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ChatGPT for Googleとその他ChatGPTのChrome拡張機能15選!
ChatGPT for Googleは、Googleでの検索とChatGPTへの質問を同時に行える拡張機能(プラグイン)です。近年は、ChatGPTのテクノロジーを活用したGoogle Chromeの拡張機能が豊富に提供されています。
本記事では、Google Chrome拡張機能の概要やChatGPT関連のおすすめプラグイン15選、拡張機能の使い方と注意点について解説します。ChatGPT for GoogleやChatGPT関連のおすすめな拡張機能を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
Google Chromeの拡張機能(プラグイン)とは
Google Chromeの拡張機能(プラグイン)とは、Chromeに実装して自分好みにカスタマイズするための追加機能のことです。プラグインは豊富に存在し、自分に合うものを追加すれば利便性が向上します。例えば、以下の拡張機能があります。
- YouTubeやWebサイトにおける広告のブロック
- Webサイトの読み上げ
- ダークモードへの切り替え
- スクリーンショットの加工
ChatGPTのGoogle Chrome拡張機能おすすめ15選
ChatGPT for Googleをはじめ、最近はChatGPTのテクノロジーを利用したプラグインが増加しています。ここからは、ChatGPT関連のおすすめ拡張機能15選を紹介します。
ChatGPT for Google
出典:ChatGPT for Google|Chrome ウェブストア
ChatGPT for Googleは、Googleでの検索とChatGPTへの質問を同時に行えるプラグインです。ChatGPT for Googleでは質問の文脈を理解し、より深い洞察や明確な回答をしてくれます。また、関連情報もまとめられた回答を得られるため、時間を節約しながら効率的に情報収集ができるでしょう。
ChatGPT for Googleの詳細は以下をご覧ください。
⇒ChatGPT for Googleとは?使い方やおすすめな理由を徹底解説
AIPRM for ChatGPT
出典:AIPRM for ChatGPT|Chrome ウェブストア
AIPRM for ChatGPTは、プロンプトエンジニアたちが作成した高性能なプロンプトを利用できるプラグインです。一覧から目的に応じたプロンプトを活用できます。また、プロンプトは目的別や評価順、使用者が多い順などの並び替えも可能です。生成AIにおけるアウトプットの質は、指示・命令に該当するプロンプトが大きく影響を与えるため、どのようなプロンプトを入力するかが非常に重要です。
Superpower ChatGPT
出典:Superpower ChatGPT|Chrome ウェブストア
Superpower ChatGPTは、ChatGPTのチャット画面に以下を追加するプラグインです。
- プロンプトの保存や管理
- チャットの共有
- 他人のプロンプトを確認
- 文字数カウント
上記は機能の一部でしかなく、他にもさまざまなものを活用可能です。
WebChatGPT
WebChatGPTは、ChatGPTのアウトプットにWebサイト・コンテンツの情報を追記するプラグインです。無料版のChatGPT-3.5は、2021年9月までの情報しかインプットしていないため、2021年10月以降の情報はアウトプットされません。WebChatGPTを活用すれば、最新の情報も含めた回答を得られます。
YoutubeDigest
出典:YoutubeDigest|Chrome ウェブストア
YoutubeDigestは、YouTube動画の要約を作成できるプラグインです。要点のみをまとめてくれるため、短時間で動画の内容を理解できるでしょう。限られた時間で、効率的に情報収集したい方におすすめです。
YouTube Summary with ChatGPT & Claude
出典:YouTube Summary with ChatGPT & Claude|Chrome ウェブストア
YouTube Summary with ChatGPT & Claudeも、YouTubeなどの動画を要約できるプラグインです。ChatGPTとClaudeの2つのAIを活用しており、重要なポイントのみを抽出してくれます。また、多言語対応しているため、例えば英語の動画を日本語で要約することが可能です。さらに、要約結果に対して追加質問もできます。
ChatGPT Writer
出典:ChatGPT Writer|Chrome ウェブストア
ChatGPT Writerは、メールやその他さまざま文書作成をサポートしてくれるプラグインです。ユーザーの入力に基づき、高品質な文章を生成してくれるため、業務効率化に効果的です。Gmailの場合は、作成したいメールの概要を「Email context」欄に入力し、ボタンをクリックするだけで文章を作ってくれます。
GPT Workspace
出典:GPT Workspace|Chrome ウェブストア
GPT Workspaceは、スプレッドシートやGoogleドキュメント、GmailなどGoogle Workspaceのツールに追加できるプラグインです。具体的には以下が可能です。
- データ抽出
- カテゴリ分け
- キャッチフレーズやブログ、メール返信文面などの生成
- 文章の要約やまとめ
Monica
Monicaは、以下のさまざまな用途で活用できるプラグインです。
