製品紹介・比較

ブラウザの主な種類と特徴を紹介!シェア率や利用ブラウザ選定のポイントも解説

インターネットを活用してWebサイトを閲覧するソフトウェアであるブラウザには、Google ChromeやMicrosoft Edge、Safari以外にも複数の種類が存在します。本記事では、ブラウザの概要や主な種類と特徴、シェア率ランキングについて解説します。

目次

  1. 1ブラウザとは
  2. 2ブラウザの主な機能と役割
  3. 3ブラウザの主な種類と特徴
  4. 4ブラウザのシェア率ランキング
  5. 5利用ブラウザを選ぶ際のポイント
  6. 6既定ブラウザを変更する方法
  7. 7まとめ

インターネットを活用してWebサイトを閲覧するソフトウェアであるブラウザには、複数の種類があることをご存じでしょうか?Google ChromeやMicrosoft Edge、Safariが主流ですが、他にも種類がありブラウザごとに特徴が異なります。

本記事では、ブラウザの概要や主な種類と特徴、シェア率ランキングについて詳しく解説します。ブラウザの種類を知りたい方や自分に合うブラウザを探している方は、ぜひ参考にしてください。

ブラウザとは

ブラウザとは

ブラウザとは、WebをBrowse(見る)するソフトウェアのことで、正式名称はWEB Browserです。パソコンやスマートフォンなどのデバイスを活用してインターネットの閲覧を行うには、インターネット接続環境とソフトウェアであるWebブラウザが必要です。また、Webサイト閲覧以外にもブックマーク機能や過去の閲覧履歴参照など、さまざまな機能を活用できます。

各デバイスにおける標準ブラウザの種類

ブラウザは、基本的にパソコンやスマートフォンの購入時からインストールされています。各デバイスにおける標準ブラウザの種類は、以下の通りです。

  • Windowsパソコン:Microsoft EdgeもしくはInternet Explorer
  • MacBook:Safari
  • iPhoneやiPadなどのiOS端末:Safari
  • Android端末:Google Chromeもしくはメーカー提供ブラウザ

ブラウザの主な機能と役割

ブラウザの主な機能と役割

続いて、ブラウザの主な機能と役割を紹介します。

Webページの表示

HTMLで記述された文章を、Webページとして人が認識できる形に変換・表示する機能です。HTML(Hyper Text Markup Language)とは、Webページの構成をコンピューターに指示する専門言語のことです。

専門知識がなければ、HTMLを見ても内容を理解できません。ブラウザは、コンピューターでしか解読できないテキストを、Webページに変換する役割を担います。

データの送受信

ファイルなどのデータを送受信する機能です。ブラウザは、サーバーに対してユーザーの操作により指示されたデータを送受信する役割を担います。

セキュリティとプライバシーの保護

セキュリティとプライバシー保護も、ブラウザの重要な役割です。具体的には、不正なWebサイトのブロックやセキュリティ証明書のチェックによりユーザーを守ります。

近年は、Webサイトの活用やブラウザに存在する脆弱性を悪用したサイバー攻撃も少なくありません。例えば、MITB攻撃ではデバイスをマルウェアに感染させてブラウザを乗っ取ることで、オンラインバンキングの認証情報や取引データの窃盗・不正送金を行います。
また、最近はプライバシー保護を重視する人が少なくありません。ブラウザでは、プライベートモードやトラッキング防止機能を用いることで、ユーザーのプライバシー保護を可能にしています。

なお、MITB攻撃の詳細は以下をご覧ください。
⇒MITB攻撃とは​?MITM攻撃との違いや手口、対策方法を解説

プラグインや拡張機能のサポート

ブラウザでは、プラグインをサポートする役割も担っています。プラグインとは、WebブラウザやCMSなどに機能を追加して利便性を高める拡張機能のことです。具体的には、広告ブロッカーやパスワードマネージャー、Web開発ツールなどが挙げられます。

ハイパーリンクの読み取りと表示

ハイパーリンクの読み取りと表示も、ブラウザにおける機能の一つです。ハイパーリンクとは、文書内のテキストや画像をクリックすると別のページ・情報に移動する仕組みのことです。ブラウザでは、インターネット上に存在する大量の情報から、ハイパーリンクの参照情報を読み取り表示させています。

