Kompiraってどんなツール?どんなことができるの?

自動化ソリューション
#業務効率化
#自動化

運用自動化ラボでは、自動化ソリューションにより「傍楽」をお客様に提供しています。「傍」にいる人を「楽」にする、ソリューションの組み立ての中心としてRPAと並んで主軸となっているのがKompiraです。SDT×KompiraとしてSMS DataTechの持つIT運用ノウハウを活かしたKompiraの設計構築を行い、運用自動化を実現しています。
本記事では、この連携処理基盤ソフトウェア「Kompira(コンピラ)」に焦点をあててご紹介します。

運用自動化プラットフォームKompira

Kompiraとは

Kompira(コンピラ)は株式会社フィックスポイントの提供する運用自動化ソリューション・サービスです。「運用の仕組みを変える」をキーワードとして掲げ、現状業務の自動化に貢献するとともに、運用業務のあり方そのものを変えるツールとして活躍します。

Kompiraでできること

Kompiraは4つの製品を軸に、それらの組み立てによって運用の自動化を提供しています。まずは、4つの製品とそれに連携可能なサービスによって、実現できることを確認しましょう。

■Kompira AlertHub

システム運用で必須となるのが稼働状態や死活監視です。アラートが出れば、内容を確認し、エンジニアが対応の要否を判断するのが通常の業務手順です。
Kompria AlertHubではアラート条件を集約し、アラート判断業務をまるごと自動化できます。本当に必要な場合だけエンジニアにアラートを通知する仕組みを構築することが可能です。

■Kompira Pigeon

システム運用におけるアラート発生時には、担当者に確実に連絡を行い、対処を開始します。このためには電話を用いて連絡を行うことが想定されます。しかし、電話での連絡では相手が出ない場合もあり、繰り返しの呼び出しや次の担当者への連絡の切り替えなどをコントロールする必要があります。Kompira Pigeonはエスカレーション電話自動化サービスです。電話の繰り返し、および次の担当者への連絡をルールに沿って自動化して行います。

■Kompira Sonar

運用管理の中の一つの重要課題が構成管理です。どのようなリソースが、どこにあるかを明確にしておくことは、セキュリティ上のリスクに備える意味でも重要です。しかも、今日ではクラウドサービス上の環境を利用することも増えており、構成の管理対象の分散が進んでいます。
Kompira Sonarは構成管理をエージェントレスで自動化するツールです。オンプレ、クラウドの境なく、国内に限らず海外拠点までを一括で構成管理することができます。

■Kompira Enterprise

Kompira Enterpriseは現状の運用業務における一つ一つのアクションをコンピュータによる作業として自動化し、それを連携させることにより業務全体の自動化を行う基盤です。元来、人間により行われていた業務を分解して考え、コンピュータに置き換えられる様々な作業はKompira Enterpriseで用意した各種の機能により実現します。さらにこれらの処理をKompira Enterpriseで連動させることで、業務の自動化を図ることができます。人手で繋いできたシステムの運用などを柔軟に自動化できる基盤を提供します。

他社ツールとの連携

ここまでにあげてきたKompiraの4つのツールでの自動化ですが、すでに一部の自動化には取り組んでいるという企業、現場も多いはずです。既に作った自動化の部分も作り直しでは、無駄が多く発生してしまいます。
Kompiraの導入では既存の他社ツールでの自動化部分はそのまま生かして、他の部分を自動化し連携することにより全体の自動化を図ることができます。業務のフローそのものは変えずに自動化のみを実現することができるため、効率的です。

実用事例

株式会社フィックスポイントのサイトでは、下記のKompiraの実用事例が掲載されています。

  • システム障害対応自動化
  • Windowsアップデート適用テスト自動化
  • 自社サービスとして構成管理を連携
  • 監視ツールと構成情報の連携
  • 資産管理・構成管理連携
  • セキュリティアラート振分け自動化
  • アカウント発行業務自動化
  • NW機器設定変更自動化
  • SSL証明書管理自動化
新規CTA

SDT×Kompira

運用自動化ラボはシステム運用をはじめとした業務の自動化を、コンサルティング、ツールの導入、導入後の運用・保守までカバーして提供します。この運用の自動化にあたって、ITILをベースとして業界基準の品質を確保しています。
本項では、運用自動化ラボでのITILの活用について記載します。
※本項で記載する内容はITIL V3/2011に準拠したものです。2019年にITIL4が登場していますが、記載は割愛しています。

運用自動化ラボの提供するSDT×Kompira

Kompiraの連携処理基盤としての有用性をここまでご紹介してきました。運用自動化ラボでは、Kompiraの提供する機能とSMS DatatechのIT運用ノウハウを組み合わせることで実現する運用自動化ソリューションをSDT×Kompiraとして提供しています。
「運用の自動化を行いたいけど何から始めればいいのか分からない。」
「Kompiraが便利そうだけど、どう使ったらいいのか分からない。」

運用自動化ラボならIT運用ノウハウからそんなお客様に合った活用をご提案します。
運用自動化ラボでは、まずはお客様の業務課題のヒアリングから始めさせていただきます。課題を明確にしたのち、Kompiraやその他のツールを使った自動化を通して課題を解決に導きます。課題解決のための方法として、運用自動化を提供するソリューションです。

例えばこんな用途で利用

SDT×Kompiraでは様々なモジュールを用意し、それを組み合わせたフローを作ることで、お客様にあった自動化を提供しています。
SDT×Kompiraで解決できる自動化の対象として、下記が例として挙げられます。

  • サーバ監視
  • インシデント管理
  • 作業記録管理
  • ジョブ管理
  • レポート作成
  • ログ収集・管理
  • プロビジョニング
  • 変更管理
  • 問題管理
  • 資産管理・構成管理
  • ナレッジベース
  • 電話通知

SDT×Kompiraをおススメする3つの理由

柔軟な連携機能に、豊富な運用ノウハウをプラス

KompiraはOSSや他社ツールを含めて多様な連携が可能です。サーバーやネットワーク機器まで幅広い自動化に適用できます。運用自動化ラボの持つ豊富な自動化事例に関する知見と組み合わせることで、現状の業務フローを維持した負荷のかからない自動化を作り上げます。

オンプレ&クラウドの自動化環境構築を代行

KompiraはOSSや他社ツールを含めて多様な連携が可能です。サーバーやネットワーク機器まで幅広い自動化に適用できます。運用自動化ラボの持つ豊富な自動化事例に関する知見と組み合わせることで、現状の業務フローを維持した負荷のかからない自動化を作り上げます。

各種モジュールを組み合わせ、最適な自動化フローを実現

SDT×Kompiraでは、SMS DataTechの運用自動化に関する知見を活かし、自動化のための様々なモジュールを用意しています。一例として、下記があげられます。

  • メール受信
  • SNMPトラップ受信
  • 電話受信
  • 問題管理
  • 対応要否判別
  • 対応種別判別

各種のモジュール、Kompiraで提供する機能などを組み合わせることで、お客様の現場業務に最適化した自動化を提供します。

まとめ

自動化やSDT×Kompiraに興味がある方も、今後業務効率化を図りたいものの何をすべきか悩んでいる方も、まずは気軽にご相談ください。
自動化の専門家が現状の課題や考えられる解決策を無料でお伝えいたします!

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