マルウェア対策の課題を解決!方法やポイント・注意点まで解説

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マルウェア対策の課題を解決!方法やポイント・注意点まで解説

テレワークが浸透して遠隔にあるパソコンから社内システムにアクセスすることが増えたことで、マルウェア感染のリスクが増大しています。マルウェアの手口は年々高度化していて、マルウェア対策も複雑になりつつあります。今回は、社内のシステムを守るためのマルウェア対策の課題解決の方法やポイントを解説します。経営者の方やセキュリティ・IT担当の方は、ぜひ参考にしてください。

マルウェア対策とは

マルウェア対策とは、コンピュータに深刻な被害をもたらすマルウェアから自社のコンピュータを守るセキュリティのことです。ウイルスと混同しがちですが、ウイルスとはマルウェアの一種です。マルウェアは悪意のあるソフトウェアの総称です。近年では、会社内のコンピュータが悪意あるハッカーから狙われているリスクは常にあります。会社内の機密情報、顧客や株主の個人情報が流出してしまうと被害は甚大になります。小規模な会社から上場企業などの規模の大きな企業まで、マルウェア対策は必ずおこなわなければいけません。

マルウェアとは

そもそもマルウェアとは、「malicious+software(悪意あるソフトウェア)」の略。コンピュータ内にウイルスなどの不正なプログラムやコードを仕込んで被害を与えるものです。企業のコンピュータへのマルウェア感染は、悪意のある人からのサイバー攻撃によるものであり、簡単に防げるものではありません。サイバー攻撃の方法や技術は年々高度化していて、ITに詳しい方やセキュリティを担当している方でも誤ってマルウェア感染している実情があります。

マルウェア種類と被害例

マルウェアと一言で表現されがちですが、その種類はさまざまです。「ウイルス」「ランサムウェア」「ワーム」「トロイの木馬」などです。マルウェア感染してしまうと、企業の既存システムが停止してしまったり、機密ファイルの破壊や漏洩などの被害にあってしまいます。また、システムの停止を解除する代わりに身代金を支払うなどの、直接的な被害も過去にありました。システムの停止はサービス利用者へのサービスを停止することに繋がりますし、情報漏洩は会社の信用度を著しく低下させるため、具体的な身代金の請求が無かったとしても被害総額は高額です。

マルウェア感染経路

マルウェア対策が難しいのは、その感染経路も多種多様だからです。主な感染経路は、「メール」「Web」「ファイル共有ソフト」「USBやCD等の外部メモリ」です。マルウェアはいたるところに潜んでいて、メールに添付されているファイルをプレビューしただけでも感染します。また、Web上の広告をクリックしただけで感染する可能性もあるため、Web広告を閲覧する際にも注意が必要です。外部メモリに潜んでいるマルウェアもありますので、保存データの物理的な持ち出しにも気をつけなければいけません。

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マルウェア対策方法

マルウェアの被害は甚大です。しかも、その手口は巧妙であり、きちんとした対策をしておかなければいけません。マルウェアには、その感染経路に合わせた対策を必要としています。ここからは、マルウェアへの対策方法を「システム編」「個人対策方法」に分けて細かく解説します。

システム編

マルウェア対策として、最初に手をつけなければいけないのはセキュリティがしっかりとしたシステムを構築することです。悪意のある人は常にシステムの脆弱性を狙っています。セキュリティが整っていないシステムは、常に危険にさらされていると考えてください。ここからは、システム上のマルウェア対策を解説します。

対策方法①セキュリティソフトウェアの導入

マルウェア対策の方法として必ずおこなわなければいけないことは、セキュリティソフトを社内のコンピューターに導入することです。セキュリティソフトは、社内コンピュータ―のマルウェア被害のリスクから守ってくれます。セキュリティソフトの中には無料のサービスもあります。しかし、セキュリティの質を高めるためには、有料でもサービスが充実しているソフトを選ぶべきです。有料でもサービスが充実しているソフトを導入することで、マルウェア感染による甚大な被害を避けられます。

対策方法②異常な通信へのアラーム機能を導入

異常な通信へのアラーム機能がついているソフトも導入することが必要です。マルウェアの侵入経路は、Webやメールへの添付などのさまざまな方法があります。セキュリティソフトによってシステムへの直接的な攻撃から守ることはできます。しかし、メールに添付されたファイルを開くのは、人為的な判断です。怪しいメールや通信に対しては、閲覧する前に危険性をアラームで注意喚起してくれます。アラーム機能があることで、人為的なミスも未然に防げます。

対策方法③パソコンのアップデート

セキュリティソフトの導入後は、こまめにシステムのアップロードをおこなうことも対策の一つです。セキュリティサービスを提供している会社は、常に最新の攻撃に備えるシステムを更新しています。運営側がシステムの更新をした際には、会社内のコンピュータ―も更新させます。古いままの状態だと悪意のあるハッカーによって、脆弱な部分を狙われてしまいます。最新の手口に対応するためにも、パソコンとシステムの更新は常におこなうようにしてください。

対策方法④パスワードや認証の設定

社内システムにアクセスする際のパソコンや他の端末一つひとつに、パスワードと認証の設定をきちんとおこなうことも対策方法です。一つの端末でもパスワードや認証データを盗まれてしまうと、誰でもが社内のシステムに侵入することができるようになってしまいます。パスワードや認証は、簡単なものにせず難易度を高めておくべきです。

