・6〜7月:自己分析・業界研究・夏インターン応募・面接練習・テスト対策
・8〜9月:夏インターン参加・秋、冬インターンの準備・OB訪問
・10〜12月:秋、冬インターン参加・ベンチャー早期選考
・1〜2月:選考に向けた業界研究・面接対策

大学4年生

就活生の動き

・3〜5月:エントリー・説明会参加・ES提出
・6〜9月:選考
・10月:内定式

企業の動き

・3〜5月:説明会開催・選考準備
・6〜10月:選考・内定出し・内定者フォロー・入社前研修

やること

・4〜10月:本選考に参加・夏、秋採用応募・内定承諾

ただし、企業によりインターンシップや説明会などのスケジュールが異なるため、事前に確認して準備することが大切です。記事後半の「就活成功のためのチェックリスト13選」もあわせて、参考にしながら進めてください。

就活のやり方5つのステップ

就活でやるべき5つのステップは、以下の5つのとおりです。

  • 自己分析
  • 企業研究
  • 企業・合同説明会に参加
  • 履歴書・ESの準備
  • 面接練習

ここからは、上記5つのステップをそれぞれ詳しく解説します。

1.自己分析

就活のはじめのステップは、自己分析です。

就活において、まず自分自身をよく理解することが重要です。自己分析では、過去の経験を振り返り、そこから何を学び、どのように成長してきたのかを分析します。

また、単に過去の出来事を振り返るだけでなく、自分の強みや弱み、価値観、興味を具体的に書き出し、自分自身の軸を明確にすることが重要です。

自己分析は、就活の土台となる重要なステップ。自分でも知らなかった自分を知れるチャンスです。一人で自己分析が難しければ、家族や友人に相談してみてください。

2.企業研究

自分への理解を深めたら、続いては企業研究を行います。企業研究は、志望企業について深く理解するための重要なプロセスです。

企業の理念、事業内容、社風、業界での立ち位置などを調べ、自分がその企業でどのように貢献できるのかを具体的にイメージすることが大切です。

企業研究の方法は、以下のとおりです。

  • 企業ホームページやパンフレット
  • 会社説明会・セミナー
  • OB・OG訪問

なるべく多くの情報を集め、自分にとって最適な企業を見つけましょう。

3.企業・合同説明会に参加

企業・合同説明会は、情報収集や企業担当者と直接交流できる貴重な機会です。開催されている説明会には、なるべく参加することをおすすめします。

企業・合同説明会では、求人募集をする多くの企業が集まり、それぞれの事業内容や求める人材像などを紹介しています。企業ブースをまわり、資料を集めたり担当者と話をしたりすることで、幅広い情報を効率的に収集できるでしょう。

また、企業・合同説明会は、これまで知らなかった企業と出会うチャンスでもあります。興味のある業界や職種だけでなく、思いがけない企業との出会いから、新たなキャリアプランが生まれる可能性にも期待できます。

4.履歴書・ESの準備

ある程度、選考を希望する企業が絞れてきたら、履歴書やESの準備を始めましょう。

履歴書とESの概要は以下のとおりです。

・履歴書:氏名、学歴、職歴などを簡潔にまとめたもの
・ES(エントリーシート):企業ごとにフォーマットが異なる自由記述形式の書類で、志望動機や自己PRなどをアピールするもの

履歴書・ESを作成する際には、誤字脱字がないよう十分に注意し、読みやすくわかりやすい文章を心がけましょう。また、企業の求める人物像を意識して内容を記載することで、より高い評価を得られます。

5.面接練習

一般的に、企業の選考では面接が実施されるため、事前の面接練習は欠かせません。
面接は、企業との対話をとおして、自分の能力や経験をアピールし、熱意を伝える場です。しかし、面接が苦手で本番に緊張しすぎて実力を発揮できない方も少なくありません。

そこで、おすすめなのが面接練習です。想定される質問に対する回答を準備したり、声に出して練習したりすることで、本番でのスムーズな受け答えスキルを身に付けられます。
面接練習を繰り返すことで自信がつき、落ち着いて面接に臨めるでしょう。

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効率よく就活を進めるコツ

効率よく就活を進めるコツとして、以下の3つが挙げられます。

  • 複数のインターンシップに参加
  • 就活サイト・エージェントを利用
  • 自己PRのレパートリーを複数作成

ここからは、上記3つのコツをそれぞれ詳しく解説します。

複数のインターンシップに参加

就活を効率よく進めたいなら、複数のインターンシップに参加しましょう。

インターンシップでは、実際に企業で仕事をし、業界や企業、職種をより深く理解できます。また、複数の企業のインターンシップに参加することで、それぞれの企業を比較し、自分に合う企業を明確にできます。入社後のミスマッチを最小限に防げるでしょう。

インターンシップ参加中は、担当者や社員と積極的に交流し、人脈を広げることが大切です。インターンシップを通じて得た実務経験や人脈は、本選考の際に役立てられるでしょう。

就活サイト・エージェントを利用

就職を効率的に進めるには、就活サイト・エージェントの利用もおすすめです。

就活サイト・エージェントを利用すると、豊富な求人情報を手軽に閲覧でき、自分に合った企業を見つけやすくなります。さらに、エージェントからは、履歴書の書き方や面接対策などのアドバイスを受けられるため、選考の準備を効率的に行えるのが魅力です。

