迷惑メールの放置は危険!理由や受信時の対処・予防法について解説
迷惑メールの放置は、うっかり開いてしまうなど、さまざまな危険性があるため、避けるべきです。今回は、迷惑メールを放置すると危険な理由について解説し、迷惑メールを受信した際の対処法もあわせて紹介します。
目次
迷惑メールを放置すると、さまざまな危険にさらされるため、対処が必要です。迷惑メールには4つの種類がありますが、広告宣伝のものが最も多く、そのまま受信BOXに残しがちです。しかし、ウイルスが仕込まれているケースもあるため、自分には関係ないと放置すると、危険にさらされてしまうでしょう。
今回は、迷惑メールの概要や放置する危険性について解説します。また、迷惑メールを受信した際の対処法などもあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
迷惑メールとは

迷惑メールとは、受信者が同意していないにも関わらず、一方的に送りつけられるメールのことを指します。迷惑メールは、広告や宣伝を目的として送信されるものが最も多いといわれています。しかし、詐欺やウイルス感染目的など、悪質なものも存在しているため注意が必要です。迷惑メールを放置した場合、危険な状況を引き起こす可能性があるため、適切な対処が推奨されています。
⇒迷惑メールへの対処法とは?受信する原因や予防する方法を解説
迷惑メールの主な種類
迷惑メールは、主に以下の4つの種類に分かれており、それぞれ特徴があります。
- 広告宣伝メール
- 詐欺(フィッシング)メール
- 架空請求メール
- ウイルス・標的型攻撃メール
広告宣伝メール
広告宣伝メールは大量に送信されるため、迷惑メールの中で最も多い種類です。商品やサービスを宣伝するメールが一方的に送られてくるため、受信者は煩わしいと感じるでしょう。
また、悪質な手口を用いたものも存在します。例えば、有名企業のサービス宣伝を装い、全く別のサービスの購入や会員登録へ誘導するなどです。自ら登録するメルマガとは異なり、受信者の同意を得ていないのが特徴です。
詐欺(フィッシング)メール
金銭的被害につながりやすい詐欺(フィッシング)メールも、迷惑メールの一種です。詐欺メールとは、宅配業者や金融機関、通販サイトなどになりすまし、送りつけられるメールです。本文中にある偽サイトのURLへ誘導し、個人情報を抜き取ります。誘導される偽サイトは巧妙に作られており、一見本物と見分けがつかないでしょう。そのため、受信者は偽物だと気付かず、IDやパスワードを使ってログインしてしまい、個人情報を抜き取られてしまいます。
特に金融機関や通販サイトは、口座番号やクレジットカード情報などが登録されているため、メールで案内が届いた際は、慎重な対応が必要です。IDやパスワード情報を盗まれると不正ログインされ、勝手に送金や買い物されるなどの金銭的被害に遭う可能性があります。
⇒詐欺メールが届くのはなぜ?見分け方や予防法・対処法を解説
架空請求メール
架空請求メールとは、実際には支払う必要のない料金を請求するメールです。
例えば、「〇〇サービスの利用料金の支払いが滞っているため、早急に〇万円の支払いをお願いします。期日までに入金がない場合は、訴訟準備を始めます。」などの文章が送られてきます。請求文とともに法的手段を用意している旨を記載するケースが多いでしょう。
心理的なプレッシャーを与えて判断力を鈍らせ、身に覚えのない利用料でも、支払わせるように誘導するのが特徴です。
ウイルス・標的型攻撃メール
ウイルスを仕込んだメールを一方的に送りつけてくる、ウイルス・標的型攻撃メールも、迷惑メールの一種です。メールの本文に記載されているURLや添付ファイルをクリックすると、スマホやPCなどの端末がウイルスに感染します。
また、マルウェアを仕込んだ添付ファイル付きのメールを、送りつける手口も存在します。マルウェアに感染すると、悪意のある第三者が遠隔操作することが可能になり、知らぬ間に情報を抜き取られるなどの被害に遭うでしょう。
迷惑メールの放置が危険な理由

