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3分でわかる!サーバーとは?初心者にもわかりやすく解説
Webサービスを運営する上では絶対に必要な存在であるサーバーですが、初心者の人は「なんだか難しそう」と苦手意識を持っている人も多いのではないでしょうか。
本記事では、そういった初心者の方に向けて、サーバーの概要や種類、仕組みについて解説します。
目次
サーバーとは
サーバーとは、クライアントからのリクエストを受け取りその応答を返すことで、サービスやデータを提供するコンピューターのことを指します。
普段気軽に利用しているインターネットツールは、全てこのサーバーを活用しているのです。
後述しますが、サーバーにはさまざまな種類が存在します。
サーバーの種類
サーバには多様な種類が存在しますが、その中でも代表的な以下の5つのサーバーを紹介します。
- Webサーバー
- FTPサーバー
- メールサーバー
- データベースサーバー
- ゲームサーバー
Webサーバー
Webサーバーとは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンを通してWebサイトを表示するためのサーバーです。
クライアントからのhttpリクエストを受け取り、Webページとして表示する役割を担っています。
FTPサーバー
FTPサーバーは、「File Transfer Protocolサーバー」の略称であり、ファイルの送受信を行う際に必要なネットワークプロトコルを使用するサーバーのことを指します。
WebサービスやWebサイトを編集する際に必要なサーバーです。
メールサーバー
メールサーバーは、クライアントからのメール転送リクエストを受け取り、メールを送受信するためのサーバーです。
GメールやYahoo!メールなどのメールサービスは、全てこのメールサーバーを活用しています。
データベースサーバー
データベースサーバーは、クライアントからのデータベースアクセスのリクエストを受け取り、データベースを管理する役割を持つサーバーです。
多くの情報を扱うWebサービスなどでは、データベースサーバーが必要不可欠となっています。
ゲームサーバー
ゲームサーバーは、オンラインゲームなどをプレイする際に必要なサーバーであり、ユーザー情報やゲームのデータのリクエストを受けて表示しています。
リリースしたてのゲームや人気があってユーザー数が多いゲームの場合、サーバーの許容量を超えたリクエストが行われることで、サーバーが落ちてしまう現象がしばしばあります。
よく耳にする「サーバー〇〇」とは
サーバーに関する言葉でよく耳にする「サーバー〇〇」について以下の5つの名称を解説します。
- 物理サーバー
- レンタルサーバー
- サーバーラック
- サーバー仮想化
- サーバーレス
物理サーバー
物理サーバーは、物理的な形で存在するサーバーのことであり、コンピューターハードウェアを使用して構築されています。
サーバーと聞いて黒い箱が並んでいる光景を目に浮かべる人も多くいますが、そのようなサーバーが物理サーバーに該当します。
物理サーバーは大量のデータ処理や複数ユーザーが同時に利用できたりと、高度な機能を有しています。
レンタルサーバー
レンタルサーバーとは、サーバー会社が保有しているサーバーを他の人に貸し出す形式で利用されるサーバーを指します。
Webサイトの運営者や小規模なサービスの運営者の場合、自分でサーバーを保有することが難しく、エックスサーバーやロリポップ!といったレンタルサーバーを利用するケースが一般的です。
サーバーラック
サーバーラックとは、物理サーバーを収容するための箱のことであり、サーバーやストレージ、ネットワーキングなどのIT機器を同時に収容できます。
また、サーバーラックには電力や冷却、配線などのインフラも整備され、サーバーを運用するためには必要不可欠な存在とも言えるでしょう。
サーバー仮想化
サーバー仮想化とは、物理サーバーを仮想的なサーバーに分割し、それぞれ独立した環境を提供します。
仮想化することによって、物理サーバーのリソースが有効活用でき、複数のアプリケーションを1台の物理サーバーで運用できるようになります。
サーバーレス
サーバーレスとは、サーバーの管理をクラウドのプロバイダーに任せることで、サーバーの構築や保守といった管理をせずにプログラムが実行できる仕組みを指します。
本来プログラムを開発する場合は、サーバーのことを考慮した上でプログラムを書く必要があるのですが、サーバーレスにしてしまえばその必要がなくなり、プログラミングに専念できます。
サーバーの仕組み
サーバーは以下の要素が組み合わさって機能しています。
- CPU
- メモリ
- ストレージ
- ネットワーク
- ソフトウェア
これらが組み合わさって機能することで、上記で紹介したようなさまざまなサーバーが動作しているのです。
また、サーバーの仕組みを理解する上で「ドメイン」と「IPアドレス」についても理解しましょう。
ドメインとは
ドメインとは、「https://www.domain.co.jp」といったhttp〜で始まる文字列のことを指します。
Webサイトにはそれぞれ個別のドメインが設定されており、ドメインをクリックすることでサーバーにリクエストが送信され、Webサイトが表示されます。
なお、冒頭の「https」と「http」は、暗号化の有無によって形式が異なります。
IPアドレスとは
IPアドレスとは、ネットワーク機器に割り振られた番号であり、インターネット上で通信先を判別するための住所のような役割を果たします。
Webサイトを表示する際に、IPアドレスを利用することで外部との通信を可能としています。
まとめ
サーバーと聞くと難しく考えてしまいがちですが、仕組みを理解してしまえば難しいことはありません。
世の中に存在するWebサイトやWebサービスには密接に関係しているため、ITに携わる人なら必ず理解しておくことをお勧めします。
サーバーの運用や管理が難しい初心者の場合は、自分で行うのではなく代行するのも1つの選択肢です。
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