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DX推進にかかる費用は?DX進め方と費用対効果を上げるポイントも解説
国内においてDXは、2018年経済産業省がDX推進ガイドラインを発表してから注目されています。
しかし、DXはどこから始めれば良いのかわかりづらく、システムの開発に高額な費用がかかるというイメージがあるかもしれません。
今回は、DX推進をどこから行うか悩んでいる担当者に向けて、費用を抑えたDX方法・費用対効果を高めるポイントを解説します。
目次
DXに必要な費用はいくら?
DX推進を妨げているひとつの理由として、高額な費用がかかるというイメージがあることです。
DXとはデータ・デジタル技術を用いて新たなサービス・ビジネスモデルを変化させ、顧客の満足度の向上や効率的な経営を実現させることです。それは必ずしも大規模なシステム開発が必要なわけではありません。DXに必要な費用について3つのパターンを紹介します。
1.無料から始めるDX
はじめに紹介するのは、無料で始められるDXです。既存のシステムをうまく活用することで、実は無料で始められるDXは存在しています。
代表的な例としては、SNSの活用です。Twitter・Instagramを自社の商品のアピール、サービスのブランディング戦略に利用したりと、多くの企業ではSNSの活用を広告戦略のひとつとして取り組んでいます。このようなSNSの活用もデジタル技術を活用したサービスの変化をうみだす無料で始められるDXといえるでしょう。
他にもOSS(オープンソースソフトウェア)の利用もおすすめです。OSSは無料でソースが公開されているソフトの総称で、有名なOSSにLinux・Pythonがあります。他にも、販売管理・購買管理などの機能を持つADempiere(アデンピエレ)といったOSSも有名です。これらをうまく活用することで、費用をかけずにDX推進に取り組めます。
2.高額な費用が発生するフルスクラッチ
次に紹介するのは、高額な費用が発生するフルスクラッチと呼ばれるシステム開発についてです。多くの方がDXとはフルスクラッチによる独自システムの開発と考えているかもしれません。フルスクラッチとは、ゼロベースで構築する完全オリジナルのシステム開発を意味します。
独自の機能・サービスを追求できるメリットがある一方で、「開発費用が高額」「開発期間が長い」などがデメリットといえます。開発費用は1,000万円を超える場合も珍しくなく、大規模なシステムになるほど高額です。この方法を採用できるのは、資金面などのハードルが高く一部の企業に限られているでしょう。
3.費用を抑えられるパッケージ型
OSSによるDXは、無料でできるものの専門的な知識を有する人材が必要であり、フルスクラッチは費用が高いため導入が難しくなります。そのような場合でもDXを実現したい企業におすすめの方法は、パッケージ型のDXです。
パッケージ型DXとは、すでに開発済みのシステムを導入するDXのことをいいます。そのため開発費用や時間を抑えられ、スピーディに導入できるというメリットがあります。さらに、必要な機能に応じてモジュール・ライブラリを追加することで、システムを拡張できるのも魅力でしょう。
費用対効果を高めるポイント
社内でDXを推進するためには、結果が求められている担当者もいるのではないでしょうか。
そこで、DXの費用対効果を高める2つのポイントを紹介します。
1.スモールスタートを意識する
DXの費用対効果を高めるポイントのひとつめは、スモールスタートを意識することです。
スモールスタートのメリットは、低予算かつ小さな業務からDXを始めることで、リスクを最小限に抑えられます。
また、必要な人員が少人数で済み、既存の経営スタイルを大幅に変更しなくても大丈夫です。さらに、規模が小さいためDXにより影響のある業務がわかりやすく、費用対効果を測定しやすいこともメリットです。
2.DXと相性の良い業務から始める
費用対効果を高めるふたつめのポイントは、DXと相性の良い業務から始めることです。
DXと相性の良い業務として代表的な業務が「バックオフィス業務」「マーケティング情報のデータ管理・分析業務」です。
バックオフィス業務とは、事務・会計などの後方支援業務のことです。このような業務は、「データを扱う機会が多い」「決まった手順を繰り返すことが多い」という特徴があります。そのため、デジタル技術を用いた自動化がしやすく結果も出やすいです。バックオフィス業務をDX推進するメリットは、「作業の効率化」「ヒューマンエラーの防止」「人件費の削減」などがあります。
⇒定型業務の自動化でDX推進「RPAの導入を成功させる方法とは??」
また、DXはPOSのような販売・在庫・顧客データを一元的に管理・分析するのを得意としています。そのため、マーケティング情報のデータ管理・分析業務では、データに基づいた戦略的な販売計画を立てられるので、売り上げアップに役立つでしょう。
まとめ
今回は、DX推進をどこから行うか悩んでいる担当者に向けて、DX方法・費用対効果を高めるポイントを解説しました。DX推進で高額な開発費用を抑えるには、パッケージ型のシステムの導入があります。DXの費用対効果をアップさせるためには、「スモールスタートを意識する」「DXと相性の良い業務から始める」のふたつのポイントがあります。
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- ルーチンワーク
- 人手によるサーバー監視業務
- 作業記録の転記作業
- アカウント登録
- ジョブ管理
等
これらの業務を自動化することで、人員をより重要な業務に集中できるでしょう。
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