おすすめオンラインスキャンツール12選!無料でウイルスチェック
今回は、オンラインスキャンの概要と必要なタイミングについて解説します。無料のおすすめオンラインスキャンツールも紹介するので、どのツールを使うべきかお悩みの方も必見です。オンラインスキャンツールを利用する際の注意点や、マルウェアに感染しないための対策法も紹介します。
目次
インターネット利用時、ウイルスや不正プログラムのリスクは避けられません。そんなときに役立つのが、無料で使えるオンラインスキャンツールです。ソフトウェアのインストール不要で手軽に利用できるため、初心者でも安心です。
この記事では、おすすめのオンラインスキャンツール12選をご紹介します。安全なインターネット環境を維持するための心強い味方をぜひチェックしてみてください。
オンラインスキャンとは

オンラインスキャンは、マルウェアや脆弱性を確認できるWebサービスです。多くのツールが無料で提供されており、PCの動作に不安を感じた際に手軽に活用できます。
ブラウザ上で特定のファイルやURLをチェックするタイプや、簡単にダウンロードしてPC全体をスキャンするタイプがあり、どちらもインストール不要で利用可能です。
オンラインスキャンすべき症状とは?

オンラインスキャンを検討すべき症状として、以下の4つが挙げられます。
- インターネットの接続が遅い
- パソコンの動作が遅いまたはフリーズする
- 身に覚えのないメールが送信される
- ファイルの数が変動している
ここからは、上記をそれぞれ詳しく解説します。
インターネットの接続が遅い
ウイルス感染が原因で、パソコンのインターネット接続が遅くなることがあります。これは、ウイルスがネットワークを通じて他の端末への感染を試みるためです。
ウイルスが大量の通信を引き起こすと回線が圧迫され、接続速度が低下する原因になります。頻繁に接続が切れる、通信状態が著しく悪化するなどの異常が見られる場合は、ウイルススキャンをおすすめします。
パソコンの動作が遅いまたはフリーズする
パソコンの動作が急に遅くなったり、頻繁にフリーズや強制終了が発生したりする場合は、ウイルス感染の可能性を疑いましょう。
パソコンの劣化や容量不足でも動作が遅くなることはありますが、突然症状が悪化し、ディスクの読み書きが増える場合はとくに注意が必要です。
再起動しても改善しない場合は、ウイルススキャンの実施をおすすめします。ただし、CPU性能やストレージ容量の問題も考えられるため、データの整理や移行もあわせて検討すると良いでしょう。
身に覚えのないメールが送信される
ウイルス感染による被害の一例として、メールの不正送受信が挙げられます。感染したウイルスがメールアカウントを乗っ取り、登録先の連絡先に勝手にメッセージを送信するケースも多くあります。
さらに、ウイルスによってユーザー権限が変更されると、メール管理画面へのアクセスが制限されるケースも少なくありません。気づいたときには、悪質なリンクやファイルを含むメールが広範囲に拡散されてしまう恐れがあるため、早急な対応が求められます。
ファイルの数が変動している
ウイルス感染の兆候として、データやファイルが意図せず増減する現象が挙げられます。身に覚えのないファイルが増えていたり、消えたはずのデータが残っていたりする場合は注意が必要です。
また、ファイル名やフォルダ名、拡張子が改ざんされるケースもあります。さらに、以前は問題なく開けていたファイルが突然開けなくなったり、ツールバーが書き換えられたりすることもあるでしょう。
特定のサイトにアクセスできなくなるなどの異常が見られた場合は、早急にウイルスチェックの検討をおすすめします。
無料のオンラインスキャンツール12選

以下に、無料で利用できる12のおすすめのオンラインスキャンツールを、PC用やWebサイトや指定ファイル用などの項目に分けてご紹介します。
- トレンドマイクロオンラインスキャン
- Microsoft Safety Scanner
- ESET Online Scanne
- F-Secureオンラインスキャナー
- MetaDefender Cloud
- VirusTotal
- Dr.Web online scanner
- Jotti’s malware scan
- SecURL(セキュアール)
- am I infected?
