おすすめのシングルサインオンシステム18選!メリット・デメリットや比較のポイントも解説
クラウドサービスの利用が増え、ログイン管理が複雑になっているため、シングルサインオンが注目されています。シングルサインオンを導入すれば、一つのIDで複数サービスに安全なアクセスができ、業務効率とセキュリティを両立可能です。
本記事では、シングルサインオンの概要や導入するメリット・デメリット、おすすめのシステム18選について詳しく解説します。
目次
シングルサインオン(SSO)のおすすめツールを知りたい方は多いでしょう。クラウドサービスの利用が増え、ログイン管理が複雑になっているため、シングルサインオンが注目されています。シングルサインオンを導入すれば、一つのIDで複数サービスに安全なアクセスができ、業務効率とセキュリティを両立可能です。
本記事では、シングルサインオンの概要や導入するメリット・デメリット、おすすめのシステム18選について詳しく解説します。おすすめシステムを知りたい方、導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
シングルサインオン(SSO)とは
シングルサインオン(Single Sign-On:SSO)とは、一回の認証で多数のツールやクラウドサービス、システムなどにアクセスできる仕組みのことです。通常、別のシステムやサービスを利用する場合、システムごとに認証が必要です。ただ、シングルサインオンを活用すれば、連携するシステムに対して個別にID・パスワードを入力する必要がなく、業務効率化やセキュリティ強化につながります。
なお、シングルサインオンの詳細は以下をご覧ください。
⇒シングルサインオン(SSO)とは?認証方式の種類やメリット・デメリット、導入の流れを解説
シングルサインオンにおける認証方法の種類
シングルサインオンの認証方法は複数存在します。ここからは以下の認証方法について解説します。
- エージェント方式
- リバースプロキシ方式
- 代理認証方式(代行入力方式)
- フェデレーション方式(認証連携)
- 透過型方式
エージェント方式
エージェント方式は、サーバーにエージェントソフトを導入する方法です。ネットワーク構成を大きく変更せずに導入可能ですが、バージョンアップのたびにコストが発生します。
リバースプロキシ方式
リバースプロキシ方式は、リバースプロキシサーバーと呼ばれる中継サーバーを用いる方式です。エージェントの導入が不要なため、導入時のコストや手間を抑えられます。ただ、中継サーバーにアクセスが集中すると通信が遅くなるなどのデメリットがあります。
代理認証方式(代行入力方式)
代理認証方式(代行入力方式)は、パソコンにインストールしたエージェントソフトがユーザーの代わりに認証情報を入力する方式です。比較的容易に導入でき、オンプレミス・クラウドなど多様な環境に対応可能です。ただ、各パソコンでの初期設定が必要になるため多数のデバイスが存在する場合には、手間がかかります。
フェデレーション方式(認証連携)
クラウドサービスと認証情報を提供するIDプロバイダー間で情報交換を行い認証を実施する方法で、設定が容易な点が特徴です。ただし、SAMLやOpenID Connectなどのプロトコルに対応していないアプリやサービスには活用できません。
透過型方式
透過型方式は、透過型サーバーと呼ばれる中継サーバーを用いる方式です。ネットワーク構成の変更が不要で、多彩なデバイスやブラウザ、環境に導入可能です。
シングルサインオンを導入する3つのメリット
続いて、シングルサインオンシステムを導入する以下3つのメリットについて解説します。
- セキュリティ強化
- 業務の効率化
- 認証情報管理の効率化
セキュリティ強化
シングルサインオンの導入はセキュリティの強化に有効です。不正アクセスの原因となる、脆弱なパスワードの設定や使い回しを防ぎやすくなります。また、シングルサインオンシステムの中には、多要素認証機能が実装されたものも少なくありません。多要素認証(MFA)とは、知識や所有物、生体など複数の要素を活用して認証を行う方法のことです。多要素認証が実装されていれば、ID・パスワードなどの認証情報を盗まれても容易に不正アクセスできません。
なお、多要素認証の詳細は以下をご覧ください。
⇒MFA(多要素認証)とは?仕組みやメリット・デメリット、導入方法を解説
業務の効率化
業務効率化も、シングルサインオンの導入によるメリットです。近年は、複数のツールやシステムを導入する企業が少なくありません。1回あたりにかかる認証の負担は小さくても、複数のツールで認証を行えば大きな負担になる恐れがあります。
シングルサインオンの導入により、認証の手間を軽減でき業務効率化につながります。また、システム担当者が従業員のパスワード忘れやロックに対応する負担も減らすことが可能です。
認証情報管理の効率化
認証情報管理の効率化にも役立ちます。シングルサインオンシステムでは、IDやパスワードの一元管理が可能で、アカウントの追加・削除や権限変更をしやすくなります。また、アクセス履歴の集約・確認もでき、不正アクセスや内部不正の早期発見を実現可能です。
シングルサインオンを導入する課題やデメリット
導入により多くのメリットがあるシングルサインオンですが、課題やデメリットも存在します。例えば、シングルサインオンシステムを導入する際には、設定が必要でID管理の負担もかかります。万が一、シングルサインオンシステムに不正アクセスされた場合、複数のツールに侵入されるため多くの被害を受けるでしょう。慎重な設定や運用が必要です。
また、専門的な知識やスキルが必要で社内対応できないケースもあります。「簡単に始めたい」「運用を任せたい」と考えている企業も多く存在します。
おすすめのシングルサインオンシステム18選
続いて、以下おすすめのシングルサインオンシステム18選を紹介します。
- Auth0
- AccessMatrix USO
- CloudGate UNO
- サテライトオフィス・シングルサインオン for Google Workspace
- CloudLink
- Entrust GetAccess
- OneLogin
- Online Service Gate
- OpenCanvas IDaaS
- HENNGE One
- IIJ IDサービス
- Gluegent Gate
- GMOトラスト・ログイン
- LastPass Business
- JumpCloud
- Secioss Access Manager Enterprise
- Single Sign-On Manager
- ID Entrance
Auth0

