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おすすめの顧客管理システム24選!メリット・デメリットや導入を成功させるポイントを解説
顧客管理システムとは、顧客との関係維持・強化を行うツールのことです。近年は、新規顧客の獲得難易度が向上しており、いかに既存顧客から収益を上げるかが重要なポイントの一つとされています。活用すれば、顧客情報の一元化やパーソナライズされた体験の提供などが可能です。
本記事では、顧客管理システムの概要やおすすめのツール24選、選定・導入のポイントについて解説します。顧客管理システムについて知りたい方、導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
- 1 顧客管理システム(CRM)とは
- 2 顧客管理システムの主な機能
- 3 顧客管理システムを活用するメリット・デメリット
- 4 おすすめの顧客管理システム24選
- 4.1 Pleasanter
- 4.2 GENIEE SFA/CRM
- 4.3 Sales Cloud
- 4.4 eセールスマネージャー
- 4.5 いえらぶ顧客管理
- 4.6 SATORI
- 4.7 Zoho CRM
- 4.8 SugerCRM
- 4.9 Synergy!
- 4.10 Customer Rings
- 4.11 HubSpot CRM
- 4.12 Freshsales
- 4.13 Knowledge Suite
- 4.14 b→dash
- 4.15 Sansan
- 4.16 Microsoft Dynamics 365 Sales
- 4.17 Mazrica Sales
- 4.18 クラウドERP ZAC
- 4.19 monday CRM
- 4.20 Senses
- 4.21 クラウドサービスサスケ
- 4.22 楽楽販売
- 4.23 Beerfroth
- 4.24 Fullfree
- 5 顧客管理システムを選定するポイント
- 6 顧客管理システムの導入を成功させるポイント
- 7 まとめ
顧客管理システム(CRM)とは
顧客管理システム(CRM)とは、顧客との関係強化を目的に情報の蓄積などを行うツールのことです。顧客の基本情報や取引、問い合わせ内容の入力・分析ができます。ここからは、営業支援システム・マーケティングオートメーションとの違いについて解説します。
見出し3 営業支援システム(SFA)との違い
顧客管理システムと営業支援システム(SFA)は、利用目的や役割が異なります。営業支援システムとは、営業部門の業務効率化や自動化を目的に利用されるツールです。
SFAに関する詳細は以下をご覧ください。
⇒SFAとは?主な機能や効果的に導入・利用するポイント、ツール選定の着眼点を解説
マーケティングオートメーション(MA)との違い
顧客管理システムとマーケティングオートメーション(MA)も、利用目的や役割が異なります。マーケティングオートメーションとは、獲得した見込み客の情報を一元管理・育成して営業案件を生み出すツールのことです。
顧客管理システムの主な機能
顧客管理システムには複数の機能が実装されています。ここからは、顧客管理システムの主な機能について解説します。
顧客情報管理機能
会社名や担当者名、住所・連絡先などの顧客に関する幅広い情報を管理する機能です。
商談管理機能
誰といつ、どのような内容で商談を行ったかを管理する機能です。
問い合わせ管理機能
問い合わせの内容や対応に関する情報を管理する機能です。
タスク管理機能
商談や打ち合わせなど各担当者のタスクを管理する機能です。
データ分析、ダッシュボード・レポート作成機能
蓄積された顧客情報を基に、購買傾向などを分析する機能です。また、分析結果を活用してダッシュボードやレポートを作成します。
メルマガ配信機能
事前に設定した内容やスケジュールに基づき、自動でメルマガを配信する機能です。
検索機能
登録されている顧客に関する多彩な情報を検索する機能です。顧客のさまざまな情報を簡単に知ることができます。
顧客管理システムを活用するメリット・デメリット
顧客管理システムの導入には、メリット・デメリットの双方が存在します。ここからは、顧客管理システムを活用するメリット・デメリットについて解説します。
顧客管理システムを活用するメリット
顧客管理システムを活用する主なメリットは以下の通りです。
- 顧客情報を一元化できる
- 業務効率化につながる
- パーソナライズされた顧客体験を提供できる
- 組織で情報共有が可能になる
- 顧客データを分析し、対応や戦略の参考にできる
情報を一元化することでデータ活用がしやすくなり、分析すれば顧客への最適なアプローチ方法やタイミングが把握できます。
顧客管理システムを活用するデメリット
一方、顧客管理システムを活用する主なデメリットは以下の通りです。