- F-Secureルーターチェッカー
- 自診くん
それぞれの特徴を詳しく解説していきます。
PC用スキャンツール
ここでは、コンピュータのドライブやファイルをスキャンできるおすすめのツールを4つご紹介します。
トレンドマイクロオンラインスキャン
公式ホームページ:トレンドマイクロオンラインスキャン
トレンドマイクロ社のセキュリティ対策ソフト「ウイルスバスター」で知られるオンラインスキャンツールです。マルウェアの検出に特化しており、駆除機能はありません。
マルウェア駆除が可能なウイルス対策ソフトと併用すると、セキュリティ状況を二重に確認できます。ユーザー登録などの手間がなく、簡単に利用できるため、二重チェック目的での活用におすすめです。
Microsoft Safety Scanner
公式ホームページ:Microsoft Safety Scanner
Microsoft Safety Scannerは、コンピュータのマルウェア検出と駆除に対応するツールです。インストールは不要で、ダウンロード後すぐにスキャンを実行できます。
公式サイトでは最新バージョンが常に提供されており、ダウンロード後10日間はスキャン機能が使用可能です。10日間を過ぎた場合は、再度公式サイトから最新バージョンをダウンロードして利用する必要があります。
ESET Online Scanner
公式ホームページ:ESET Online Scanner
ESET Online Scannerは、無料で利用できるマルウェア駆除ツールです。提供元であるイーセットジャパン社は、セキュリティ対策ソフト「ESET」シリーズを展開しています。
このツールでは、手動でのオンラインスキャンに加え、定期的な自動スキャンの設定も可能です。さらに、PC全体を対象とする「フルスキャン」や、特定のファイルを対象にした「カスタムスキャン」など、複数のスキャン方法を選べます。
F-Secureオンラインスキャナー
公式ホームページ:F-Secureオンラインスキャナー
「F-Secure オンライン スキャナ」は、コンピュータウイルスやスパイウェアの検出と削除に対応したツールです。すでにセキュリティ対策ソフトがインストールされているPCでも、別途スキャンを実行できます。
操作は非常に簡単で、数回のクリックで利用可能です。提供元のエフセキュア社は、サイバーセキュリティ分野で長年の実績を持つ企業であり、ツールの信頼性も高いのも魅力の一つといえるでしょう。
Webサイトや指定ファイルのスキャンツール
続いて、Webサイトや特定のファイルをスキャンできるオンラインツール5選をご紹介します。
MetaDefender Cloud
公式ホームページ:MetaDefender Cloud
MetaDefender Cloudは、ファイルとURLを無料で解析できるツールです。Webブラウザ上でスキャンしたいファイルをドラッグ&ドロップするだけで、すぐにスキャンが開始されます。
URLスキャンは、指定したURLをテキストボックスに入力するだけで完了します。複数のマルウェア対策エンジンのデータベースを使用して分析するため、単一エンジンによるスキャンよりも高い精度が期待できるでしょう。
VirusTotal
公式ホームページ:VirusTotal
VirusTotalは、疑わしいファイルやURLを分析する無料のサービスです。ウイルス、ワーム、トロイの木馬など、さまざまな種類のマルウェアを迅速に検出します。
ただし、マルウェアの駆除には対応していないため、検出後は手動またはアンチウイルスソフトを使用して駆除する必要があります。
パソコンのドライブなどのスキャンはできませんが、メールで受信したファイルやWebサイトのチェックには非常に便利なツールです。
Dr.Web online scanner
公式ホームページ:Dr.Web online scanner
Dr.Web Online Scannerは、ファイルとURLの検査ができるWebサービスです。スキャンしたいファイルをアップロードすると、Dr.Webのデータベースと照合し、マルウェアの有無を確認します。
ファイルサイズの上限は10MBとなっており、小さなファイルの迅速なチェックに適しています。
Jotti’s malware scan
公式ホームページ:Jotti’s malware scan
Jotti’s Malware Scanは、Webブラウザで利用できる簡易スキャンツールです。15種類以上のマルウェア対策エンジンを使用してファイルを解析します。
最大250MBまでのファイルに対応し、最大5ファイルを同時にスキャンできます。また、スキャン結果ページのURLは他者と共有可能で、マルウェア検出後の駆除方法を相談する際にも役立つでしょう。
SecURL(セキュアール)
公式ホームページ:SecURL(セキュアール)
SecURL(セキュアール)は、URLチェックに特化した無料ツールです。仮想ブラウザでWebサイトを表示するため、直接訪問せずに安全に閲覧できます。
仮想ブラウザの下部には、サイトの安全性や脅威の有無が表示され、サイト全体のキャプチャを取得することも可能です。このツールを使えば、潜在的な脅威や実際のフィッシングサイトを確認でき、社内向けの情報セキュリティ教育資料としても活用できます。
ルーターやネットワーク用のスキャンツール
最後に、ルーターの脆弱性をチェックできるオンラインスキャンツールを3つご紹介します。
am I infected?