多忙なスケジュールの中でも、プロのサポートを活用することで、効率的かつ効果的に就活を進められます。

自己PRのレパートリーを複数作成

自己PRのレパートリーを複数作成するのも、就活をうまく進めるコツの一つです。
異なる企業や業界に合わせて自己PRを調整すると、各企業の選考でより効果的に自分をアピールできます。
準備している自己PRを、各企業で使いまわすのではなく、企業の求める人物像や雰囲気に合わせて使い分けることが大切です。自己PRは3〜5種類作っておくと、対応力がアップするでしょう。

就活の心構え3ヶ条

就活を行う際に押さえておくべき心構え3ヶ条は、以下のとおりです。

  • 周りと比べない
  • 最後まであきらめない
  • ときには周りに相談する

ここからは、上記3つの心構えについてそれぞれ詳しく解説します。

周りと比べない

就職活動では、焦りや不安から周りの人と比べてしまう方は少なくありません。しかし、他人と比べてしまうことでマイナスの思考を生み、本来の力を発揮できなくなってしまう可能性があります。
大切なのは、自分自身の価値観や目標と向き合い、自分軸で就活を進めることです。
周りの進捗や結果に惑わされず、自信を持って自分のペースで進めましょう。

最後まであきらめない

就職活動中には、なかなか思うように進まず、自信をなくしてしまう方も多くいるでしょう。
しかし、就活の心構えとして、最後まであきらめないことが大切です。就活は、時に困難で予想外の結果が続くこともありますが、粘り強く挑戦し続けることで成功への道が開けます。
あきらめず、目標に向かって前進し続ける姿勢を大切にしましょう。うまくいかなかった選考や面接のフィードバックを活用し、自分を磨き続けて新たなチャンスをつかんでください。

ときには周りに相談する

就職活動をする上で、ときには周りに相談することも重要です。
就活は、一人で悩みを抱え込んでしまう人が多いですが、家族や友人、先輩、キャリアセンターのスタッフなどに話を聞いてもらうと気持ちが楽になります。悩みや不安を共有することで、心が軽くなり、モチベーションを維持しやすくなるでしょう。

また、新しいアドバイスや視点が得られるため、自分に合った選択肢を見つけるヒントになる可能性も。一人で抱え込まず、周りのサポートを活用しましょう。

就活成功のためのチェックリスト13選

就活を成功させるためのチェックリストを、以下の表にまとめます。

  チェックリスト ポイント
☑︎ 就活に必要なものを揃える 就活で必要なスーツや靴、バッグなどを買い揃える。証明写真や履歴書もなるべく多く準備しておくと役立つ。
☑︎ 就活情報の収集 就職サイトやエージェントを活用して、イベントや合同説明会などの情報を収集する。
☑︎ ビジネスマナー対策 身だしなみや面接の際のノック回数など、就活の一般常識と基本のマナーを対策する。
☑︎ 自己分析 過去の経験やスキルを書き出し、自分の強みや弱みを明確にする。就活サイト・エージェントなどの自己分析ツールを活用するのもおすすめ。
☑︎ 業界・企業研究 企業のホームページやパンフレットを活用して企業のビジョンや目標を理解する。会社説明会やセミナーへの参加もおすすめ。
☑︎ OB・OG訪問 大学のキャリアセンターや企業説明会でOB・OGからアドバイスをもらう。身近な大学の先輩に質問するのも効果的。
☑︎ 説明会参加 企業の説明会日程が提示されたら申し込む。人数制限が設けられている場合もあるため、なるべく早めの申し込みがおすすめ。
☑︎ 履歴書・ES準備 履歴書・ESに、自分の強みや経験を分かりやすくまとめる。企業ごとに自己PRなどを使い分けるのもポイント。
☑︎ エントリー 興味のある企業があればなるべく早めにエントリーする。エントリー数が多いと、受付を締め切られる可能性があるため、注意が必要。
☑︎ 選考(筆記試験) 事前に問題集や過去問で対策し、出題傾向を把握することが重要。
☑︎ 選考(面接) 面接練習を重ね、自信を持って面接に挑む。ノックの回数やコート、カバンの置き場所など、面接時のマナーを予習しておく。
☑︎ 内定 内定を承諾したら、入社に向けて研修や懇親会に参加。就業にあたり資格取得が必要な場合は、早めに勉強を始める。入社まで気を抜かず、しっかり準備をする。

上記、チェックすべき項目をまとめましたが、企業によっては筆記試験がなかったり、面接回数が複数行われたりする場合があります。

エントリーから内定の流れまで、各企業ごとに確認することが大切です。

まとめ

今回は、これから就活を始める方に向けて、就活の一般的なスケジュールと進め方について詳しく解説しました。
人生の岐路でもある就職活動だからこそ、十分に準備や対策をして挑むことが大切です。
しかし、就活ではうまくいかない出来事も少なくないでしょう。結果一つひとつに一喜一憂せず、失敗を糧に内定を目指して前向きに進み続けることが大切です。

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