- 文章の作成
- メールの返信
- PDFやテキストの翻訳
- Webサイト・動画の要約
- 画像や動画の生成
無料プランの場合は一日30回まで利用できます。
Voice Control for ChatGPT
出典:Voice Control for ChatGPT|Chrome ウェブストア
Voice Control for ChatGPTは、音声での入力と出力ができるプラグインです。スマートフォンアプリには、音声入力・出力機能が実装されていますが、パソコンでは通常利用できません。Voice Control for ChatGPTの活用により、パソコンでも音声入力・出力が可能になります。
Glarity
Glarityは、YouTubeの動画やWebサイト・コンテンツ、X(旧Twitter)の投稿などを要約できるプラグインです。また、翻訳やメール作成サポート、Webサイト・コンテンツに関する質疑応答もできます。
Merlin
Merlinは、ブラウザ上で瞬時にChatGPTを表示できるプラグインです。検索結果やSNSなどの閲覧中に気になることがあれば、ショートカットキーを押すだけで、ChatGPTの表示・質問が可能です。なお、無料版の場合は一日の呼び出し上限回数が51回です。
Fancy GPT
Fancy GPTは、ChatGPTとのやり取りをPDF化できるプラグインです。また、背景のデザイン変更や不要な内容の削除も可能です。直感的に操作できるため、リテラシーが高くない方でも使いやすいでしょう。
Perplexity
Perplexityは、データ収集を効率化してくれるプラグインです。Webサイトやコンテンツを迅速に要約してくれるため、効率よくポイントを把握できます。また、質疑応答機能も実装されており、詳細や関連情報の確認も可能です。
⇒Perplexity AIとは?プランと特徴や使い方、他のツールとの違いを解説
SciSpace
SciSpaceは、豊富な論文を要約してくれるプラグインです。もともとSciSpaceは、世界中の論文が約1,000万件登録されており、読みたいものを検索できるプラットフォームです。拡張機能であるSciSpaceを活用すれば、プラットフォームに登録されている情報の要約と翻訳ができます。
Google Chrome拡張機能の使い方
Chrome拡張機能は以下のステップで追加できます。
- Google ChromeのWebストアにアクセス
- 拡張機能の検索と追加
- サインアップや設定
1.Google ChromeのWebストアにアクセス
拡張機能は「Chrome ウェブストア」から追加します。検索をするか、Chromeの画面右上に表示された「…」(Google Chromeの設定)をクリックし「拡張機能」にカーソルを合わせると表示される「Chrome ウェブストアにアクセス」をクリックしましょう。
2.拡張機能の検索と追加
Chrome ウェブストアにアクセスすると、画面上部中央に検索窓が表示されます。拡張機能の名前やキーワードなどを入力し、自分に合うプラグインを探しましょう。
検索を行うと結果が表示されるため、気になるものをクリックして、内容やレビューを確認します。追加したい場合は、画面右上に表示された「インストール」もしくは「Chromeに追加」ボタンをクリックしましょう。企業のパソコンなどでは、セキュリティ対策の一環で拡張機能の追加ができないケースも存在します。
3.サインアップや設定
拡張機能によっては、サインアップやデータへのアクセス許可などの設定が必要なケースも存在します。画面の表示に従い、サインアップや設定を行いましょう。
なお、シークレットモードやゲストでGoogle Chromeを利用している場合、拡張機能のインストール・利用が基本的にできません。シークレットモードでも拡張機能を利用したい場合には、詳細設定でシークレットモードでの実行を許可する必要があります。
拡張機能を追加・活用する際の注意点
便利な拡張機能ですが、利用にあたり注意点も存在します。ここからは、拡張機能を追加・活用する際の注意点について解説します。
信頼性の確認が必要
Chrome ウェブストアで提供されている拡張機能は、必ずしも安全とは限りません。実際に、2020年には500個以上の拡張機能から個人情報が盗まれる事件が起きました。インストールによりウイルスやマルウェア感染するリスクもあるため、信頼できるかを必ず確認しましょう。信頼性の高い拡張機能を見極めるポイントは、以下の通りです。
- 大手のデベロッパーが開発している
- Chrome ウェブストアの評価が低すぎない
日本語に未対応の拡張機能もある
プラグインは世界中で開発されており、日本語に未対応のものも存在します。日本語での利用を希望する場合は、説明文で日本語対応しているかを確認すると良いでしょう。
パソコンの動作が遅くなるリスクがある
拡張機能はメモリを消費し、たくさん追加するとブラウザの処理に時間がかかります。Webサイトの表示が遅くなるなど、パソコンの動作が重くなるため注意しましょう。動作が遅くなると利便性が下がります。拡張機能の追加は必要最低限にして、不要なものは削除することがおすすめです。
まとめ
ChatGPT for Googleは、Googleでの検索とChatGPTへの質問を同時に行える拡張機能です。近年は、ChatGPTのテクノロジーを活用したGoogle Chromeの拡張機能が豊富に提供されており、上手く活用すれば業務効率化が実現できます。
ただし、拡張機能の中にはウイルスやマルウェアが仕込まれたものもあるため、注意しましょう。
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