ブラウザの主な種類と特徴

ブラウザの主な種類と特徴

続いて、ブラウザの主な種類と特徴について解説します。

Google Chrome

Google Chromeは、Google社が提供するブラウザで世界・日本の両方でもっとも利用されているブラウザです。使いやすさにこだわっており、直感的に操作できます。また、デバイス間で設定やパスワードなどを共有できる点も魅力です。

Internet Explorer

Internet Explorerは、Windows OSが導入されているパソコンにデフォルトで設定されていたブラウザです。日本において高いシェアを誇っていましたが、2022年6月15日にサポートが終了しました。現在では、Internet Explorerを起動するとMicrosoft Edgeが立ち上がるようになっています。

Microsoft Edge

Microsoft Edgeは、Microsoft社がInternet Explorerに代わり提供しているブラウザです。Windows 10以降のWindowsパソコンに標準搭載されています。
Microsoft Edgeの特徴は、動作が早く拡張機能が充実している点です。Google Chromeの拡張機能も利用できますが、手書きメモや不要な広告の取り除き、画像・テキストのみでWebコンテンツを閲覧できる読み取りビューなどユニークな機能も豊富です。

Safari

Safariは、Apple社が提供するブラウザで、macOSやiOSに標準搭載されています。iPhoneユーザーの多くが、Safariを利用しているでしょう。MacとiPhoneを使っている場合、iCloudでWebページの同期が可能です。また、リストに登録したWebサイトを、オフライン状態でも見れるようにするリーディング機能が活用できます。

Firefox

Firefoxは、Mozilla Foundation社が提供するブラウザです。シンプルで見やすいインターフェースを採用するとともに、カスタマイズ性が高く一般ユーザーから開発者まで、多くの層に利用されています。
Firefoxでは、検索バーに任意の検索エンジンを追加できます。また、スクリーンショット機能がデフォルトで実装されており、タブやツールバー部分のデザインも自由に変更可能です。

Opera

Operaは、使いやすさにこだわり開発されたブラウザです。スピードダイヤルやニュース収集機能が標準実装されており、無料VPN・アドブロック・サイドバーなども活用できます。また、見た目を自由に変更でき、Webページの進む・戻るやタブの切り替えをマウス操作のみで実現可能です。

Smooz

Smoozは、スマートフォンでの使いやすさにこだわり開発された国産のブラウザです。高速なインターネット検索が特徴で、他のアプリを利用しながらインターネット検索を行える2画面操作にも対応しています。また、機能追加や不具合改善が早い点も、Smoozを利用するメリットです。

Samsung Internet

Samsung Internetは、スマートフォンやタブレットでのシンプルかつスピーディーなインターネット体験をサポートしているブラウザです。生体認証によるWebログインやコンテンツブロッカー、広告ブロッカーなどのセキュリティ機能も実装されており、安心して利用できます。

ブラウザのシェア率ランキング

ブラウザのシェア率ランキング

続いて、Webトラフィック解析を行うWebサイト「StatCounter」のデータを基に、ブラウザのシェア率ランキングを紹介します。

世界のシェア率ランキング

2025年2月時点における世界のブラウザシェア率ランキングは、以下の通りです。

  すべてのプラットフォーム デスクトップ モバイル
Google Chrome 66.30% 65.55% 67.26%
Safari 17.99% 8.65% 22.98%
Microsoft Edge 5.33% 13.90% 0.48%
Firefox 2.62% 6.36% 0.54%
Samsung Internet 2.30% 0.09% 3.69%
Opera 2.09% 2.90% 1.66%
その他 3.37% 2.55% 3.39%

参照:世界のブラウザ市場シェア|StatCounter

上記全ての結果において、Google Chromeが圧倒的なシェア率を誇っています。

日本のシェア率ランキング

2025年2月時点における日本のブラウザシェア率ランキングは、以下の通りです。

  すべてのプラットフォーム デスクトップ モバイル
Google Chrome 54.45% 62.74% 45.15%
Safari 25.57% 5.36% 48.83%
Microsoft Edge 11.54% 20.77% 1.12%
Firefox 5.20% 8.95% 1.02%
Samsung Internet 0.96% 0.05% 2.16%
Opera 0.54% 0.74% 0.3%
その他 1.74% 1.39% 1.42%

