SDTならではの
自動化ソリューションをお客様へ。
自動化によって変革を起こすのは常に“人”。
私はいま、ソリューションサービス本部で自動化ソリューション事業に取り組んでいます。具体的には、お客様業務やシステム運用における課題を分析・可視化し、最適な自動化ソリューションを提案する活動です。
SMSデータテックの強みは、何といってもコンサルティングから各種自動化ツールの導入、導入後の運用・保守まで、シームレスに対応できること。その立場は、お客様のITに関する課題を解決するサポーターです。とはいうものの、実際、多くの企業で既存システムの運用・保守コストが負担になっている現実があり、一筋縄では解決にいたりません。運用の現状を正確に把握し、システム環境やセキュリティなど、さまざまな制約をふまえた上で、机上の空論ではなく、いかに実効性をもって効果的かつスピーディーに最終ゴールに向かっていくか。私たちの腕の見せどころです。
近年、RPAの普及も手伝って、社会全体に「自動化」という概念が浸透しましたが、一方で言葉がひとり歩きしているのでは…と危惧するところもあります。「ICTの導入=即、自動化が実現する」は幻想で、デジタルテクノロジーはあくまでツールに過ぎません。変革を起こすのは常に“人”。道具であるテクノロジーを活用する一人ひとりです。だからこそ、今後は当社が提供している自動化ソリューションが私たちのより大きな強みになっていくと考えています。
ITの知識ゼロで入社した先にあったもの。
私の新卒配属は、社会インフラ系ITシステムの維持管理・運用保守を行う部署。ある金融のお客様のクレジット基幹システム担当でした。システムの安定稼働は絶対的なミッションで、万一障害が発生した場合の迅速な復旧はもちろん、絶えずシステムを改善していくことが求められる世界です。お客様の期待を超えるサービスを提供するために、コミュニケーション力や課題解決力が現場で培われたことは幸せな経験でした。文系学部出身でITの知識ゼロでも「何とかなるだろう」と考えて入社した、もともとのポジティブな性格もプラスに働いてきたのかもしれません。その意味でいくと、SMSデータテックは一人ひとりのパーソナリティを尊重してくれる会社だと思います。むしろ、知識やスキルの積み上げのみをよしとしない文化があるというか。お客様の懐に入る人間味や人間力、そういう面を伸ばしていくことも重視していると感じます。
気がつけば、社内ではベテランと呼ばれるようになりました。独自の文化やこれまで培った経験をチームメンバーに伝えていくことも、今後私が担うべき大切な役割。一人ひとりの成長や挑戦を後押しでき、職場で頼られる人でありたいと思っています。