マカフィー(McAfee)とは?評判やトラブル時の対応法まで紹介

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マカフィー(McAfee)とは?評判やトラブル時の対応法まで紹介

IT技術の発展により情報化社会が加速したことで、身の回りにはインターネットを利用したサービスで溢れるようになりました。
一方で、インターネットの脆弱性につけ込み、外部からの不正アクセスや情報流出などのトラブルも増えています。
トラブルを防ぐためにも「インターネットセキュリティサービス」の重要性が高まっていますが、今回は代表的なセキュリティツールである「マカフィー(McAfee)」について紹介します。

マカフィーとは

現在、国内にはさまざまなセキュリティソフトが存在しますが、マカフィーはその中でも利用ユーザー数が多く、国内でも人気の高いセキュリティソフトです。
セキュリティ対策にはさまざまな機能が必要ですが、マカフィー1つで全てに対応できるほど対応力があり、セキュリティ性能が非常に高いソフトといえるでしょう。

マカフィーの機能

マカフィーに搭載されている機能は主に以下のものがあげられます。

  • ウイルス対策
  • パスワードマネージャー機能
  • ファイル シュレッダー機能
  • プロテクションスコア機能
  • ファイアウォール機能

それぞれ解説します。

ウイルス対策

パソコン内の機密情報や個人情報を、外部からの不正アクセスやハッカーの攻撃から守ってくれます。

パスワードマネージャー機能

オンライン上で利用しているあらゆるパスワードを、1つの場所で安全に保存・管理してくれます。

ファイル シュレッダー機能

機密ファイルや個人情報が含まれたファイルを完全に削除し、履歴が残らないようにしてくれます。

プロテクションスコア機能

オンラインに関するセキュリティをチェックすることで、セキュリティの高さをスコア化してくれ、弱点を簡単に修正してくれます。

ファイアウォール機能

ファイアウォールを保護し、ハッカーによるホームネットワークへのアクセスをブロックしてくれます。

マカフィーの事例

実際にマカフィーを導入している企業の事例を紹介します。

株式会社東京コールドチェーンの事例

冷凍食品の販売やレストランを運営している株式会社東京コールドチェーンでは、セキュリティ対策が万全でなくチェックに時間がかかっていました。
そこでマカフィーが提供している「マカフィー SaaS エンドポイント プロテクション」を使用したところ、チェックする時間が週に1回1分程度にまで短縮され、運用が非常に楽になったそうです。
参考:特集コラム:SmaBiz! サポーターズ 飛び込み営業:ソリューション編

弘前大学の事例

青森県の国立大学である弘前大学では、情報漏洩や不正アクセスを防ぐためにOffice365に対応した、セキュリティ対策ソフトの導入を検討していました。
マカフィーが提供している「McAfee MVISION Cloud for O365」を導入したところ、不正アクセスの自動検知が可能になっただけではなく、ログのサマリーレポートの作成時間も短縮できたようです。
参考:導入事例:弘前大学

新規CTA

日本特殊陶業株式会社の事例

ニューセラミックの製造や販売の世界的なメーカーである日本特殊陶業株式会社では、クラウドサービスの利用を可視化し、シャドーIT対策を行う目的でマカフィーの「McAfee Skyhigh Security Cloud for Shadow IT(以下、Skyhigh for Shadow IT)」を導入しました。
導入の結果、7,000名を超えるユーザーのクラウドサービスの利用状況が可視化され、部門ごとに使用しているサービスの分析が可能になり、業務効率の改善に繋がったようです。
参考:日本特殊陶業株式会社、「McAfee Skyhigh Security Cloud for Shadow IT」を導入

マカフィーの口コミ

続いて、マカフィーを利用している人の口コミを紹介します。
参考:McAfee SIEMの製品情報(特徴・導入事例)
参考:活用事例

多種多様なデバイスに対応している

マカフィーは、既存の多種多少なデバイスに対応していて既存システムのログも統合できるため、ソフトの運用がスムーズに可能になりました。
今までは個別の事象に対してインシデントを判明するのに、長い時間がかかっていましたが、マカフィーを導入導入することで時間の短縮に成功しています。