- 初期費用やランニングコストが発生する
- 情報入力に手間がかかる
- 短期的な成果を得るのが難しい
顧客管理システムはデータが蓄積されなければ効果を発揮せず、短期的な成果の獲得は困難です。
おすすめの顧客管理システム24選
続いて、おすすめの顧客管理システム24選を紹介します。
Pleasanter
Pleasanterは、専門知識がない方でも利用可能なノーコード・ローコードWebデータベースです。顧客管理だけでなく、従業員管理や在庫管理などさまざまなシーンで活用でき、コストパフォーマンスが高い特徴があります。
弊社では、Pleasanterの活用提案や開発、保守などを行い導入をサポートしています。
GENIEE SFA/CRM
GENIEE SFA/CRMは、直感的に操作できるシンプルな画面が特徴の顧客管理システムです。名刺管理やコミュニケーションツール連携、帳票作成など多様な機能が実装されています。
Sales Cloud
Sales Cloudはリードや顧客、販売に関する情報を一元化できる顧客管理プラットフォームです。営業支援機能にも強みを有しており、売上・利益の向上が期待できます。
eセールスマネージャー
eセールスマネージャーは、集客から顧客・案件管理、アフターフォローまでの情報を一元化可能な顧客管理システムです。スマートフォンやタブレットでも操作でき、担当者の業務を効率化できます。
いえらぶ顧客管理
いえらぶ顧客管理は、不動産業界に特化した顧客管理システムです。顧客の感度に合わせて、自動でメール配信や物件提案をする機能が実装されており、定期的な顧客との接点づくりが可能です。
SATORI
SATORIは、顧客管理も可能なマーケティングオートメーションツールです。Webサイト内の行動履歴を分析・最適なタイミングで担当者に通知する機能が実装されているため、商談機会を最大化できます。
Zoho CRM
Zoho CRMは、世界で約15万社に利用されている顧客管理システムです。業務をシンプルに整理する仕組みが特徴で、営業プロセスの見える化などもできます。また、営業支援やマーケティングオートメーション機能も実装されており、幅広い活用が可能です。
SugerCRM
SugarCRMは、世界で1,000万件以上ダウンロードされている顧客管理ソフトウェアです。プランが3つ用意されており、自社の規模やニーズなどに応じて最適なものを選択できます。
Synergy!
Synergy!は、ITreviewのCRMツール部門において使いやすさと導入しやすさの2つでNO.1を獲得した顧客管理システムです。セキュリティ対策に力を入れており、外部からの攻撃はもちろん、データの持ち出しを防ぐ機能が実装されています。
Customer Rings
Customer Ringsは、利用継続率99.1%を誇る顧客管理システムです。とくに、ECやBtoCサービスの売上アップに強みを持ち、顧客管理から分析・施策の検討までをワンストップで実施できます。
HubSpot CRM
HubSpot CRMは、無料でも活用できる顧客管理システムです。直観的で見やすいダッシュボードやレポートの出力機能も実装されています。また、より多くの機能を使いたい方向けの有料版も用意されています。
Freshsales
Freshsalesは、設定が簡単なため最短1日で運用が開始できる顧客管理システムです。使いやすさに重点をおいたユーザーインターフェースも魅力です。プランが4つ用意されているため、自社に合うものを利用できます。
Knowledge Suite
Knowledge Suiteは、顧客や社内の情報を一元管理できるシステムです。2010年東京都ベンチャー技術大賞の優秀賞や、2010年度グッドデザイン賞など、複数の賞を受賞した実績があります。
b→dash
b→dashは、独自技術によりノーコードでのデータ取り扱いが可能な顧客管理システムです。マーケティング機能が充実し、ニーズに応じたカスタマイズも可能です。
Sansan
Sansanは、名刺管理を中心に顧客情報を管理するツールです。99.9%の精度で名刺をデータ化できます。また、メールやWebフォームの情報から顧客データを生成可能です。
Microsoft Dynamics 365 Sales
Microsoft Dynamics 365 Salesは、AIが搭載され営業活動の合理化に役立つ顧客管理システムです。Microsoft Teamsとの連携もできます。
Mazrica Sales
Mazrica Salesは、AIが搭載された顧客管理システムです。各案件の受注確度や契約予定日、契約金額などをAIが自動で算出してくれます。
クラウドERP ZAC
クラウドERP ZACは、タイムリーなプロジェクト別損益管理を実現する顧客管理システムです。業種ごとにパッケージが用意されており、短納期・低コストで導入できます。
