クラウド化とは?メリットと注意点、おすすめサービスをご紹介

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クラウド化とは?メリットと注意点、おすすめサービスをご紹介

クラウドサービスが普及しはじめて数年経ち、オンプレミスからクラウドに移行する企業も増えてきました。クラウド化によって様々なメリットが得られるため、クラウドサービスの導入を考えている方も多いのではないでしょうか。今回は、クラウド化の概要やメリット、クラウド化の注意点、おすすめのクラウドサービスを解説します。

クラウド化とクラウドサービス

クラウド化とは、別名クラウドマイグレーションとも言われ、社内で管理するソフトウェアやデータなどをクラウドサービスでの管理・運用に移行することを指します。総務省の調査結果によると、2019年にクラウドサービスを導入している企業は約64%であると発表されました。主な利用用途として、ファイル管理・データ共有が56%と最も高く、次いで電子メールやスケジュール共有に利用されています。これらは業種を問わず利用され、特に製造業やサービス業、卸売・小売業では、クラウド化が著しく進んでいます。

クラウド化とクラウドサービス

クラウド化とは、別名クラウドマイグレーションとも言われ、社内で管理するソフトウェアやデータなどをクラウドサービスでの管理・運用に移行することを指します。総務省の調査結果によると、2019年にクラウドサービスを導入している企業は約64%であると発表されました。主な利用用途として、ファイル管理・データ共有が56%と最も高く、次いで電子メールやスケジュール共有に利用されています。これらは業種を問わず利用され、特に製造業やサービス業、卸売・小売業では、クラウド化が著しく進んでいます。

クラウドのメリット

クラウド化には様々なメリットがあり、クラウドサービスを導入した企業の約85%以上がクラウド化のメリットを実感しています。
今回はクラウド化により得られるメリットを3つ紹介します。

導入が容易

クラウド化のメリットとして、クラウドサービスの導入が容易であることが挙げられます。複雑化した社内システムを改修するためには、現状の把握やシステム構成、仕様などを細かく整理しなければならず、膨大な工数がかかります。
しかし、クラウドサービスは、システム構成やサーバー構築をせずに利用できるため、導入も時の手間や工数がかかりません。ほとんどのクラウドサービスでは、多様なプランが用意されており、ベンダーによって状況やヒアリングからサポートしてくれることもあります。

外部からアクセス可能

クラウドサービスを導入することで、外部からシステムやデータにアクセスできるため、場所を問わない柔軟な働き方が実現できます。結果として、国が推進するテレワークに繋がり、働き方改革の一環にもなります。

運用担当者の負担軽減

クラウド化によって、運用担当者の負担軽減に繋がります。オンプレミスではサーバーやシステムのメンテナンス、OSのアップデート作業などは情シスで行う必要がありましたが、クラウドサービスのインフラ関連の保守・運用はベンダーが行います。
企業によっては運用担当者に重い負担がかかっていることがあります。クラウド化によって、他の運用者の育成に時間を割けるようになれば、情シス担当者の負担の解消にもつながります。また、負担が軽くなることで、新しいIT技術を用いた戦略を練るなど、これまで着手できなかった作業を行えるようになります。

クラウド化の注意点

クラウド化はメリットばかりではありません。クラウドサービスを導入するに当たり、2つ注意が必要です。

カスタマイズの制限

クラウドサービスはオンプレミスと異なり、カスタマイズに制限がかかります。ベンダーが提供するプランやオプションにより、利用できる機能が異なるため、導入前にどの機能が必要なのか、想定される利用人数やアクセス数などは把握しておきましょう。

セキュリティ対策

クラウド化によって、外部からアクセスできるようになりますが、問題となるのはセキュリティ対策です。最近のクラウドサービスは高いセキュリティ対策を行っていることが多く、プランによっては標準で提供されています。
しかし、クラウドサービスのセキュリティはベンダーと利用者で対策範囲が異なるため、セキュリティ対策の全てをサービスに委ねることは避けましょう。
重要なデータは暗号化したり、SSL通信、VPNによる制御など、厳格なセキュリティを意識することが重要です。

おすすめクラウドサービス3選

今では様々なクラウドサービスが存在しますが、中でもおすすめのサービスを紹介します。

Kyrios

KyriosはSMSデータテックが提供しているクラウドトータルサービスです。クラウドの設計構築から運用監視まで一括で支援し、クラウド移行、コンテナベース環境構築、ハイブリットクラウド環境、マルチクラウド環境など、幅広い環境に対応していることが特徴です。
クラウドサービスを導入するに当たり、現状やビジネス要件をヒアリングしてくれるため、企業に合ったサービスを選択してくれます。初めてクラウドサービスを導入する方にもおすすめです。最新情報は公式サイトから確認ください。

料金:要問い合わせ

AWS

AWS(Amazon Web Service)はAmazonが提供するシャア率トップのクラウドサービスです。サーバー、データベース、ストレージ、IoT、機械学習など、幅広いサービスが展開されていることが特徴で、最新技術を利用することができます。
他のクラウドサービスとは異なり、構築後のストレージやCPUの設定値を簡単に変更できるため、非常に高い柔軟性を誇ります。最新情報は公式サイトから確認ください。
料金:サービスによって異なるため公式サイト参照

GCP

GCP(Google Cloud Platform)はGoogleが提供しているクラウドサービス群です。Googleが提供するGmailやYouTubeなどのインフラをサービスとして利用できることが特徴です。
Googleは大規模なデータ解析や機械学習を得意としており、それらの技術を利用できます。また、アプリケーション実行用のプラットフォームや容量無制限のクラウドストレージなども利用できるため、あらゆる分野で活躍します。最新情報は公式サイトから確認ください。
料金:サービスによって異なるため公式サイト参照

まとめ

今回は、クラウド化の概要やメリット、クラウド化の注意点、おすすめのクラウドサービスを解説しました。クラウド化を進めることで、これまでの業務がより効率的で柔軟な働き方が実現できるため、気になったサービスがあれば、ぜひご自身でも調べてみてください。

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