オペレーション自動化の重要性やメリット、自動化ツールを解説

自動化ソリューション
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#自動化

運用業務はルーチーンワークが多く、ホワイトカラーにおけるルーティンワークに割く時間は5割程度に及びます。人手によるオペレーションでは、時間がかかるだけでなく、オペレーションミスや業務の複雑化など様々な課題が残ります。また、1日の業務を効率的にこなすためには、人によるオペレーションでは限界があります。
そこで今回は、オペレーション自動化の重要性や自動化のメリット、自動化ツールを3つ解説します。人によるオペレーションから脱却し、より柔軟に対応できる運用を目指しましょう。

オペレーション自動化の重要性

運用業務は、新機能や新システムのリリース、運用作業の追加などにより、担当者の負担が増え、オペレーションミスに繋がる可能性が高まります。
オペレーションを自動化できない場合は、システムが安定稼働したとしても、業務の複雑化やシステムのブラックボックス化、属人化する懸念があります。ひとつのオペレーションミスが取引先の顧客情報の漏洩、重要なデータの削除などのインシデントに繋がる可能性があり、もしもロールバックできない場合は最悪の事態を招く可能性もあります。インシデントが発生してしまうと、原因究明と再発防止策を検討する必要がありますが、これらも担当者の負担になってしまいます。オペレーションの自動化はインシデントを防止するだけでなく、担当者の負担軽減にも繋がります。

オペレーション自動化のメリット

オペレーション自動化は次のようなメリットがあります。

  • ヒューマンエラーの削減
  • エラーの削減
  • 業務効率の改善

コスト削減

運用業務は機能の増加や顧客の依頼などによって、業務が複雑化しやすい傾向があります。人によるオペレーションでは、運用コスト削減を目標に掲げていても、実態はコストが膨らみ続けてしまうケースが多いです。オペレーションを自動化することで、柔軟な運用業務が可能になり、コスト削減に繋がります。

業務効率の改善

人によるオペレーションでは、どうしても手順の確認やクロスチェックをしながらの作業進行になってしまうため、効率がいいとは言えません。もちろん、ミスを無くすためには重要なことですが、自動化すれば手順の確認などは不要になります。完了後の結果確認をするだけでいいため、根本的な業務効率の改善が見込めます。

オペレーション自動化の手法

オペレーション自動化には特定のツールを使うことで実現できます。

  • RBA
  • RPA

RBA

RBA(Run Book Automation)とはITシステムの運用管理を自動化できるツールです。これまで人が行っていた手順書通りの作業をツールにより自動化します。ITシステムの保守・運用業務を得意としており、ユーザー情報の変更やサーバーの再起動に伴うアプリケーションの再起動などを自動化できます。

RPA

RPAは手順が決まりきった定型作業を自動化するツールです。例えば、経費精算をルールに基づく自動チェックで申請内容の確認を自動化できたりします。また、RPAはGUIによる操作を自動化できるため、プログラミングの知識がなくても自動化しやすいです。
RPAは幅広い業務に活用できるため、オペレーションを自動化したい場合は専門の企業に問い合わせてみることをおすすめします。
今では、様々な企業がオペレーションを自動化できるツールを開発しています。今回は、幅広く自動化できるツールを3つ紹介します。

オペレーション自動化ツール3選

SDT×Kompira

SDT×Kompiraは、フィックスポイント社が開発した連携処理基盤ソフトウェア「Kompira(コンピラ)」と、SMS DataTechのIT運用ノウハウが集約し誕生した運用自動化ソリューションです。SDT×Kompiraは従来の自動化とは異なり、定型業務から複雑な業務まで様々な業務の自動化が実現できます。
また、環境もオンプレミスとクラウドに対応しており、状況に応じた最適な自動化フローを構築できます。

WinActor

は、NTTグループが研究・開発したRPAツールです。
Office製品やERP、OCRなどのツールと連携できます。シンプルなGUIが搭載されており、プログラミングの知識がなくても扱いやすいです。横浜市では、煩雑な事務処理を効率化するために、WinActorを導入した結果、事務処理が効率化され、月の残業時間が500時間減っています。

BizRobo!

BizRobo!は、RPA テクノロジーズ株式会社が提供しているRPAツールです。
国内2,200社以上の現場でさまざまな業務を代行しており、導入までのハードルが低いです。導入運用のサポートから業務内容と働き方に合うツールを選別してくれます。

⇒他にも!
 ・世界中で4,000社以上、日本国内においても1,000社以上で導入されている自動化ツールUiPat
 ・Excel業務の自動化にはローコード開発のプリザンター

まとめ

今回は、オペレーション自動化の重要性や自動化のメリット、自動化ツールを3つ解説しました。人によるオペレーションから脱却できれば、人にしかできない付加価値の高い業務に時間を割くことができ、より価値あるサービスの提供に繋がるはずです。

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