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【3分でわかる】クラウドセキュリティガイドラインとは?注意点や対策も解説
クラウドサービスが広く普及したことによって、クラウドセキュリティの重要性が叫ばれています。
そういった中で、2011年に経済産業省によって「クラウドセキュリティガイドライン」が策定され、クラウドサービスのリスクやセキュリティ対策の必要性が提唱されました。
本記事では、クラウドセキュリティガイドラインとはどういったものなのか、策定内容や注意点を解説します。
目次
クラウドセキュリティガイドラインとは?
「クラウドセキュリティガイドライン」とは、2011年に経済産業省によって公表された情報セキュリティに関する指針をまとめたものです。
正式名称は「クラウドサービス利用のための情報セキュリティマネジメントガイドライン」です。
クラウドセキュリティガイドラインでは、クラウドサービスの利用者に対して気をつけるべき点やリスク、実施すべきセキュリティ対策についてまとめられています。
クラウドセキュリティガイドラインの策定内容
クラウドセキュリティガイドラインにて策定されている内容は、大きく分けて以下の2つです。
- クラウドサービスを利用する上でのリスク
- クラウド事業者を選定する上で気をつけるポイント
それぞれ解説します。
クラウドサービスを利用する上でのリスク
クラウドサービスは従来のサービスとは異なり、場所を問わずどこでも利用できるという利点がありますが、それを可能にしている影響でさまざまなリスクも孕んでいます。
具体的には以下の4つのリスクについて触れられています。
- ネットワークの仮想化基盤のリスク
- インフラに関するリスク
- 外部からの攻撃によるリスク
- 外部にデータを預けるリスク
いずれも、従来のサービスを利用している限りがあまり見られなかったリスクですので、どういったリスクがあるのかをしっかりと把握しておきましょう。
➡4つのリスクについて詳しく知りたい方はこちら
クラウド事業者を選定する上で気をつけるポイント
クラウドサービスを利用するにあたって、外部のクラウド事業者の力を借りる必要があります。
クラウド事業者を選ぶ上では、自社に必要な機能や利用目的を事前に整理しておきましょう。
その上で、自社に最も適しているクラウド事業者を選ぶことが大切です。
また、クラウドサービスを提供する事業者側に自社のデータを保管することになるため、セキュリティ対策が強固な事業者を選ぶ必要があります。
クラウドサービス利用時の注意点
クラウドサービスを利用する上では、以下の3つのポイントに注意しましょう。
- データが分散されているかどうか
- ログの管理がされているか
- SSL化通信に対応しているか
それぞれ解説します。
データが分散されているかどうか
データを1箇所のみに保管している場合、万が一データが消失してしまった際に取り戻すことができなくなってしまいます。複数のデータセンターを利用し、データを分散しておくことで万が一に備えることができます。
また、データは必ずバックアップを取るようにしましょう。
ログの管理がされているか
クラウドサービスを利用する場合、必ずアクセスログを管理しましょう。
クラウドサービスにログインしたユーザーの情報が記録されるため、不正アクセスがあったり情報の流出があったりした場合に、いつ誰がアクセスしたのかが確認でき迅速に原因を解明する手助けになります。
SSL化通信に対応しているか
現在、Webサイトの多くはSSL化と呼ばれる暗号化通信を利用しているケースが一般的です。
SSL化通信に対応していない場合、データの流出や改ざんのリスクが高くなってしまうため、必ずSSL化通信に対応しているサービスを利用しましょう。
クラウドサービスのセキュリティ対策
クラウドサービスを利用する際に、まずは以下の3つのセキュリティ対策を実施しましょう。
そうすることで、さまざまなリスクからデータを守れます。
- アクセス制御をかける
- リアルタイムでアクセスを監視する
- 機密情報をクラウド上にアップロードされないようにする
それぞれ解説します。
アクセス制御をかける
クラウド上におけるさまざまなリスクは、基本的に外部からのアクセスによる被害が大きいです。
そのため、社内で許可したアクセス以外をブロックするというアクセス制御をかけることで、リスクを回避できます。
また、ユーザー認証も同時に行うことで、より高いレベルでセキュリティの強化ができるでしょう。
リアルタイムでアクセスを監視する
クラウドセキュリティを強化するためには、リアルタイムでの監視が欠かせません。
万が一情報が流失してしまった場合でも、リアルタイムで原因を究明し追跡することで被害を最小限に抑え、データを復旧できます。
機密情報をクラウド上にアップロードされないようにする
個人情報を含むデータや、社内の機密情報はクラウド上にアップロードされないよう徹底しましょう。
どういったファイルやデータであれ、クラウド上にアップロードされてしまうと、情報漏洩や流出のリスクに晒されてしまいます。
機密情報は厳重に保護するようにしましょう。
クラウドセキュリティ製品についてのブログ紹介
「Zscalerとは?他のクラウドセキュリティ製品との比較」
まとめ
クラウドセキュリティを強化するためには、強固な対策が必要不可欠です。自社のリソースでセキュリティを強化することが難しい場合は、SMSデータテックが提供するNetskopeをご検討ください。Netskopeには、クラウドセキュリティを強化するために必要な機能が全て揃っています。
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