サイトをブロックする方法とは?パソコン・スマートフォンの具体的手順や解除方法も併せて解説
Google Chromeなどのブラウザでは、拡張機能やセキュリティ機能の活用により、サイトブロックが可能です。本記事では、サイトブロックの具体的な手順やメリット、解除方法について詳しく解説します。この記事を読めばサイトブロックに関する知識が深まります。
目次
Google Chromeなどのブラウザでは、拡張機能やセキュリティ機能の活用により、サイトブロックが可能です。仕事に関係ないサイトをブロックすることにより、業務に集中できる体制を構築できます。また、近年はWebサイトを活用したサイバー攻撃が増えており、不審なサイトをブロックすることでリスクを減らせるでしょう。
本記事では、サイトブロックの具体的な手順やメリット、解除方法について詳しく解説します。サイトブロックや解除方法を知りたい方は、ぜひご覧ください。
企業や組織におけるサイトブロックのメリットとは

企業や組織におけるサイトブロックの主なメリットは以下の2つです。
- 業務効率化の実現
- セキュリティ対策の実施
インターネット上には、魅力的なWebサイトが複数存在します。業務時間内に従業員が仕事に関係ないサイトを閲覧すれば、業務の遂行に支障をきたすでしょう。業務には関係ないサイトをブロックすることで、仕事に集中できる環境の整備が可能となり効率が向上します。
また、Webサイトの中にはユーザーをウイルス感染させる目的のものも存在します。怪しいサイトにアクセスすれば、ウイルスに感染して不正アクセスや情報流出などの原因になるでしょう。サイトブロックを行うことで、ユーザーの怪しいサイトへのアクセスを防止でき、ウイルス感染のリスクを抑制できます。
さらに、サイトブロックはセキュリティ上の出口対策としても効果的です。サイバー攻撃者が企業や組織の機密データを盗む場合、インターネット通信で外部サイトに接続する手法が多く使われています。サイトをブロックすれば、デバイスがウイルス感染などした場合でも、情報の外部流出を防止できる可能性が高まります。
Google Chromeでサイトをブロックする方法

Google Chromeでサイトをブロックする主な方法は、以下の4つです。
- 拡張機能の活用
- hostsファイルの編集
- ルーターの使用
- ツールの活用
順に解説します。
拡張機能の活用
Google Chromeを利用している場合、拡張機能の活用でサイトブロックが可能です。拡張機能とは、便利な機能を追加できるプログラムのことです。Googleや大手のデベロッパーが多数の拡張機能を開発しており、Chrome ウェブストアからダウンロードできます。
サイトブロックで活用できる主な拡張機能は以下の通りです。
なお、もっともメジャーなBlockSiteの活用方法は後ほど詳しく解説します。
hostsファイルの編集
hostsファイルの編集によりサイトをブロックすることも可能です。具体的な手順は以下の通りです。
- C:\Windows\system32\drivers\etcフォルダに格納されているファイルを、任意のテキストエディターで開く
- localhostのIPアドレスを先頭にした状態で、ブロックしたいドメインを記載
- Ctrl+Sを押すか、メニューから保存してファイルを上書き
ファイル保存後は、Google Chromeでブロックされているか確認しましょう。
ルーターの使用
ルーターにサイトブロック機能が実装されている場合は、その機能の活用でもサイトブロックを実現できます。ルーター機能を活用すれば、各デバイスを個別に設定する必要はなく、Wi-Fiに接続されている全てのデバイスで特定のサイトブロックが可能です。具体的な手順は以下の通りです。
- ルーターのIPアドレスを確認
- ブラウザにIPアドレスをコピー&ペーストしてルーターにアクセス
- キーワードやブロックしたいサイトのドメイン名を追加
- 「キーワードの追加」をクリック
ツールの活用
ツールの活用でもサイトブロックが可能です。近年実施されているサイバー攻撃の中には、Webサイトを活用したものも多くあるため、不審なサイトをブロックする機能が実装されたセキュリティ対策ツールが存在します。具体的には以下のツールが該当します。
- ウイルスバスター クラウド
- CYREN URLフィルタリング
- USEN GATE02
- InterSafe WebFilter
- i-FILTER ブラウザー&クラウド
「BlockSite」でサイトをブロックする手順

