漏洩ニュース・事例

法政大学で約1万7千人の大規模情報漏洩事件発覚!原因、影響を解説

法政大学で最大1万6千人超の個人情報が不正アクセスにより漏洩。学生・教職員の氏名やメールアドレスが流出した可能性。他機関の事例から見える委託先管理の脆弱性と、企業が講じるべきセキュリティ対策を解説します。

目次

  1. 1こんにちは!ワニたんです。
  2. 2 事件の概要
  3. 3被害の規模と漏洩情報の内容
  4. 4 大学の対応
  5. 5他機関の事例との比較
  6. 6まとめ

こんにちは!ワニたんです。

お盆休みに入り、お休みの方も多いと思いますが、皆さんセキュリティ対策は万全でしょうか?
ワニたんは対策ばっちりです。

そんな中、お休みモード全開のワニたんの元に新たな情報漏洩ニュースが入ってきました…。

 事件の概要

2025年8月6日、法政大学は最大1万6千人超の個人情報が不正アクセスによって漏洩した可能性があると公表しました。

この事件の発端は2025年3月7日、情報ネットワークの管理を委託していた日鉄ソリューションズ社が社内サーバーへの不審なアクセスを検知したことでした。直ちに該当サーバーをネットワークから隔離し、外部専門家と協力して調査を実施。その結果、法政大学の学生や教職員の個人情報およびシステム情報の一部が外部に流出した可能性が判明しました。

時系列で整理すると以下のようになります。

  • 3月7日 不審アクセスを検知し、対象サーバーを隔離
  • 3月21日 警察へ被害届提出
  • 3月27日 法政大学に第一報
  • 4月17日 個人情報漏洩の可能性を正式報告
  • 4月28日 文部科学省へ報告
  • 5月9日 個人情報保護委員会へ確報提出
  • 6月23日 最終調査報告書を提出
  • 8月6日 法政大学が公式発表

なお、日鉄ソリューションズ社は過去にも漏洩事件を起こしています。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
⇒日鉄ソリューションズが9万件の情報漏洩!ゼロデイ攻撃の概要と対策を解説

被害の規模と漏洩情報の内容

今回の事件では、計16,542名の情報が流出した可能性があります。内訳は以下の通りです。

  • 学生(2000年度~2022年度入学):8,363名(通信制学生含む)
  • 教職員(2018年度~2022年度在籍):7,438名
  • 区分不明:741名

漏洩の可能性がある情報は以下の通りです。

  • 氏名
  • メールアドレス
  • 電話番号
  • 所属
  • 統合認証ID(SSO用)

※クレジットカード情報やマイナンバーなど、機密性の高い情報は含まれていません。

大学と日鉄ソリューションズは、SNSやダークウェブ上での流出有無を継続調査しています。現時点では、流出や二次被害は確認されていません。しかし、将来的な不正ログインやなりすましのリスクは否定できず、対象者には不審な連絡への注意が呼びかけられています。

参考:法政大学「不正アクセスによる情報漏洩の可能性に関するお詫びとお知らせ」(2025年8月6日)

 大学の対応

法政大学は、メール通知が可能な2,892名には、直接注意喚起を送付。アカウント無効化済みで連絡が取れない13,650名については、公式サイト上で公表しました。

他機関の事例との比較

今回の事件は、近年相次ぐ教育機関や企業の情報漏洩事件の一例です。たとえば、2025年には他大学や大手企業でも類似のサイバー攻撃が報告されています。

事例 被害規模 主な原因
東亜大学(2025年) 訳1.7万人分 不正アクセス
駿河屋ECサイト(2025年) 数万件(クレジットカード情報含む) サイト改善
工業所有権情報・研修館(2025年) 数千件 外部講師PC感染

これらからもわかるように、委託先管理の脆弱性が多くの事件で共通しています。

まとめ

今回の法政大学の情報漏洩は、「自組織のセキュリティだけでは守れない」ということを教えられました。外部委託の管理体制、監視体制、そして職員・学生の意識改革が再発防止には欠かせません。教育機関だけでなく、企業や自治体も、今回のケースをサイバーセキュリティ強化の契機とすべきです。

あなたの個人情報は大丈夫?

情報漏洩をすると、多くの影響を受けます。
今回のように、自組織ではないところから漏洩してしまうこともあります…。

できれば、情報漏洩は一生経験したくないことだと思います。

でももしかしたら既に漏洩してしまってるかもしれない…

そう思った方は一度、自社の漏洩状況を確認してみてはいかがでしょうか?
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