monday CRM
monday CRMは、シンプルな設定と使いやすさを追求した顧客管理システムです。メールの自動記録機能により、結果の追跡やパーソナライズされたメールテンプレートの作成が可能です。
Senses
Sensesは、AIが案件のリスク分析や類似案件のアドバイスを行う顧客管理システムです。名刺や議事録のスキャン、自動文字起こしができるOCR機能は、業務効率化に役立ちます。
クラウドサービスサスケ
クラウドサービスサスケは、利用継続率98.9%を誇る顧客管理システムで、1,000社以上に利用されています。日本国内のユーザーを主な利用者として設計しているため、利用しやすいでしょう。
楽楽販売
楽楽販売は、累計導入社数が4,400社を超える顧客管理システムです。高い柔軟性と豊富な機能を低コストで利用できる点が特徴です。請求や計上処理の自動化など、販売管理に関する機能も充実しています。
Beerfroth
Beerfrothは、営業支援機能に強みを持つ顧客管理システムです。AIが実装されており、受注確率の高い顧客を抽出してくれます。また、インサイドセールスの情報も統合管理できます。
Fullfree
Fullfreeは、自分で自由にカスタマイズできる顧客管理システムです。使用期限なく、独自の顧客管理システムを無料で活用できます。また、顧客管理以外に会員管理などさまざまなシーンで活用可能です。
顧客管理システムを選定するポイント
顧客管理システムは複数あるため、自社に合うものの導入が重要です。ここからは、顧客管理システムを選定する際のポイントについて解説します。
機能
自社に必要な機能があるかを確認しましょう。機能は多い方が良いと考える方もいますが、基本的に機能数が増えるほどコストが増加します。必要以上の機能が実装されている場合コストパフォーマンスが低下するため、目的から必要な機能を検討して、自社に合うものを導入しましょう。
見やすさや操作性
画面の見やすさや操作性も重要です。顧客管理システムは活用されなければ、効果を発揮しません。現場従業員の意見も聞き、支障なく活用できるものを選びましょう。
拡張性や他のシステムとの連携
拡張性が高ければ長期的に利用できます。また、他のシステムと連携が可能であれば、業務改善にも役立ちます。自社の既存システムと連携可能かを確認すると良いでしょう。
コストパフォーマンス
顧客管理システムの導入により期待できる売上・利益の増加・コストの削減額を基に、コストパフォーマンスを検証しましょう。コストパフォーマンスが低ければ、導入しても意味がありません。
サポート体制の充実度
自社に必要なサポートが整っているかも重要なポイントです。導入や運用段階においてサポートを受けられれば、安心して利用できます。
セキュリティ対策
顧客情報を入力するシステムであるため、セキュリティ対策も重要です。情報が流出すれば、企業の信用やブランドイメージが低下します。どのようなセキュリティ対策を実施しているか、信頼できるかを確認しましょう。
顧客管理システムの導入を成功させるポイント
最後に、顧客管理システムの導入を成功させるポイントについて解説します。
導入目的を明確にする
導入する際には、必ず目的を明確にしましょう。目的が明確になれば、必要な機能がわかりやすくなり、コストパフォーマンスが高く自社に合うものを導入できます。要望に合わせて簡単にカスタマイズができるツールであれば、長期的に活用できるため、なお良いでしょう。
無料トライアルを利用する
多くの顧客管理システムでは、1ヵ月程度の無料トライアル期間を設けています。無料トライアル期間を上手に活用して、使い勝手に問題がないか確認しましょう。導入後のギャップをなくすことができます。
定着にも力を入れる
導入後の定着に力を入れることも重要です。顧客管理システムは導入しただけでは意味がありません。データが蓄積されなければ成果を得られないため、従業員がデータ入力をする体制を整備しましょう。
効果の検証を行う
導入後、一定期間が経ったら効果の検証を行いましょう。問題点があれば、対策を検討します。PDCAを回すことが成功の秘訣です。
まとめ
顧客管理システムとは、顧客との関係強化を目的に情報の蓄積などを行うツールのことです。顧客情報を一元管理でき、顧客に対するパーソナライズされた体験の提供に役立ちます。ただ、顧客管理システムは複数あり自社に合うものを導入しなければ、期待する成果は得られないため、ツール選びが重要です。
弊社SMSデータテックでは、ローコード開発ツールであるPleasanter(プリザンター)の導入支援を行っています。Pleasanterでは、顧客管理はもちろんさまざまなWebアプリをスピーディーに開発できるため、高い費用対効果を実現可能です。
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