
システム運用設計

長期間安定稼動のために、システム導入時点から運用を支援
運用設計とは
運用設計の必要性
情報システムにおいて、長期に渡り安定した運用を行うためには、システム開発フェーズの中で運用設計をきちんと行う必要があります。
設計が行われていないシステム運用の現場では、作業ミスの発生頻度が高く、技術者も属人化傾向にあり、重複作業が日常的に行われ、必要の無い作業に多くの時間を費やしてしまうなどコスト超過に繋がっていることが少なくありません。
またトラブルの発生時に迅速な対応が取れず復旧に時間がかかり、情報システムの可用性が低下することでお客様のビジネスに大きな影響を与える可能性があります。 運用設計ではそのような事態や状況の変化を捉え、運用の要件として抽出し、ITILを参照したプロセスの設計を行うことで安定運用を継続することが可能となります。
運用設計の効果
- システムの安定稼動による可用性の向上
- プロセス標準化に伴うミスや重複作業の低下によるコスト削減
- 急な変化にも柔軟に対応が可能
運用設計 成功の秘訣
SMSデータテックでは、運用設計を成功させる必要な要素は非機能要件定義を運用者が設計することであると考えています。
システム開発の現場では、試験工程などプロジェクトの途中段階からシステム運用者が参画するケースが多く、システム開発者が考えた運用設計がベースになる場合が往々にして発生します。 そもそもシステム開発とは運用工程を作成することです。運用経験者が設計段階から入ることで最適な運用工程を構築することが出来ます。
SMSデータテックでは、運用設計コンサルティングとして幅広い知識と経験を持つ運用者がプロジェクトの初期段階から参画し、クライアントや開発エンジニアとコミュニケーションをとりながら、サービス運用全体の設計をお手伝いします。
キャリアとナレッジ
システム運用者のキャリア
運用設計は、オペレーションから管理まで一連の運用業務のキャリアを積んだ者が設計業務に従事。つまり「現場がわかる」人物が手がけるようにしています。
(運用者経験事例)
オペレータ(1年目~3年目) : 金融、公共系の大規模システムにおいてオペレータ業務を遂行しグループリーダまで経験します。
運用管理(4年目~7年目) : オペレータへの作業指示、トラブル対応(調査・復旧)、システム維持管理業務、新規サービスの受け入れ、変更・リリース管理、 お客様問い合わせ対応などを経験します。最終的には運用管理担当のリーダとなり全体を管理します。
運用設計(8年目~) : オペレータから運用管理業務の経験を活かし、次期システムや新規サービスに向けて最適な設計の提案を行います。
運用改善(9年目~) : お客様が抱えているシステム運用に関する悩みをヒヤリングし、過去の経験を活かし有るべき姿に向けて改善提案と活動を実施します。
開発ノウハウを社内の開発標準として蓄積
SDT開発標準という形で、社内で行われた過去の開発ノウハウを技術体系化して共有化。開発・運用における幅広いノウハウと課題に対する解決プロセスを過去事例から参照できる社内ナレッジを蓄積しています。成果物、提出資料の雛形も整備しており、プロジェクトへ参画した際の立ち上がりが早いのもSMSデータテックの運用設計の特長のひとつ。スピードのあるシステム運用構築に対応しています。
サービスメニュー
<やること>
運用設計のイメージ