Auth0は、セキュリティ向上に役立つ機能が充実したオンシステムです。具体的には、多要素認証やボット検出機能が実装されています。利便性とセキュリティの双方を高められるでしょう。
AccessMatrix USO

AccessMatrix USOは、あらゆる種類のアプリケーションに対応しているシステムです。厳格なセキュリティ要件が求められる金融機関を中心に、世界のさまざまな業界や企業で活用されている実績を持ちます。
CloudGate UNO

CloudGate UNOは、400以上のクラウドサービスと連携可能なシステムです。「全てのアクセスを信用しない」ゼロトラストの考え方を信用しており、ユーザーがサービスにアクセスするたび認証を要求して、アクセスの正当性を常に検証し続ける特徴があります。
サテライトオフィス・シングルサインオン for Google Workspace

出典:サテライトオフィス・シングルサインオン for Google Workspace公式Webサイト
サテライトオフィス・シングルサインオン for Google Workspaceは、Google Workspaceも含めたクラウドサービスや社内システム、ADと連携可能なシステムです。サーバーダウン対策として、AmazonEC2上に緊急時SSOサーバーが用意されているため、安心して利用できます。
CloudLink

CloudLinkは、クラウドサービスと企業内システムのシームレスな連携を低コストで実現するシステムです。IPアドレスや端末を制限する機能が実装されており、アクセス環境やデバイスを制限可能です。
Entrust GetAccess

Entrust GetAccessは、クラウドやオンプレミス、仮想マシンなど多彩な環境で利用可能なシステムです。60日の無料トライアル期間が設けられているため、導入前に使い勝手を確認できます。
OneLogin

OneLoginは、中小企業から大企業まで幅広く活用されているシステムです。海外アプリ5,000以上、国内アプリ500以上との連携が可能で、LinkedInやX(旧Twitter)、旅行予約サイトなど個人アプリでも利用できます。
Online Service Gate

出典:Online Service Gate公式Webサイト
Online Service Gateは、月額90円から利用できるIDaaSです。アクセス制御やセキュアブラウザ、メールセキュリティなどのオプション機能を活用すれば、セキュリティを強化できます。
OpenCanvas IDaaS

OpenCanvas IDaaSは柔軟性が高いシステムです。利用範囲の拡大やユーザー数の増加にも柔軟に対応可能です。業界標準のOIDC認証やSAML認証に対応しており、シングルサインオン以外にもID管理・ログ機能など複数の機能が実装されています。
HENNGE One

HENNGE Oneは、約3,400社のさまざまな業種・業態の企業に導入されているクラウドセキュリティです。大きく以下3つの機能で構成されています。
- Identity Edition:従業員の安全な働き方を支えるアクセス管理を実現する
- DLP Edition:ミスによる情報漏洩を防止する
- Cybersecurity Edition:テクノロジーと人、プロセスの全方位で組織のセキュリティレベルを向上する
シングルサインオンによるアクセスのセキュリティ向上だけでなく、誤送信対策フィルターや標的型攻撃メール訓練などの機能で、サイバーセキュリティリスクを軽減します。
IIJ IDサービス

