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7月に入り暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?しっかりと水分補給をして、熱中症は避けたいところですよね、、、 さて、...
エンドポイントセキュリティにおいて、従来のアンチウイルス製品に代わり注目を集めているのが、NGAV(次世代型アンチウイルス)です。
従来型との違いや、NGAVの機能、さらには製品を選ぶ上でのポイントについて解説します。
セキュリティ担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
目次
エンドポイントセキュリティの分野で最近注目を集めているNGAVとは、Next-Generation Antivirusの略であり、次世代型のアンチウイルスソリューションのことを指します。
従来のアンチウイルスソフトウェアが、悪意のあるプログラムを検知して対処するのに対して、NGAVは、マルウェアが起こす異常な動きを監視することによって、ゼロデイ攻撃などの未知の脅威にも対応できます。
NGAVは、2010年代半ばに、エンドポイントセキュリティにおいて最も効果的なアンチウイルス技術を探していたセキュリティ企業によって開発されました。
開発元が、従来のアンチウイルスがもはや十分な保護を提供できないことに気づき、マルウェアが起こす挙動を分析することによって、より高度な脅威を検知する方法を模索したことがきっかけです。
NGAVは、従来のアンチウイルスに比べて、以下のような機能を備えています。
NGAVは、従来のアンチウイルスのように事前に定義されたパターンに基づく検知だけではなく、マルウェアが起こす挙動を監視して異常を検知できます。
これによって、未知の脅威にも対処できるようになります。
NGAVは、機械学習(マシンラーニング)を活用して、異常な挙動を分析することができます。
また、学習することで、従来の定義ベースの検出方法では検知できなかった新種の攻撃や脅威の検知も可能です。
NGAVは、ゼロデイ攻撃に対しても効果的な対策を提供します。
従来の定義ベースの検出方法では検知できなかった攻撃に対しても、挙動検知やマシンラーニングによって、迅速かつ正確に検知できます。
NGAVは、エンドポイントにおけるセキュリティ状態を分析して、異常を検知した場合には、詳細なレポートを生成します。
これによって、セキュリティ担当者は、より早く正確な判断を下し、適切な対処を行うことができます。
NGAVは、EDR(Endpoint Detection & Response)やEPP(Endpoint Protection Platform)といった、他のエンドポイントセキュリティ製品と比較されることがあります。
以下では、NGAV、EDR、EPP、DLP(Data Loss Prevention)の特徴、目的、注意点、主な製品を比較してみました。
NGAVを導入する際には、以下のポイントに注意して製品選びを行うことが重要です。
NGAV製品には、様々な検知手法があります。
例えば、シグネチャ、ヒューリスティック、機械学習、ディープラーニングなどです。
自社のセキュリティニーズに合わせた検知手法を採用している製品を選びましょう。
NGAV製品は、セキュリティ対策の一環として導入することが多いため、運用管理のしやすさも重要です。
セキュリティ担当者が効率的に運用できる機能やアラート通知、レポート機能などがある製品を選びましょう。
NGAV製品を導入する企業は、規模や業種によって異なります。
そのため、クラウド型やオンプレミス型、サブスクリプション型など、自社の環境に合わせて選べる製品を選ぶことが重要です。
NGAVは、従来型アンチウイルス製品と比較して、高度な脅威対策が可能な製品です。
より効果的なセキュリティ対策が可能にするために、NGAVを導入する際は、検知技術の種類や管理性、柔軟性などを考慮して製品を選びましょう。
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