
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー※本セミナーは終了しましたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2026年5月20...
生成AIやAIエージェントの活用が広がるなかで、企業におけるAI導入の重要性は高まっています。
一方で、実際にAI導入を進めようとすると、「何から始めればよいかわからない」「ChatGPTなどを契約したものの、現場で使われていない」「社内ルールやセキュリティ面が不安」といった課題に直面する企業も少なくありません。
AIは、ツールを導入するだけで成果が出るものではありません。自社の業務課題を整理し、業務への落とし込みや社員研修、運用ルールの整備などを進める必要があります。しかし、これらをすべて社内だけで担うには、AI推進体制の整備や最新技術のキャッチアップ、現場への定着支援まで継続的に行う必要があり、負担が大きくなりがちです。
こうした課題を解決する手段として、AI導入を研修・コンサルティング・システム構築・定着支援の面から支援する会社やサービスが増えています。そこで本記事では、AI導入支援会社に依頼できることや選び方、おすすめのAI導入支援会社・サービス10選を紹介します。
目次
AI導入支援会社とは、企業がAIを業務で活用できるように、導入前の課題整理から研修、システム構築、運用改善、社内定着までを支援する会社です。
AI導入というと、ChatGPTやAIチャットボット、AI議事録ツールなどを契約することをイメージする方もいるかもしれません。しかし、AIツールを契約しただけでは、業務改善につながらないケースもあります。
たとえば、生成AIを契約しても、社員が使い方を理解していなければ利用は広がりません。また、利用ルールが整備されていない状態では、機密情報や個人情報の取り扱いに不安が残ります。さらに、どの業務にAIを活用すべきかが曖昧なままでは、費用対効果も判断しづらくなります。AI導入支援会社は、こうした課題に対して、AI活用の方針策定、業務の洗い出し、社員研修、AIエージェントや業務システムの構築、導入後の改善などを支援します。
つまり、AI導入支援会社は、単にAIツールを紹介するのではなく、企業がAIを実務で使える状態にするための支援を行う会社だといえます。
AI導入支援会社に依頼できる内容は、会社によって異なります。主な支援内容は、AI活用方針の整理、社員向け研修、業務への落とし込み、AIシステムやAIエージェントの構築、導入後の運用改善などです。
特に、生成AIの業務活用では「どのツールを使うか」だけでなく、「どの業務にどう組み込むか」が重要になります。文章作成や議事録作成のような個人作業の効率化から、社内ナレッジ検索、問い合わせ対応、営業資料作成、データ分析、月次レポート作成など、AIを活用できる領域は多岐にわたります。
ただし、すべての業務に同じように効果が出るわけではありません。最初から大規模な開発を行うよりも、効果が見えやすい業務から小さく始め、現場の反応を見ながら広げていく進め方が現実的です。AI導入支援会社に相談することで、自社の業務内容や組織体制に合わせて、どこからAI活用を始めるべきかを整理しやすくなります。
AI導入支援会社を選ぶ際に特に重要なのは、「自社の業務に合わせて、安全に・継続的に使われる状態まで支援できるか」です。知名度やサービス名だけで判断するのではなく、導入前の設計から現場定着、セキュリティ・運用改善まで伴走できるかを確認しましょう。
特に、以下の4点は事前に確認しておくとよいでしょう。
AI導入支援会社といっても、得意領域は会社によって異なります。社員研修や人材育成に強い会社もあれば、AIエージェントやRAG構築などの実装に強い会社もあります。また、業務改革や組織変革とあわせてAI活用を支援する会社もあります。
「社員のAIリテラシーを高めたい」のか、「AIを使った業務システムを構築したい」のか、「まずは自社で何ができるか整理したい」のかによって、選ぶべき会社は変わります。
そのため、サービス名や機能だけで比較するのではなく、自社がAI導入で解決したい課題に対して、どこまで支援してもらえるのかを確認しましょう。
ここからは、AI導入を検討している企業におすすめのAI導入支援会社・サービスを紹介します。
本記事では、単体のAIツールではなく、コンサルティング、研修、構築、定着支援などを提供している会社・サービスを中心に取り上げています。

デジライズは、AIリスキリングとコンサルティングを通じて、企業のAI活用を支援する会社です。
AIを一部の担当者だけで使うのではなく、組織全体に浸透させることを重視している点が特徴です。社員研修に加えて、実際の業務でAIをどう活用するかまで支援を受けられるため、AIを社内に定着させたい企業に向いています。
全社的にAI活用を広げたい企業や、研修と実装支援をまとめて依頼したい企業に適した選択肢です。AI導入を一時的な施策ではなく、組織全体の変化につなげたい場合に検討しやすい会社です。

キカガクは、生成AI導入支援やAI人材育成に強みを持つ企業です。
生成AI搭載システムの開発支援に加えて、導入コンサルティングや研修などの導入後支援にも対応しています。AI導入を外部に任せきりにするのではなく、社内にAIを扱える人材を育てながら進めたい企業に向いています。
特に、将来的な内製化を見据えてAI活用を進めたい企業にとって、教育と実装をバランスよく相談しやすい会社です。AI活用の企画からPoC、開発、人材育成までを組み合わせて進めたい場合に適しています。