IIJ IDサービスは、導入社数5,000社以上のクラウド型認証管理サービスです。Microsoft 365やSlack、Sansanなど多くの企業で用いられているツールと連携できます。最低利用ユーザー数や期間が設定されていないため、スモールスタートしやすい点も特徴です。
Gluegent Gate

Gluegent Gateは、シンプルで利用しやすいユーザーインターフェースを採用したシステムです。設定が容易で、管理者の負担を軽減できます。また、サポート体制が充実しているため安心です。
GMOトラスト・ログイン

GMOトラスト・ログインは、累計1万社を超える企業に導入され8,500アプリ以上と連携可能なシステムです。料金プランが4つに分かれておりオプションも充実しているため、必要な機能のみを活用可能で高いコストパフォーマンスを実現できます。
LastPass Business

LastPass Businessは、数百のクラウドアプリと連携可能なシングルサインオン・ID管理システムです。ダークウェブを監視するモニタリング機能も実装されており、パスワードなどが流出した際の迅速な発見と対処に役立ちます。
JumpCloud

JumpCloudは、世界160ヵ国20万社以上で導入されたID・デバイス管理プラットフォームです。シングルサインオンも実装されているため、ツール・デバイスなどの管理・利用の手間を軽減できます。
Secioss Access Manager Enterprise

出典:Secioss Access Manager Enterprise公式Webサイト
Secioss Access Manager Enterpriseは、シングルサインオン・多要素認証・アクセス制御が可能なソフトウェアです。さまざまな認証方式に対応しており、ログイン画面のカスタマイズも可能です。
Single Sign-On Manager

出典:Single Sign-On Manager公式Webサイト
Single Sign-On Managerは、仮想アプリケーション環境や仮想デスクトップ環境でも利用可能なシステムです。アプリケーション登録ツールが提供されているため、連携させるアプリを容易に登録できます。
ID Entrance

キヤノンITソリューションズが提供している「ID Entrance」は、シングルサインオン・ID管理・多要素認証を一括で提供しているクラウド型サービスです。Active Directoryやパスキー認証にも対応しているため、ユーザーの利便性向上に役立ちます。また、設定代行付きでスムーズな導入を実現可能です。
なお、ID Entranceの詳細は以下をご覧ください。
⇒ID Entrance
シングルサインオンシステムを比較する際のポイント
本記事でも紹介した通り、シングルサインオンシステムは複数存在します。最後に、システムを比較する際の以下ポイントについて解説します。
- 対応システムの種類や数
- 機能の充実度
- 認証方法の種類
- 運用や管理のしやすさ
- コストパフォーマンスとサポートの充実度
対応システムの種類や数
まずは、対応システムの種類や数を確認しましょう。社内のシステムに対応しているかの確認が重要です。また、自社が想定する運用が可能かのチェックも欠かせません。自社に合わないシステムを導入した場合、業務効率が低下するなどの恐れがあります。
機能の充実度
機能の充実度も確認すると良いでしょう。システムごとに実装されている機能が異なります。ただ、機能が増えれば基本的にはコストが向上します。システムを導入する目的や解決したい課題を明確にした上で、必要な機能を洗い出しましょう。
認証方法の種類
認証方法の種類も重要です。「シングルサインオンにおける認証方法の種類」の章で解説した通り、複数の認証方法が存在してそれぞれ特徴が異なります。導入や運用時に想定される問題がないか、検討しましょう。
運用や管理のしやすさ
運用や管理のしやすさに関する比較もすると良いでしょう。高機能なシステムであっても、過剰な負担がかかったり使いこなせなかったりすれば効果が低下します。トライアル期間で実際に活用・運用する従業員に使い勝手を確認してもらい、リテラシーに応じたシステムを選択しましょう。
コストパフォーマンスとサポートの充実度
料金体系や初期費用・ランニングコストなどを踏まえた、コストパフォーマンス確認も必要です。期待する成果とコストのバランスが適切かを見極めましょう。
また、設定や運用に課題がある場合は、サポートの有無やコストも確認することがおすすめです。
まとめ
シングルサインオンとは、一回の認証で多数のツールやクラウドサービス、システムなどにアクセスできる仕組みのことです。多くのクラウドサービス・ツールを導入する企業が増加しており、セキュリティの強化や利便性の向上を目的に多数の企業が利用しています。
ただ、設定や導入に手間がかかるため、導入しにくいと感じている企業もあるでしょう。「複数クラウドのログインをまとめたい」「安全で手間の少ないシングルサインを導入したい」と考えている方には「ID Entrance」がおすすめです。ID Entranceであれば、セキュリティの強化に役立つID管理や多要素認証機能も実装されており、設定代行も付いているためスムーズに導入できます。
⇒ID Entrance

