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女性にエンジニアは向いていないなんてウソ!女性エンジニアになるためのステップ
エンジニアと聞くと「女性にはエンジニアは向いていないのでは…?」「エンジニアの仕事は難しそう…」など、ネガティブなイメージを持つ方もいるのではないでしょうか。実際、エンジニアとして活躍している女性も少なくありません。
今回は、女性がエンジニアとして成功するための具体的なステップやポイントを紹介します。エンジニアへの就職や転職をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
女性がエンジニアに向いていないと言われる理由
女性がエンジニアに向いていないと言われる理由として、以下の3つが挙げられます。
- ライフステージが変化しやすい
- 男性的思考が有利という潜在意識
- 女性エンジニアが少ない
ここからは、上記3つをそれぞれ詳しく解説します。
ライフステージが変化しやすい
結婚や出産など、女性は男性よりもライフステージが変化しやすいため、どうしてもエンジニアを続けるのが難しいというイメージを持たれます。従来では、家事や育児は女性がするものという考えが強く、結果的に仕事と家庭のどちらかを選ばざるを得ない状況がありました。
しかし、現在では女性の社会進出が進み、フレックスタイム制度やリモート勤務など、柔軟な働き方が導入されています。これにより、ライフステージに応じた働きやすい環境が整いつつあり、エンジニア業界でも「女性はエンジニアに向いていない」という古い偏見は減少傾向にあります。
男性的思考が有利という潜在意識
女性がエンジニアに向いていないと言われる理由の一つに、「男性的思考がエンジニアには有利」という、潜在的な偏見があります。
エンジニアは、論理的思考や問題解決能力が求められる一方、「女性は感情的で論理的でない」と、誤った認識をされがちです。しかし、現在では性別による脳の特性が異なるという考えには科学的な裏付けがなく、むしろ成長過程や環境に基づく個人差の方が信頼性が高いとされています。
性別に関わらず、多様な考え方が求められるため、こうした先入観を払拭し、女性にも平等なチャンスが提供されるべきです。
女性エンジニアが少ない
引用:一般法人「情報サービス産業協会|2023年版 情報サービス産業 基本統計調査」(29ページ)
女性エンジニアの数が男性に比べて少ないため、その割合だけを見て「女性に向いていない」というイメージを持たれやすいです。
例えば、一般社団法人の情報サービス産業協会の調査によると、2023年時点でエンジニア職に占める女性の割合は22.6%です。しかし、近年では女性エンジニアが徐々に増加しており、今後さらにその割合が拡大することが期待されています。
エンジニアに向いている女性の性格
エンジニアに向いている女性の性格は、以下のとおりです。
- 論理的思考能力がある
- 好奇心旺盛
- チームで作業するのが好き
ここからは、上記3つをそれぞれ詳しく解説します。
論理的思考能力がある
エンジニアの仕事には、システムやプログラムの開発において高い論理的思考が求められます。
論理的思考は、システムの要件定義や設計、プログラミングといった一連の工程において、効率的な開発プロセスを構築するために欠かせません。また、開発中に発生したトラブルに対しても、論理的思考に基づいて原因を究明できれば、効果的な解決策を導き出せるでしょう。
好奇心旺盛
好奇心旺盛な女性は、エンジニアに向いているといえるでしょう。エンジニアは、新しい技術や知識を常に学び続ける必要があるため、好奇心を持って取り組めることが大切です。
好奇心のある人は、最新のITトレンドや技術を素早くキャッチし、自分のスキルアップにつなげられます。また、トラブルが起きた際にも、既存の解決策にとらわれず多角的な視点から問題解決できるでしょう。
チームで作業するのが好き
チームで作業するのが好きな方も、エンジニアに向いています。企業で働くエンジニアは、一般的に複数人のチームでプロジェクトを進めるため、チームメンバーとのコミュニケーションや協力が不可欠です。
チームで作業するのが好きな人は、積極的に意見交換をしながら円滑に業務を進めるのが得意です。また、効果的な意思疎通により、ミスを減らし業務の進捗に応じた分担で作業効率も向上するでしょう。
女性がエンジニアになるメリット
女性がエンジニアになるメリットとして、以下の3つが挙げられます。
- 柔軟な働き方ができる
- 手に職がつくため休職しても復帰しやすい
- 高収入を目指せる
ここからは、上記3つのメリットについてそれぞれ詳しく解説します。
柔軟な働き方ができる
エンジニアは、比較的柔軟な働き方が可能で、子育てや家事と仕事を両立しやすいのが魅力です。
IT業界には、リモートワークや在宅勤務、フレックスタイム制など、社員にとって働きやすい環境作りに力を入れている企業が多くあります。もちろん、企業や職種によりますが、エンジニアとして仕事と子育てを両立している女性が増えています。
手に職がつくため休職しても復帰しやすい
エンジニアは、スキルと経験さえあれば、出産や育児によるキャリア中断から復帰しやすい点が魅力の一つです。とくに、専門性の高いエンジニアは企業にとって貴重な人材であるため、一度現場を離れても歓迎されるでしょう。
高収入を目指せる
エンジニアは、他の職種と比較しても平均年収が高いのが特徴です。
経済産業省の「IT関連産業給与等に関する実態調査結果」の調査によると、システムエンジニアやプログラマーの平均年収は589.6万円という結果が出ています。これは、国税庁の調査による日本の全体的な職種の平均年収458万円を上回っているのがわかります。
また、エンジニアの多くの企業では、実績やスキルで評価されることも多いため、男女問わず努力次第で年収1,000万円も夢ではありません。
引用:経済産業省「IT関連産業給与等に関する実態調査結果」
引用:国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査」