AVILENは、生成AI導入を上流から支援し、ビジネス活用を実現するためのサービスを提供しています。
生成AIの導入支援だけでなく、データ利活用できる組織づくりや、AI技術の企画・開発・導入にも対応している点が特徴です。社員教育とAIソリューションの両方に対応しているため、データ・AI活用を組織的に進めたい企業に向いています。
生成AIの活用だけでなく、データ分析や機械学習を含めたAI活用を検討している企業にも適しています。AI人材育成と実装を並行して進めたい場合に検討しやすい会社です。

スキルアップAIは、AI・DX人材育成を中心に、企業のAI活用力向上を支援する会社です。
人材育成計画の策定から評価、研修、実データを活用した課題解決型プログラム、AI開発・導入支援までを一貫して提供している点が特徴です。
AI導入の前段階として、まずは社員の理解度を高めたい企業や、部署ごとにAI活用力を底上げしたい企業に向いています。単なる座学ではなく、実務に近いテーマでAI活用を学ばせたい場合にも検討しやすい会社です。

JMACは、製造業・サービス業を中心に、業務改善や組織改革、DXなどを支援するコンサルティングファームです。
生成AIを活用した組織変革プログラムを提供しており、AIを単なるツール導入ではなく、業務改革や経営課題の解決につなげたい企業に向いています。
特に、現場業務の改善や組織全体の変革とAI活用を結びつけたい企業に適しています。技術導入だけでなく、業務プロセスや組織のあり方まで見直したい場合に候補となる会社です。

パーソルワークスイッチコンサルティングは、生成AI技術と業務プロセスの両方に精通したコンサルタントが、AIエージェントの業務実装を支援するサービスを提供しています。
特徴は、「どの業務をAIに任せ、どの業務を人間が担うか」の切り分けから、実装、検証、運用安定化まで支援している点です。導入済みのAIツールが現場に定着しないという課題に対しても、伴走型の定着化支援を行っています。
AIを単なるチャット利用にとどめず、業務プロセスの中に組み込みたい企業に向いています。AIエージェントの導入や、既存AIツールの活用定着に課題を感じている企業におすすめです。

Ridge-iは、生成AIコンサルティング・開発サービスを提供するAI企業です。
生成AI活用に向けたDX戦略の構築から、AIシステムの設計・開発、オペレーション構築、人材育成までをワンストップで支援している点が特徴です。また、大規模言語モデルの研究開発やチューニング開発にも対応しています。
高度なAI活用や独自AI開発を検討している企業に向いており、生成AIを経営や業務に深く組み込みたい場合に候補となります。単なる研修やツール導入ではなく、戦略設計から開発まで踏み込んで相談したい企業に適しています。

Laboro.AIは、オーダーメイド型AIソリューション「カスタムAI」の開発・提供を行う会社です。
AI開発に先立つビジョンや戦略策定、導入ロードマップの策定、運用のためのコンサルティング支援にも対応している点が特徴です。汎用的なAIツールでは対応しづらい、自社固有の業務課題に合わせたAIを開発したい企業に向いています。
一方で、まずはAI研修や小規模な定着支援から始めたい企業よりも、具体的なAI開発テーマがある企業に適した会社です。独自AIモデルやAIエージェントを自社の業務に合わせて作り込みたい場合に検討しやすいサービスです。

株式会社インディゴデータは、中小企業向けAI伴走支援サービス「ヒトタスAI」を提供する会社です。
特徴は、AI導入を「ツールを入れて終わり」にせず、現場で使われる状態まで支援する点にあります。AI初心者向けの研修・定着支援から、継続的にAI活用を相談できるAI伴走顧問、業務に合わせたAI構築・運用まで、企業の状況に合わせた支援を受けられます。
特に、ChatGPTなどを導入したものの現場で使われていない企業や、AIを使いたいが何から始めればよいかわからない企業に向いています。大規模なAI開発よりも、まずは身近な業務からAI活用を始め、効果を見ながら広げていきたい企業にとって相談しやすいサービスです。
また、Difyなどを活用した業務フロー自動化や、既存システムへのAI機能追加にも対応しているため、研修だけでなく実務への落とし込みまで支援を受けたい企業にも適しています。

