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クラウドセキュリティとは?ポイントやリスクを徹底解説
今となっては身の回りのWebサービスに当たり前のようにクラウド技術が使われていますが、セキュリティ面で不安を感じる方も多いようです。
特に、企業にとっては自社のクラウドサービスから個人情報が漏洩してしまったり、外部から侵入されたりすると大変なことになってしまいます。
そこで本記事では、クラウドのセキュリティを強化する「クラウドセキュリティ」という概念とリスクについてご紹介します。
目次
クラウドセキュリティとは
クラウドセキュリティを簡単に説明すると、クラウドサービス上に保管されているデータを保護するためのセキュリティ対策といえます。
従来のサービスの多くは、ネットワーク機器やクライアント端末を保護することで、外部からのアクセスが防げました。
しかし、クラウド技術の普及によって、さまざまな経路でデータにアクセスすることが可能になった結果として、セキュリティ対策の必要性がより重要になっているのです。
クラウドセキュリティが広まった背景
上記で解説したように、クラウドサービスを利用しているWebサービスやアプリケーションは従来のサービスよりも情報漏洩などのリスクが高まっています。
そういった中で、大規模な個人情報の流出事件が発生したり、ハッキングによって機密情報が盗み出されたりといった事件が頻発しました。
こうした背景の中で、クラウドサービスのセキュリティ対策の必要性が叫ばれるようになり、クラウドセキュリティが広がっていったのです。
クラウドとオンプレの比較
クラウドとよく比較する概念として「オンプレミス」がありますが、両者はどういった違いがあるのでしょうか。
最も大きな違いは「データの保管場所」です。
クラウドの場合、データの保管はクラウドサービスを提供している事業者側で行われているのに対し、オンプレミスでは自社のサーバー内にデータを保管するケースが一般的です。
オンプレミスと比較してクラウドの場合、データの保管が自社以外の場所にも存在するため、それに伴ってセキュリティを強固にする必要があります。
クラウドのセキュリティリスク
クラウドを利用したサービスには、クラウドセキュリティガイドラインにて以下のようなリスクが叫ばれています。
どういったリスクがあるのかをしっかりと認識し、対策を行っていきましょう。
クラウドセキュリティガイドラインで言及されているリスク
クラウドセキュリティの必要性が叫ばれる中で、2011年4月に経済産業省によって、情報セキュリティに関する指針をまとめた「クラウドセキュリティガイドライン」が発表されました。
クラウドセキュリティガイドラインでは、以下の4つのリスクについて言及されています。
- ネットワークの仮想化基盤のリスク
- インフラに関するリスク
- 外部からの攻撃によるリスク
- 外部にデータを預けるリスク
それぞれ解説します。
ネットワークの仮想化基盤のリスク
まずは、ネットワークの仮想化基盤に対するリスクが挙げられます。
仮想化とは、コンピュータリソースをソフトウェアによって抽象化してまとめたり分割したりする技術を指します。
ネットワークを仮想化することでハードウェアに依存せずにネットワークソースを柔軟に利用できますが、アクセス制御に失敗してしまうと機密情報にアクセスされてしまうリスクとなってしまいます。
インフラに関するリスク
クラウドサービスを提供するためには、サーバーやソフトウェア、ミドルウェアやOS、データベースといったさまざまなインフラを利用する必要があります。
これらの個々が分離されていればリスクは低いのですが、クラウドを介して繋がっている場合1つに侵入されてしまうと芋づる式に他のインフラに侵入されてしまうリスクがあるのです。
外部からの攻撃によるリスク
クラウドサービスの特徴として、場所を問わずアクセスが可能になる点がありますが、そのメリットが外部からの攻撃を受けやすいというリスクにつながるのです。
外部からの攻撃を防ぐためには、未知の脅威を検知してブロックする機能や、アクセスを制御する機能を活用しましょう。
外部にデータを預けるリスク
クラウド事業者側にデータを保管する関係上、会社外にデータを預けることになるため、クラウドサービスを提供している事業者による情報流出などのリスクも考えられます。
漏れてはいけない重要な情報などは外部に預けず、自社で厳重に保護するようにしましょう。
クラウドセキュリティ対策のポイント
クラウドセキュリティを実施する上で大切な3つのポイントを解説します。
外部のアクセスを監視する
クラウドサービスを提供する以上、外部からのアクセスを完全にブロックすることは難しいでしょう。
そのため、外部アクセスを監視してログを保管することがとても大切です。
万が一情報の流出があった場合に、ログが残っていればすぐに特定し追跡することが可能になります。
機密情報がクラウド上にアップロードされないようにする
一度クラウド上にデータをアップロードしてしまうと、どうしても流出のリスクが生まれてしまいます。
絶対に流出してはいけない重要な情報に関しては、そもそもクラウド上にアップロードされないよう、制限をかけておきましょう。
リアルタイムで制御する
外部からの攻撃や未知の脅威はリアルタイムで侵入が進んでいくため、リアルタイムでクラウドセキュリティを制御し、迅速に対応する必要があります。
対応が遅れてしまうと、情報の流出が広がっていき大問題につながってしまうため、可能な限りリアルタイムで制御できるようにしましょう。
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まとめ
SMSデータテックが提供しているNetskopeなら、今回紹介したクラウドのセキュリティリスクを可能な限り防ぐことができます。
個人情報を扱う必要がある方や、外部にデータを預けなくてはいけない方などはクラウドセキュリティ製品の導入を検討しましょう。
また、SMSデータテックのトータルセキュリティサービス 「CrowdStrike Falcon」×「Netskope」なら、クラウドセキュリティに限らず、エンドポイントセキュリティ等、セキュリティに関するお悩みをまるっと解決可能です。
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