迷惑メールをそのまま放置すると、以下のリスクがあり大変危険です。
- うっかり開いてしまうリスク
- 開封後のリスク
- メールアドレスがアクティブと認識されるリスク
詳しく解説します。
うっかり開いてしまうリスク
迷惑メールを放置していると、何かのタイミングでうっかりメールを開いてしてしまう可能性があります。広告宣伝メールなどなら、開封しただけでは被害に遭うことはありません。しかし、うっかり開封し、誤って文中のURLをクリックしてしまうと、悪意のあるサイトにアクセスしてしまう危険性があります。
開封後のリスク
迷惑メールを開封してしまうと、さまざまなリスクにさらされます。例えば、開封と同時にウイルスに感染するように仕組まれていた場合、すぐに感染して被害が大きくなる恐れがあります。
また、つい本文を読んでしまうこともあるでしょう。本文を読むことで、悪意のあるサイトのURLや添付ファイルへ無意識にクリックするように誘導される危険性があります。
メールアドレスがアクティブと認識されるリスク
送信者は、メールを送信してエラーが返ってこなければ、メールアドレスがアクティブ(有効)だと認識します。メールアドレスが存在しなければ、メールを送ってもエラーが返されるためです。
メールアドレスがアクティブだと認識されると、新たな迷惑メールを大量に送りつけられることが想定されます。また、メールの種類によっては、開封確認が可能なものがあります。開封が確認できるメールアドレスには、開封と同時にウイルスに感染するメールを送信するなど、さらに悪質な手口で攻撃される可能性が高まるでしょう。
なぜ迷惑メールが届くのか

迷惑メールが届いてしまう理由は、以下の2つです。
- メールアドレスの収集が比較的簡単
- 送信するコストが低い
メールアドレスの収集は、自動的に行うことができるほか、おとりサイトの活用などにより収集できるため、それほど手間がかかりません。また、メールは一度に大量送信が可能なため、コストが圧倒的に低いです。そのため、迷惑メールがなくなる兆しはありません。
特に、以下はメールアドレスを簡単に収集される原因になります。
- メールアドレスを公開している
- 単純なメールアドレス
- 企業などの情報漏洩
- おとりサイトに登録
どのように収集しているかも含めて、それぞれ説明します。
メールアドレスを公開している
インターネット上にメールアドレスを公開している場合、悪徳業者に簡単に収集されてしまいます。近年は、SNSやブログなどで自ら情報発信することが可能になり、メールアドレスを気軽に公開する人が増えました。本人は狭いコミュニティだと考えているかもしれませんが、インターネットは全世界につながっているため注意が必要です。
悪徳業者はインターネット上にあるメールアドレスを、自動プログラムを使って収集しています。そのため、手間をかけずに、簡単に対象者リストの作成が可能になります。メールアドレスを公開することで、ターゲットにされやすくなるでしょう。
単純なメールアドレス
単純でシンプルなメールアドレスの場合、簡単に推測が可能なため、迷惑メールが届きやすくなります。例えば、誕生日の日付やよくある名前などをメールアドレスに設定しているなどです。
悪徳業者は、自動でメールアドレスを生成するプログラムを使い、大量にメールを送信する手口を使います。単純でシンプルなメールアドレスはプログラムで簡単に推測され、迷惑メールのターゲットになる危険性が高くなるでしょう。
企業などの情報漏洩
企業などの情報漏洩事故によってサービスに登録していたメールアドレスが、悪徳業者に入手されるケースがあります。企業側もサイバー攻撃の対策を日々行っていますが、セキュリティを突破されることがあります。
迷惑メールがよく届くようになり、もしかしたら自分のメールアドレスがダークウェブ上に漏洩しているのではないかと不安であれば、こちらから無料チェックをお試しください。
おとりサイトに登録
おとりサイトを作成し、メールアドレスを収集する方法もあります。例えば、無料で利用できるゲームや占い・懸賞サイトなどです。また、本物そっくりな偽サイトを公開して利用者をだまし、個人情報と共にメールアドレスを収集するケースもあります。
無料サイトは利用しやすい反面、登録したメールアドレスが不正に利用される危険性があります。
迷惑メール受信時の対処法