エンジニアになるためのステップ
エンジニアになるための3つのステップは以下のとおりです。
- 未経験でも挑戦しやすい職種を知る
- 資格の取得を目指す
- 転職支援サービスを利用する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.未経験でも挑戦しやすい職種を知る
未経験からエンジニアを目指す場合、挑戦しやすい職種を知ることが重要です。
IT業界では人手不足が深刻で、未経験者の採用を強化している企業も多くあります。しかし、採用されても、実務経験がないと難易度の高い職種に直面することがあります。未経験者におすすめの職種は以下のとおりです。
- システムエンジニア
- Webエンジニア
- プログラマー
- IT事務
- IT営業
- ヘルプデスク
未経験者からでも始めやすい職種から挑戦し、基礎をしっかり固めながらステップアップしていくことが大切です。
2.資格の取得を目指す
エンジニアとして目指す職種が決まったら、その職種に関連する資格の取得を目指しましょう。
エンジニアの仕事に必須の資格はありませんが、資格を取得することでキャリアアップやスキル向上に大いに役立ちます。また、未経験でエンジニアを目指す場合でも、資格の取得により仕事への熱意や学習意欲をアピールできます。
3.転職支援サービスを利用する
エンジニアへの転職を効率的に進めたい方には、転職サイトやエージェントなどの利用をおすすめします。これら転職支援サービスでは、未経験可能な案件や非公開求人など、自分ではなかなか見つけられないような案件に出会えます。
また、必要書類の添削や面接練習など、サービスによりさまざまなサポートを受けられるのも魅力です。
女性が未経験からエンジニアを目指す方法
女性が未経験からエンジニアを目指す方法として、以下の3つが挙げられます。
- ITスクールに通う
- 独学で勉強する
- ITに関する資格を取得する
ここからは、上記3つの方法についてそれぞれ解説します。
ITスクールに通う
未経験からエンジニアを目指すなら、ITスクールに通うのがおすすめです。
ITスクールでは、プログラミングの基礎から応用まで、実践的なスキルを体系的に学べるカリキュラムが用意されています。経験豊富な講師から直接指導を受けられ、より深い理解と実践力を身に付けられるでしょう。
また、多くのITスクールでは、ポートフォリオ作成のサポートや就職支援も行っています。企業が求めるスキルを身に付けるだけでなく、自信を持って就職・転職活動にはげめるよう、万全なサポート体制が整っています。
独学で勉強する
エンジニアは、独学でも目指すことができます。
近頃では、無料で利用できる動画や学習プラットフォームが豊富に揃っており、パソコンさえあれば簡単に学習を始められます。また、学習の成果を可視化するために、ポートフォリオの作成も積極的に行いましょう。
実際に開発したWebサイトやアプリケーションなどをまとめたポートフォリオは、就職・転職活動において、スキルをアピールできるツールとなります。なるべく費用を抑えたい方、自分のペースで学習を進めたい方には、独学での学習方法がおすすめです。
ITに関する資格を取得する
ITに関する資格は、ITスキルを客観的に証明するだけでなく、企業へのアピールにつながります。中でもIT未経験者へのおすすめ資格は、以下のとおりです。
- ITパスポート
- MOS
- 基本情報技術者試験
- 応用情報技術者試験
- C言語プログラミング能力検定
資格の勉強を通して、ITの基礎知識を体系的に学ぶことができ、エンジニアとしての自信にもつながります。ただし、資格取得はゴールではありません。 資格取得後も常に新しい技術を学び、スキルアップし続けることが大切です。
女性がエンジニアに就職する際にチェックすべきポイント
女性がエンジニアに就職する際に、チェックすべきポイントは以下の3つです。
- 女性が活躍できる環境であるか
- ライフステージの変化に対応してもらえるか
- 柔軟な働き方が可能か
ここからは、上記3つのポイントをそれぞれ解説します。
女性が活躍できる環境であるか
女性がエンジニアに就職する際、その企業に女性が活躍できる環境が整っているかどうかをチェックしましょう。女性が活躍している職場の特徴は、大きく分けて以下の3つです。
- 女性が管理職をしている
- 男性と女性が同じ仕事をしている
- 意思決定のプロセスに女性が関与している
これらの条件を満たす企業を基本とし、自分が安心してキャリアを築ける職場かどうかを見極めることが重要です。
ライフステージの変化に対応してもらえるか
将来的に出産などをお考えの女性は、産休や育休の制度が整っているかどうか、産休や育休後にスムーズに復職できるかをチェックしましょう。
近頃では、男女問わず育休を取得できる企業が増えてきていますが、復帰のしやすさは企業により差があります。産休・育休取得はもちろん、時短勤務制度の有無や、時短勤務時の雇用形態、業務内容の変化など、事前に確認しておくことをおすすめします。
柔軟な働き方が可能か
結婚や出産など、人生の大きな転機を迎える女性にとって、仕事とプライベートを両立できる環境かどうかは、キャリアを考える上で非常に重要な要素です。
時短勤務、リモートワーク、フレックス勤務など、柔軟な働き方ができる企業は、出産や育児などのライフイベントが発生しても、安心して続けられる環境が整っています。このような企業を選ぶことで、長期的な視点で働き続けられ、理想のキャリアを築くことができるでしょう。
まとめ
今回は、エンジニアを目指す女性に向けて、エンジニアになるためのステップやポイントを幅広く紹介しました。エンジニアといえば「男性の仕事」というイメージが強いですが、年々エンジニアとして活躍する女性は増加傾向にあります。
必要なスキルを身に付け、就職・転職活動に向けて万全な準備に取り掛かりましょう。
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