徹底的な管理サービスが整っている

マカフィーというブランド名に惹かれて導入したのですが、徹底的なセキュリティ管理サービスが非常に役に立っています。
また、きめ細かいサポート体制にも満足しています。

迷惑メールやスパムを自動でブロックしてくれる

マカフィーの導入前までは、迷惑メールやスパムが大量に届いてメールのチェックが大変でした。
しかし、マカフィーを導入したことで迷惑メールやスパムを自動でブロックしてくれるため、メールチェックが非常にやりやすくなりました。

他のウイルス対策ソフトとの比較

マカフィーと他の代表的なウイルス対策ソフトを比較して紹介します。

マカフィーESETセキュリティノートン360
マルウェア対策
動作の軽さ
フィッシング対策
ファイアウォール
不正サイトブロック
価格5,980円〜(年間)5,880円〜(年間)3,550円〜(年間)

マカフィーは価格こそ他のソフトと比較してやや高いものの、セキュリティソフトの機能面では優れている点が多くあります。

マカフィー初期設定方法

マカフィー製品(今回はMac用のMcAfee AntiVirus Plusの場合)のインストール手順を紹介します。

  1. McAfeeのウェブサイトにアクセスする
  2. ダウンロードをクリックする
  3. インストーラーをダウンロードする
  4. インストーラーを実行する
  5. インストールを完了する

このようにマカフィーは操作の指示通りに実行するだけで、簡単にインストールができます。

マカフィー動作トラブル例とその対処法

マカフィーを利用中に発生するトラブルの例とその対処法をご紹介します。
以下に記載されていないトラブルが発生した場合はこちらをご確認ください。

製品のインストール中にエラー 12152 または 7305

マカフィー製品のインストール中に「12152」や「7305」といったエラーコードが出た場合、サーバーが原因でインストールが失敗したことを表しています。
その場合、ダウンロードソフトを一旦終了し、時間を置いてから再度インストールしてみましょう。
詳しくはこちら

ネットワークプリンターが正常に動かない

マカフィー製品を使用中に、ネットワークプリンターが正常に動作しない場合は、一時的にファイアウォールを無効化してみてください。
プリンターの使用後は、再びファイアウォールの設定をオンにすることを忘れないようにしましょう。
詳しくはこちら

マカフィーのロゴが含まれた怪しいメッセージが表示

マカフィーのロゴを含む「コンピュータがウイルスやマルウェアに感染しやすい可能性があります。」「ウイルスが見つかりました!パソコンが破損する可能性があります。」といったメッセージが表示される場合があります。
上記のような怪しいメッセージは、マカフィーを騙った悪質なアドウェアである可能性が高いです。
見かけてもクリックせずにブロックしましょう。
詳しくはこちら

「有効期限切れ」「登録が解除」と表示

マカフィー製品の有効期限が切れている場合に、「有効期限が切れています」と案内が出る場合があります。
画面内のタスクトレイから「契約の確認」をクリックし、有効期限が切れていないかを確認してください。
期限が切れている場合は更新しましょう。
詳しくはこちら

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まとめ

マカフィーはセキュリティ対策ソフトの中でも、利用ユーザー数が圧倒的に多く、セキュリティ機能に優れた製品です。
現在では、さまざまなセキュリティソフトがあり、何を導入すればよいか悩む機会も増えました。
マカフィー以外の製品も知りたい、または検討したい、予算的にマカフィーだと厳しいという場合はぜひSMSデータテックにご相談ください。
SMSデータテックでは「Crowdstrike」というウイルス対策ソフトをご案内しております。
セキュリティソフトの導入から運用まで一貫してサポート可能なので、ぜひ一度お問い合わせください。

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