続いて、Google Chromeでサイトブロックを行う代表的な拡張機能「BlockSite」の以下手順を解説します。
- 通常のブロック方法
- シークレットウィンドウでのブロック方法
- 一時的にブロックする方法
- BlockSiteを削除する方法
通常のブロック方法
BlockSiteの基本的な活用方法は以下の通りです。
- Google Chromeの画面右上にあるBlockSiteのアイコンを右クリック
- 表示されたメニューにある「オプション」を選択
- BlockSiteの画面に遷移するため、右のメニューバーにある「BlockSite」をクリック
- Webサイトのアドレスを入力するボックスが表示されたら、ブロックするサイトのアドレスを入力
- 入力後にEnterキーを押す
なお、URLはサブドメインも含めて入力する必要がありますが「www.」は省略します。
シークレットウィンドウでのブロック方法
シークレットウィンドウの場合、基本的に全ての拡張機能が無効になっていますが、以下の手順で有効にできます。
- Google Chromeの画面右上にあるBlockSiteのアイコンを右クリック
- 表示されたメニューにある「拡張機能を管理」を選択
- 設定ページに遷移するため、下の方にある「シークレット モードでの実行を許可する」をオン
一時的にブロックする方法
BlockSiteでは、一時的にサイトをブロックすることも可能です。例えば、仕事中だけ関係のないWebサイトをブロックすれば業務に集中可能な環境を構築できます。具体的な手順は以下の通りです。
- これまで同様の手順でBlockSiteのオプション画面を表示して「BlockSite」をクリック
- 画面右上の「スケジュール」をクリック
- 時間帯を設定できる画面が表示されるため、ブロックする時間帯や曜日を設定
- ブロックの時間帯を分ける場合は「間隔を追加する」をクリックして設定
- 設定完了後「スケジュールを設定する」をクリック
BlockSiteを削除する方法
BlockSiteが不要になった場合、以下の手順で削除できます。
- Google Chromeの画面右上にあるBlockSiteのアイコンを右クリック
- 表示されたメニューにある「Chromeから削除」を選択
- 確認画面の「削除」をクリック
拡張機能活用時の注意点

拡張機能は便利ですが、中にはウイルス感染などを目的に配布されているものもあります。拡張機能を導入する際は、提供元が信頼できるかを必ず確認しましょう。
また、拡張機能を多数活用するとリソースが使われるため、動作が遅くなるケースがあります。拡張機能は本当に必要なもののみに絞り、不要になれば削除がおすすめです。
Google Chrome以外のブラウザにおけるサイトブロック方法

次に、Google Chrome以外の以下ブラウザにおけるサイトブロック方法について解説します。
- Microsoft edge
- Safari
- Firefox
Microsoft edge
Microsoft edgeでサイトをブロックする主な方法は以下の3つです。
- 拡張機能の活用
- hostsファイルの活用
- Microsoft Family Safetyの設定
拡張機能やhostsファイルの設定は、Google Chromeとほぼ同様です。Microsoft Family Safetyの設定方法は以下の通りです。
- Microsoft Edgeの右上にある3点マークをクリック
- メニューから「設定」を選択
- コンテンツ制限までスクロールして「サイトのブロック」をクリック
- ブロックするWebサイトのURLを入力後「追加」をクリック
Safari
Safariでは、以下の手順でサイトブロックが可能です。
- 「システム環境設定」にある「スクリーンタイム」をクリック
- 「コンテンツとプライバシー」をクリック
- 上部の「コンテンツとプライバシーの制限」をオン
- Webコンテンツ欄の「成人向けのWebサイトを制限」もしくは「許可されたWebサイトのみ」を選択
Firefox
Firefoxでも拡張機能の活用により、サイトブロックが可能です。基本的な設定方法は、Google Chromeと変わりません。BlockSiteなどの拡張機能を利用すると良いでしょう。
スマートフォンでサイトをブロックする方法

次に、以下のスマートフォンでサイトをブロックする方法について解説します。
- Android
- iPhone
Android
Androidでサイトをブロックする主な方法は以下の2つです。
- サイトブロックアプリのインストール
- ブロックサイトの設定
Google Chromeの拡張機能として紹介した「BlockSite」は、アプリも提供されておりGoogle Play ストアからダウンロードできます。また「Kaspersky」や「Trend Micro」などのウイルス対策アプリでも不審なサイトをブロック可能です。
さらに、以下の設定を行えばサイトをブロックできます。
- 設定アプリを開く
- 「セキュリティ」または「保護者用」をタップ
- 「ウェブフィルタリング」または「サイトの制限」などをタップ
- ブロックしたいサイトのURLを追加
iPhone
iPhoneでサイトをブロックする主な方法も以下の2つです。
- サイトブロックアプリのインストール
- 設定の変更
「BlockSite」は、Appストアからもダウンロード可能です。
また、以下の手順で設定変更すれば一部のサイトをブロックできます。
- 設定アプリを開く
- 「スクリーンタイム」をタップ
- 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップして、バーを右にスライド
- 「App Store、メディア、Web、およびゲーム」をタップ
- Webコンテンツを選び「成人向け Web サイトを制限」もしくは「許可された Web サイトのみ」にチェックを付ける
サイトがブロックされる理由と解除方法