参照:ブラウザ市場シェア 日本|StatCounter

世界のシェア率同様、Google Chromeが高いシェア率を誇っています。ただ、日本の場合にはモバイルにおけるシェア率の1位がSafari、2位がGoogle Chromeとなっており、スマートフォンにおけるiPhoneの人気度が伺えます。

利用ブラウザを選ぶ際のポイント

利用ブラウザを選ぶ際のポイント

続いて、利用ブラウザを選ぶ際のポイントを紹介します。

動作速度

利用ブラウザを選ぶ際には、Webページを表示する早さなど動作速度を確認すると良いでしょう。ブラウザごとに処理速度が異なります。動作速度が遅ければ、ページの表示や操作の反映も遅くストレスを感じる原因になります。

セキュリティ

セキュリティの確認も欠かせません。ブラウザの脆弱性を悪用するサイバー攻撃も存在します。セキュリティ強度が低ければ、個人情報の漏洩や不正アクセスにつながるでしょう。

カスタマイズ性

カスタマイズ性の確認もおすすめです。カスタマイズ性とは、例えば以下に関する設定のことです。

  • 背景の変更
  • Webページのショートカット追加
  • ツールバーのカスタマイズ
  • 拡張機能の活用

カスタマイズ性が高ければ、操作性が高まり業務効率化につながります。

デバイス間同期

デバイス間同期ができるかも確認すると良いでしょう。例えば、パソコンとスマートフォンなどデバイス間の同期が可能であれば、閲覧履歴やブックマーク、認証情報の共有ができ利便性が高まります。

既定ブラウザを変更する方法

既定ブラウザを変更する方法

最後に、既定ブラウザを変更する方法を紹介します。

Windowsでの変更方法

Windowsで、既定ブラウザを変更する方法は以下の通りです。

Windows10 Windows11
  1. スタートメニューをクリック
  2. 「設定」をクリック
  3. 「アプリ」をクリック
  4. 「既定のアプリ」をクリック
  5. 「Webブラウザー」をクリック
  6. 「アプリを選ぶ」にある設定したいブラウザを選択
  1. スタートメニューをクリック
  2. 「設定」をクリック
  3. 「アプリ」をクリック
  4. 「既定のアプリ」をクリック
  5. 「アプリケーションの既定値を設定する」にある設定したいブラウザ名をクリック
  6. 「既定のアプリ」をクリック

Macでの変更方法

Macで、例えばデフォルトをGoogle Chromeに変更する手順は、以下の通りです。

  1. Google Chromeを開く
  2. 画面右上の「その他」をクリック
  3. 「設定」をクリック
  4. 「既定のブラウザ」にある「デフォルトに設定」 をクリック

スマートフォンでの変更方法

スマートフォンでの変更方法は、以下の通りです。

iPhone Android
  1. 設定アプリを開く
  2. 「アプリ」をタップ
  3. 「デフォルトのブラウザアプリ」をタップ
  4. 使用するブラウザアプリを選択
  1. 設定アプリを開く
  2. 「アプリ」をタップ
  3. 「全般」をタップ後「デフォルトのアプリ」もしくは「デフォルトのアプリを選択」をタップ
  4. 「ブラウザアプリ」をタップ 使用するブラウザを選択

まとめ

まとめ

Webサイトを閲覧するためのソフトウェアであるブラウザには、Google ChromeやMicrosoft Edge、Safariなど多くの種類があります。世界や日本におけるシェアのトップはGoogle Chromeですが、ブラウザごとにメリット・デメリットが存在します。利用するブラウザを選ぶ際には、動作速度やカスタマイズ性を比較すると良いでしょう。

また、セキュリティの確認も欠かせません。近年は、ブラウザの脆弱性を悪用するサイバー攻撃が多く存在します。セキュリティ強度の弱いブラウザを活用すれば個人情報が漏洩する恐れがあるため、セキュリティ対策や機能を確認することが重要です。