迷惑メールの危険を回避するためには、以下の3つの対処法が有効です。
- 怪しいメールは開かない
- 添付ファイルやURLをクリックしない
- 開封してしまったらウイルススキャン
それぞれについて解説します。
怪しいメールは開かない
心当たりがなく怪しいと感じたメールは、開封しないのが基本の対策法です。また、すぐに削除することで、確実に危険を避けられます。知らない相手からメールを受け取って削除するか迷った際は、受信BOX内で読める件名や本文の冒頭内容を確認してみてください。心当たりのないメールは、関係ないと判断でき次第すぐに削除するのが安全です。
添付ファイルやURLをクリックしない
迷惑メールを開いてしまった場合は、本文中のURLや添付ファイルは、絶対にクリックしないでください。例えば、本物そっくりの偽サイトに誘導する詐欺メールの場合、被害に遭う可能性が高まります。また、ウイルスが仕込まれている可能性もあり、非常に危険です。
迷惑メールを開いてしまっても、画面のどの箇所もクリックせずにすぐ閉じましょう。
開封してしまったらウイルススキャン
迷惑メールを開封してしまったら、ウイルススキャンを実施しましょう。
スキャンをする前に、PCやスマホなどの端末のネットワークを切断することも重要なポイントです。もし、ネットワークに接続したままの場合、ネット回線を介して他の端末にもウイルスが拡がる可能性があるためです。
会社内で迷惑メールを開封した場合は、ネットワーク接続を切ってスキャンしたあと、セキュリティ担当者への連絡を忘れずに行いましょう。
⇒コンピュータウイルスの恐ろしさとは?ウイルスの種類やセキュリティ対策を解説
迷惑メール放置の予防法

迷惑メールの放置は、さまざまな危険にさらされるため対処が必要です。ここでは、迷惑メールの放置を予防する、以下の4つの方法を紹介します。
- フィルタリングサービスの活用
- セキュリティソフトの利用
- 受取拒否の設定
- メールアドレスの徹底した管理
すぐに実践できるものばかりなので、ぜひ試してみてください。
フィルタリングサービスの活用
迷惑メールを大量に受信して困っているなら、フィルタリングサービスの活用がおすすめです。
ほとんどのメールサービスやプロバイダーは、フィルタリングサービスを提供しています。フィルタリングサービスを利用すると、迷惑メールを感知して別のフォルダに自動で振り分けてくれます。そのため、うっかり開封してしまうリスクを減らすことができ、放置の予防にも効果的です。
ただし、迷惑メールではないものも振り分けてしまうことがあるため、定期的に迷惑メールフォルダを確認すると良いでしょう。
セキュリティソフトの利用
セキュリティソフトには、迷惑メールに対処する機能が付いているものがあります。例えば、ウイルスメールを検知し自動で削除を行う機能などです。また、メール内のURLを自動で削除する機能がついているものもあります。
迷惑メールに対応しているセキュリティソフトは多様なため、自分に合った製品を選びましょう。
受取拒否の設定
設定したメールアドレスからのメールを受信しないようにする受取拒否設定は、ほとんどのメールソフトで行えます。同じメールアドレスから不要なメールを大量に受信している場合は、受取拒否設定を行うと効果的です。
メールアドレスの徹底した管理
迷惑メールを受け取らないために、メールアドレスを収集・予測されないように管理することも、予防として有効です。
例えば以下のような方法で、メールアドレスの管理が行えます。
- インターネット上にメールアドレスを公開しない
- シンプルなメールアドレスなら、複雑なものに変更する
悪徳業者は、プログラムを使って自動的にメールアドレスを収集したり、ランダムに生成したりしています。簡単に自分のメールアドレスを知られないために、管理を徹底しましょう。
まとめ

迷惑メールの放置はさまざまな危険があるため、避けるべきです。迷惑メールを放置してしまうと、うっかり開いてしまったり、誤ってURLをクリックしてしまったりなどのリスクがあります。身を守るためには、怪しいメールは開かず削除するのが良いでしょう。他にも、フィルタリングサービスやセキュリティソフトを使うなど、簡単に行える対処法がいくつかあります。
今回は、迷惑メールの放置の危険性や種類、対処法などを紹介したので、ぜひ参考にしてみてください。
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