冒頭の「企業や組織におけるサイトブロックのメリットとは」の章で解説した通り、サイトブロックには業務効率化やセキュリティ強化などのメリットがあります。また、学校ではアダルトサイトなど教育上悪影響のあるサイトブロックを実施しています。
ただ、中には業務での活用などブロックされているサイトを見たい方もいるでしょう。最後に、サイトブロックを解除する以下の方法について解説します。
- VPNの導入
- プロキシサーバーの使用
- 拡張機能の活用
- Torの利用
- HTTPSへの切り替え
- IPアドレスの使用
- URL短縮ツールの活用
- DNSサーバーの変更
- Operaブラウザの利用
VPNの導入
サイトブロックはVPNの導入により解除できます。VPNとは、主に社外から社内のネットワークアクセス時に用いられる仮想専用線のことです。VPNでは、トラフィックを独自のサーバー経由にさせる仕組みが取られているため、サイトブロックを回避できます。
プロキシサーバーの使用
プロキシサーバーの使用も、サイトブロックの解除に有効です。プロキシサーバーとは、コンピューターに代わりインターネットに接続して、サイトにアクセスするサーバーのことです。独自のサーバーを経由するため、サイトブロックを回避できる可能性があります。
拡張機能の活用
Google Chromeの拡張機能にはVPNやプロキシも存在するため、サイトブロックを回避できます。拡張機能を活用すれば、ブラウザのみに効果が適用されるため、アプリなどへの接続速度が低下することはありません。
Torの利用
Tor利用でサイトブロックを解除できるケースもあるでしょう。Torとは、アメリカの海軍調査研究所(NRL)が開発したサービスのことです。現在はオープンソースとして公開されており誰でも利用可能です。広大なリレーネットワークを通じてトラフィックを迂回させられるため、サイトブロックを回避できる可能性があります。
HTTPSへの切り替え
HTTPからHTTPSに切り替えることで、サイトブロックを回避できるケースもあります。方法は簡単で、URLの「http://」を「https://」に置き換えるだけです。
IPアドレスの使用
WebサイトはURLだけでなく、IPアドレスを使用しても開くことができます。IPアドレスのブロックが行われていなければ、ブロックされているWebサイトにアクセスできる可能性があります。
URL短縮ツールの活用
URL短縮ツールの活用も、サイトブロックを回避する方法の一つです。多くのURL短縮ツールは、既存のURLを取得して自動でWebサイトにリダイレクトする短縮バージョンのURLを返す仕組みが取られています。短縮されたURLに接続することになるため、URLをベースにサイトをブロックしている場合は回避できる可能性があります。
DNSサーバーの変更
IPベースでのサイトブロックが行われている場合は、DNS(ドメインネームシステム)サーバーへの切り替えが有効です。ネットワーク設定にIPアドレスを入力すれば、別のDNSサーバーへ切り替えられます。
Operaブラウザの利用
Operaブラウザの活用も有効です。Operaは、使いやすさにこだわり開発されたブラウザで、無料のVPNが内蔵されています。追加の費用を払うことなく、ブロックを解除できる可能性があります。
なお、Operaや他のブラウザについて詳しく知りたい方は以下をご覧ください。
⇒ブラウザの主な種類と特徴を紹介!シェア率や利用ブラウザ選定のポイントも解説
まとめ

企業や組織でサイトブロックを行えば、業務効率化やセキュリティ対策の実施に役立ちます。Google Chromeなどのブラウザでは、拡張機能やセキュリティ機能の活用により、サイトブロックが可能です。また、スマートフォンでもサイトブロックできるため、上手く活用すると良いでしょう。
ただ、本記事でも紹介しましたがサイトブロックを回避する方法は存在します。また、近年のサイバー攻撃は高度化・多様化しており、サイトブロックをしてもウイルスなどに感染する可能性があるでしょう。
万が一、情報漏洩が発生すれば企業の信用やブランドイメージが低下するため、サイトブロックなどでセキュリティ強化を図るとともに、情報漏洩を素早く察知して適切な対応を取れる体制構築が重要です。情情報漏洩監視ツール「ダークウェブアイ」は、会社のドメイン情報を入れるだけで「いつ」「どこから」「どんな情報が」漏れてしまったのか、一瞬で分かります。
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