対策方法⑤セキュリティやIT部門を作る

社内にコンピュータのセキュリティを専門としたIT部門を設けることも対策の一つとして挙げられます。マルウェア感染や悪意あるハッカーによるコンピュータ―への攻撃手口は、年々高度化されていて対応も専門的な知識を持っていなければ難しいです。また、マルウェア感染が確認された後の対処方法や復旧方法も専門的な技術と知識を要します。セキュリティと問題が起こった際の被害を最小限に抑えて復旧をスムーズにするためにも、IT専門の部署を作るべきです。

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個人対策方法

マルウェア対策には社員個人の意識改革も必要です。セキュリティソフトを導入したからといって完全に安全だとは限りません。マルウェア感染の侵入経路は、人為的なミスによるものが多いからです。ここからは、会社内で働く個人に対して注意喚起すべき点を紹介します。

対策方法①メールに添付されたファイルを容易に開かない

会社内で使用しているメールアドレスに送られてきた添付ファイルを容易に開かないのは、個人的な対策方法です。メールに添付されたファイルも、マルウェアの侵入経路です。実際にマルウェア感染してしまう場合、添付ファイルを開いてしまったという人為的なミスが多くあります。会社内でルール設定をおこなって、添付ファイルの閲覧は最小限に抑えてください。

対策方法②社内の公式連絡への素早い対応

社内の公式な連絡への素早い対応も対策の一つです。マルウェア感染が発生した際には、焦って間違った対応をしてしまうと被害を広げてしまうことになります。会社内でセキュリティを専門にしている部署からの支持を待ちます。その後、社内の公式な連絡に対して素早い対応をおこなうことで、被害を最小限に抑えられます。また、公式な連絡でシステムの更新が支持された場合も、即時パソコンの更新をおこなわなければいけません。

対策方法③社用のパソコンでWeb広告を簡単に開かない

社用のパソコンでWeb広告やポップアップ広告を開くことを中止させることも大事です。大手の広告であったとしても、Web広告やポップアップ広告には、マルウェアが仕込まれているケースがあります。Web上の広告すべてに対して注意を促しておくことで、余計な被害を避けることができます。

対策方法④システムやデータのこまめなバックアップ

社内のシステムやデータのこまめなバックアップをしておくことは、復旧のための対策になります。マルウェアやウイルスへの対策をきちんとしていても、感染してしまう可能性は残ります。感染してしまった場合は、被害を拡大させないためにもシステムやファイルの徹底的な初期化が必要です。こまめにシステムやファイルのバックアップをしておけば、初期化した後でも復旧が迅速です。

対策方法⑤情報の漏洩が会社の甚大な損失に繋がると意識する

社員一人ひとりのへの啓蒙活動も必要です。マルウェア感染による情報漏洩やシステムの停止が会社に与える影響は甚大です。しかし、この危機感を持っている末端社員は少ないのも事実です。被害が甚大になってしまう場合があることを、社員一人ひとりに認識させて責任ある仕事をしてもらうことに努めるべきです。

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マルウェア感染した際の対処法

マルウェアには、対策をおこなっているにも関わらず感染してしまうことがあります。マルウェア感染してしまっても、落ち着いて早期に対処すれば被害を拡大させることはありません。ここからは、マルウェアに感染してしまった場合の対処法を紹介します。まずは落ち着いて、対応するようにしてください。

対処方法①感染源を突き止める

マルウェア感染をしてしまった場合には、最初のステップとして感染源を突き止めることが必要です。どこから感染してしまい、どこまで感染が広がっているのか突き止めた後は社内への迅速が連絡をおこないます。例えばメールの添付ファイルによる被害の場合は、スパムメールの送付先へ通知して注意喚起しなければいけません。スパムメールを回避して被害を最小限に抑えるようにします。

対処方法②セキュリティソフトウェアでマルウェアを除去

セキュリティソフトでマルウェアを除去するのが、次のステップです。スパムメールだけではなく、不正な通信ログがないか確認してください。特にサーバーやファイアウォールには、注意して確認するべきです。サーバーやファイアウォールにマルウェア感染をした場合には、セキュリティソフトを使って原因を取り除きます。

対処方法③感染したパソコンのオフライン化

次のステップとして感染したパソコンのオフライン化をおこないます。感染しているパソコンがオンラインのままだと、さらに感染が拡大してしまう可能性もあります。まずは、感染を拡大させないためにも、感染しているパソコンを確認してオフライン化します。その後、適切な対応をしていきます。

対処方法④パソコンの初期化とデータの削除

セキュリティソフトでマルウェアを除去した後は、感染していたパソコンを初期化してすべてのファイルデータを削除します。セキュリティソフトを使用して感染除去しても、完全にマルウェアを除去できている保証はありません。少しでもマルウェアが残っていると二次的な被害も発生してしまいます。パソコンの初期化とデータの削除は必ずおこなってください。

まとめ

現在多くの企業では、コンピューターのシステムを使用しています。そのため、マルウェアやウイルス感染のリスクを軽減させるためのセキュリティは、必要不可欠です。マルウェア感染を抑えるためには、システムの整備や社員個人への注意喚起が必要です。また、セキュリティやシステムの復旧をするための部門も用意しなければいけません。マルウェアから社内のコンピューターシステムを守るためには、セキュリティ構築のための投資が欠かせません。SMSDataTechではセキュリティ面を一手に引き受けて、御社のシステムを安心して運用できるようにします。定期的なメンテナンスや専門部署の設立をするコストも抑えられます。
セキュリティ対策へのお悩みをお持ちの方はまずはお気軽にご相談ください。

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