長期間安定稼動のために
システム導入時点から運用を支援
目先の完成度の高いシステム開発を目指していませんか?
その結果、不安定かつ余計なコストがかかっていませんか?
SMSデータテックがこれまで社会インフラを支える大型システムの運用に携わってきた経験をもとに、
ビジネスの成功に貢献するシステム運用設計をご提供いたします。
SDTは「ITサービスマネジメント(ITIL®)」をベースとした運用設計を行い、お客様が考えるシステム運用の理想形の実現に向けて支援いたします。
ITシステム運用設計とは、開発段階からシステムの安定運用実現を見据えて様々な設計を行うこと。お客様のビジネスとITシステムは切っても切れない関係性があり、システムの安定運用によって、ビジネスに影響がおよぶリスクを最小限にすることができます。
システム運用担当者には、幅広い運用業務におけるサービスの安定稼働の実現に向けて、以下のことが求められます。
- サービスの正常性を担保するための監視
- 障害発生時に迅速に復旧するための、障害対応手順の作成と維持
- 障害時の対応や、機能の追加時における最新のシステム構成の維持
- 障害検知から復旧までの自動化
- 24時間365日の監視・運用体制の確保
- 可用性の向上のための施策実行 (冗長構成)
- 障害発生時のベンダコントロール
- システム運用保守エンジニアの育成、運用ノウハウの継承
※上記は運用設計の一部です。
攻めの運用として、クラウドへの移行やITコスト削減による利益の確保という視点では「仮想化やクラウド移行」、IT資源の有効活用という視点では「ITリソースの拡張 / 縮小の自動化」、事業継続性という視点では「サーバレスアーキテクチャの活用」などが挙げられます。開発段階から上記を考慮した設計をすることで、安定運用の実現が可能。その設計が「ITシステム運用設計」です。
運用管理ルール、方針および手順などをきちんと整理することで作業ミスや属人化業務を減らすことが可能。ITサービスマネジメント(ITIL®)をベースとした運用設計を実施することができます。
長年にわたり培ってきたシステム運用のノウハウをもとに安定運用に必要な業務を整理することが可能です。
システム障害に対し、迅速な復旧が可能。ダウンタイムを減少させることができます。
運用改善コンサルティングサービスとの連携により、運用業務の効率化(プロセス改善、自動化提案)に向けたご提案を行うことができます。
日々の運用管理状況の可視化と標準化を目指して、お客様システムの運用状況を調査し、プロセスごとの運用標準書や運用プロセスフローをお客様と一緒に作成します。
今後の改善点を明確にするために、ベストプラクティスであるITILとの差異も報告します。お客様はこららの基準書を基に継続的な品質改善のPDCAサイクルを導入・維持することにより、効率的で安定した運用を実現できます。
設計開発フェーズにおける運用設計成果物(雛形)と検討リストをご提供致します。実際の設計開発においては、システム要件、業務設計、基盤設計と連携して設計構築します。
※成果物例:サービス提供計画書、ITSMプロセス管理作業要領
開発工程で運用設計技術者をご支援させていただきます。お客様のビジネスに有った非機能要件(運用・保守性、性能・拡張性、移行性、セキュリティ、環境・エコロジー)の設計をすることで、ライフサイクルの運用工程で安定した運用をすることが出来ます。
日々の運用業務で発生する運用担当者の業務負荷を軽減するため、各種フォーマットや資料の画一的な実施要領などを整えることで一定の標準化された枠組みの中で対応ができるよう運用設計を行います。
長年にわたりシステム運用のノウハウを培ってきた運用設計の専門家が対応。業務の最適化によって属人化を減らすと共に、自動化できる部分は積極的に導入し運用担当者の作業軽減と品質を向上させていきます。
システム全体の運用設計から部分的な運用設計まで、お客様のニーズに合わせサービスをご提供いたします。例:サービスデスク設計、ITオペレーション業務設計など。
ITIL®のスペシャリストがITサービスマネジメント視点で、お客様の現場に最適な運用設計をご提案。これにより、品質の向上や安定稼働に加え、長期的なコスト削減を実現します。
▼課題とサービス導入背景
大手エンドユーザのICT課題をシステムインテグレートするA社では、お客様の機器をハウジングするデータセンタを持ち、これを統括監視するシステムのマシン室が各ロケーションにあり、ロケーション毎に運用チームを編成していた。物理的な制約から本社情報システム部門で統合管理ができておらず、各ロケーションに管理を行っており、統合監視できる環境を検討していた。
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▼SMSデータテックの支援内容
KVMスイッチ※1による仮想コントロール環境を構築し、各ネットワーク環境への接続、操作、参照を統合して、統制室にて集約監視できるようにした。
ESSRECサーバ※2を導入し、監査法に準拠した監査対応も行えるようにした。
※1 一組のキーボード・マウス・ディスプレイから、複数台のコンピュータを切り替えて使用することができる接続機器。「KVM」は「Keyboard, Video (Visual unit), Mouse」の略
※2 操作画面を動画で記録できる製品。日々の業務に関する端末操作内容を監査可能なかたちで記録・保存し、さまざまなリスクコントロールの課題に対応できる
▼サービス導入による効果
物理的制約のない統合監視オペレーション環境を実現することで、複数あった統制室を一元化
情報集約を可能とするマルチビューシステムにより、重複したオペレーション環境を廃止し人件費を削減
端末の集約によるダウンサイジング化で、システム環境のリースにかかる管理業務やリース料を削減
端末操作によるおける証跡管理(ESS-REC)によりスマートな監査対応を実現
▼課題とサービス導入背景
B社は日本の通信を支える会社。データセンタ内のサーバ機器類の故障解析、修理、部品販売などの修理・保守サービスをはじめとする各種移動通信に係るシステムエンジニアリング※1や、VoIPサービス関連のソリューションサービス※2などを幅広く提供していたが、部門毎に異なる運用フローが適用されていたため、ITILを前提とした統一されたプロセスの見直しを実施することで、品質の向上を検討していた。
※1 システムエンジニアリング=(システム設計、設備設計/工事、機器試験、システム最適化、システム運用/保守等)
※2 VoIPサービス関連=(無線LANやモバイル端末と連携したSIPサーバを基幹としてサービス等)
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▼SMSデータテックの支援内容
「部門毎に異なり、かつ属人的な運用を行い、確立された運用仕様がない」という課題に対し、SMSデータテックの運用設計ソリューションにてコンサルタントが運用分析や運用ルール化を明確化。異なる運用によってサービスデスクや運用統制に存在したプロセスのムダを省き、安定した運用サービスを提供できるようになった。
事業部門が各自にクラウド環境を調達しており、全体の構成を知っている人がいない
システム構成情報や監視情報がアップデートされておらず、障害発生時のリスクが大きい
障害対応手順や運用フローがドキュメント化されておらず、特定の担当者に属人化している
運用工程の評価・分析ができていない
運用体制構築したが、スキル面の評価が出来ず技術者が足りず、運用負荷が高い
障害復旧に時間がかかっている
事業レベルに合ったシステム設計、運用設計がわからない
故障が多く、システムの利用可用性が低い
※詳しくはお問い合わせください。価格は税抜き表示です。
提案内容擦り合わせ
・計画策定
運用要件定義
運用設計
運用設計運用
テスト
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