株式会社SMSデータテックは、働くAI「Claude Cowork」の導入から組織定着までを支援する「Claude Cowork内製化支援」を提供しています。
特徴は、AIを「質問に答えるもの」として使うだけでなく、実際の業務を進める「働くAI」として活用する点にあります。Claude Coworkは、PC上のファイルにアクセスし、依頼内容をもとにデータの読み取り、整理、分析などを行うことができます。
たとえば、営業データの整理、マーケティング施策の分析、月次レビュー資料の作成、会議資料のたたき台作成など、従来は人が手作業で行っていた業務の効率化が期待できます。
特に、生成AIやSaaS、RPAなどを導入したものの、業務全体の自動化や内製化につながっていない企業に向いています。単なるAIツールの導入ではなく、業務設計から運用定着まで支援を受けたい場合に検討しやすいサービスです。
また、SMSデータテックはシステム運用領域で25年の実績があり、業務効率化だけでなく、セキュリティや運用管理の観点を踏まえてAI活用を設計できる点も強みです。AIを安全に活用しながら、社内で運用できる状態まで整えたい企業に適しています。
AI導入支援会社は、大きく分けると「伴走支援・コンサル型」「研修・人材育成型」「開発・実装支援型」「AIエージェント内製化型」の4つに分類できます。
| タイプ | 向いている企業 | 主な会社・サービス |
|---|---|---|
| 伴走支援・コンサル型 | 何から始めればよいかわからない企業、AIを現場に定着させたい企業 | 株式会社インディゴデータ(ヒトタスAI)、デジライズ、JMAC |
| 研修・人材育成型 | 社員のAIリテラシーを高めたい企業、内製化を見据えたい企業 | キカガク、AVILEN、スキルアップAI |
| 開発・実装支援型 | 独自AIや業務システム連携を進めたい企業 | Ridge-i、Laboro.AI |
| AIエージェント内製化型 | AIに実務を任せ、業務自動化まで進めたい企業 | パーソルワークスイッチコンサルティング、株式会社SMSデータテック(Claude Cowork内製化支援) |
自社の課題がまだ明確でない場合は、まず伴走支援・コンサル型の会社に相談し、業務課題や導入方針を整理するところから始めるとよいでしょう。特に、現場で使われる状態まで支援してほしい場合は、単発の研修やパッケージ導入ではなく、継続的に改善できる支援体制があるかを確認することが大切です。
一方で、すでに「社内ナレッジ検索をAI化したい」「問い合わせ対応を自動化したい」「独自AIモデルを作りたい」といったテーマが明確な場合は、開発・実装支援型の会社が適しています。
また、生成AIを導入したものの、日々の業務削減につながっていない場合は、AIエージェント内製化型のサービスを検討するとよいでしょう。AIを単なるチャットツールとしてではなく、実務を進める存在として活用することで、より具体的な業務効率化につなげやすくなります。
AI導入支援会社を選ぶ際は、目的が曖昧なまま依頼しないことが大切です。
「とりあえずAIを導入したい」という状態では、支援内容も抽象的になりやすく、導入後の成果を判断しづらくなります。問い合わせ対応を効率化したいのか、資料作成を効率化したいのか、社内ナレッジを検索しやすくしたいのか、社員のAIリテラシーを高めたいのかなど、まずは目的を整理しておきましょう。
また、AI研修だけで終わらせないことも重要です。研修はAI活用の第一歩ですが、研修を受けただけで業務が変わるとは限りません。実際の業務に合わせた活用例やプロンプトテンプレート、社内ルール、運用フローを整備することで、AI活用は定着しやすくなります。
セキュリティやガバナンスも後回しにしてはいけません。生成AIを業務で使う場合は、機密情報や個人情報の扱い、入力してよい情報の範囲、利用ログの管理、権限設定などを整理する必要があります。安全にAI活用を進めるためにも、運用ルールまで相談できる会社を選びましょう。
AI導入を成功させるには、段階的に進めることが重要です。
まずは、どの業務に時間がかかっているのか、どの作業が属人化しているのか、どの業務でミスや手戻りが発生しやすいのかを確認します。そこから、AIで効率化しやすい業務を選び、一部の部署や特定業務で試すと、効果や課題を把握しやすくなります。
試験導入で効果が見えたら、AI利用ガイドラインや業務別プロンプト集、確認フロー、活用事例集などを整備します。社員が迷わずAIを使える状態を作ることで、AI活用は現場に定着しやすくなります。
導入後は、利用状況や現場の声をもとに改善を続けましょう。AI導入は一度設定して終わりではありません。業務の変化や利用状況に合わせて改善することで、継続的な業務改善につなげることができます。
ただし、これらをすべて自社だけで実施するには、AI推進室のような体制づくりや、最新技術・セキュリティ動向の継続的なキャッチアップが必要になります。AI技術は変化が速いため、準備に時間をかけすぎると、導入時点で活用方法が古くなってしまう可能性もあります。すべてを社内だけで抱え込まず、必要に応じてAI導入支援サービスを活用することも検討しましょう。
AI導入支援会社は、企業がAIを業務で活用できるように、課題整理、研修、構築、運用改善、社内定着までを支援する存在です。
特に、AIを導入したいが何から始めればよいかわからない企業や、ChatGPTなどを導入したものの現場で活用が進んでいない企業は、AI導入支援会社への相談がおすすめです。
SMSデータテックではClaude Cowork内製化支援サービスを提供しています。システム運用で培ったセキュリティ・運用管理の知見を踏まえ、貴社の業務・体制に合わせたAI活用可能性と課題を無料診断で整理できますので、お気軽にお問い合わせください。