お知らせ

IBM TechXchange 2025 – Orlandoにて登壇・ブース出展しました

イベント・セミナー

当社、事業開発室所属の社員が、2025年10月6日(月) 〜 9日(木)に米国フロリダ州オーランドで開催された「IBM TechXchange 2025 – Orlando」に登壇・ブース出展しました。

登壇セッションでは、数百のコンテナをスケーラブルに活用したマイクロサービス化によるアタックサーフェスマネジメント構築の試みや、AIエージェントを活用した脅威インテリジェンス手法について発表しました。

展示会概要

セッション

  • セッション①
    • 日程:10月7日(火)15:00~15:20
    • 講師:事業開発室 花村 勇輝
    • 場所:Stage01 | 108, Sandbox, OCCC
    • テーマ
      • 『Attack Surface Management with Hundreds of Containers on IBM Cloud Kubernetes Service』
      • 現代のサイバーセキュリティでは、アタックサーフェスの把握が不可欠です。
        本セッションでは、IBM Cloud Kubernetes Service(IKS)上に構築したスケーラブルなソリューションを紹介します。これは顧客のドメイン情報に基づき、インターネットに露出しているアセットを動的に特定します。数百のコンテナ化エージェントをオーケストレーションし、攻撃者の視点から露出サービス、設定ミス、潜在的な攻撃ベクトルを検出するためのデータを収集・分析します。
        IKSは高スループット運用に必要なスケーラビリティと信頼性を提供し、収集したデータはカスタムダッシュボードで可視化され、セキュリティチームに外部向け脆弱性に関する実用的なインサイトを提供します。あわせて、システムアーキテクチャ、Kubernetes最適化手法、プロダクション導入から得た主要な知見を共有します。
  • セッション②
    • 日程:10月8日(水)11:00~11:20
    • 講師:事業開発室  高橋 哲也
    • 場所:Stage03 | 255, Sandbox, OCCC
    • テーマ
      • 『AI-Powered Threat Intelligence: From Surface Web to Dark Web Monitoring with watsonx』
      • 多くのサイバー脅威は、一般的な検索エンジンでは到達できない匿名領域であるダークウェブに潜んでいます。この領域を監視することは、組織を狙う新たな脅威を特定するうえで不可欠であり、脅威インテリジェンスは現代のサイバーセキュリティにおける重要な解決策になりつつあります。
        本セッションでは、watsonxを基盤とする高度なAIエージェントと大規模言語モデル(LLM)によって、スレットインテリジェンスがどのように進化しているかを紹介します。サーフェスウェブからダークウェブまで、大規模かつ多様なデータソースから実行可能なインサイトを得る方法を示します。
        本セッションを通じて、AIとLLMが、脅威検知やリスク評価といった専門的なセキュリティ業務の速度と精度を、実務レベルでどのように向上させているかを理解できます。

ブース出展

また、10月7日(火)には「Built with watsonx」スポンサーとしてブース出展を行い、当社セキュリティサービス「ダークウェブアイ」のご紹介を通し、参加者との直接的な対話の機会を持つことができました。デモンストレーションを交えながら技術的な詳細を説明し、多くの海外企業・技術者の方々と有意義な情報交換を行いました。

IBM TechXchangeは、IBMが主催する世界的な技術カンファレンスであり、AI、クラウド、データ、セキュリティ、オートメーション、量子コンピューティングなど、先進的なテクノロジーに関する最新情報を世界中のエンジニアや開発者が共有し合う場です。今年も世界各国から多数の技術者や企業が参加し、活発な議論と交流が行われました。

今後も、外部イベントやグローバルカンファレンスへの積極的な参加を通じて、さらなる成長と技術革新に取り組んでまいります。
どうぞご期待ください。

おすすめイベント・セミナー一覧へ