公式ホームページ:am I infected?
am I infected?は、横浜国立大学が提供するルーターおよびIoT機器の検査ツールです。ダウンロードやインストールは不要で、メールアドレスを入力するだけで現在使用中のルーターのマルウェア感染状態をチェックできます。
検査は直近24時間以内の通信を基に診断されるため、定期的なチェックが効果的です。
F-Secureルーターチェッカー
公式ホームページ:F-Secureルーターチェッカー
F-Secureルーターチェッカーは、DNSハイジャックテストを通じてルーター設定の安全性を確認するツールです。ルーターが侵害されると、ネットワーク上のすべてのデバイスがハッキングされるリスクがあります。
現在使用中のルーターが不正に監視・操作されていないかをチェックすることで、インターネット利用の安全性を向上させられます。
自診くん
公式ホームページ:自診くん
自診くんは、ネットワークに接続されている機器の安全性をチェックできる無料ツールです。インターネット経由で通信接続設定を診断し、サイバー攻撃が到達するリスクを評価します。
在宅勤務など、社内ネットワーク外で使用する端末の脆弱性を確認する際に役立ちます。ただし、自己診断ツールであるため、提供元からのサポートはありません。
もしリスクが判定された場合は、社内の情報セキュリティ担当者に相談しましょう。
無料のオンラインスキャンツールを利用する際の注意点

無料のオンラインスキャンツールは、手軽で便利に利用できますが、以下の点に注意が必要です。
- 有料ソフトと併用する
- 常駐しないタイプが一般的
- 提供元が信頼できるか確認する
ここからは、上記3つをそれぞれ詳しく解説します。
有料ソフトと併用する
オンラインスキャンツールは、有料のセキュリティ対策ソフトウェアと併用するのをおすすめします。オンラインツールは、検出精度や機能が限定的であり、マルウェアを含むサイバー攻撃は日々進化しています。
包括的なセキュリティ対策が求められるため、駆除機能がないツールも多く、検出後の対応には専門的な知識が必要です。オンラインツールは、セキュリティ対策ソフトとのダブルチェック用として活用するのが理想的です。
常駐しないタイプが一般的
無料のオンラインスキャンツールは、基本的に非常駐型であり、必要に応じてPCやファイルの安全性をチェックするため、常時監視しているわけではありません。一方、セキュリティ対策ソフトウェアは常駐型で、リアルタイムでサイバー攻撃を防ぎます。
オンラインスキャンツールを常駐型のセキュリティソフトと誤解すると、セキュリティ体制が不十分になる恐れがあります。あくまで、一時的なチェックや駆除ツールとして活用することを理解して利用しましょう。
提供元が信頼できるか確認する
ほとんどのオンラインスキャンツールは無料で利用できますが、利用する前に提供元の信頼性を確認するのが重要です。中には、偽装サイトが存在する可能性も少なくありません。
とくに、ユーザーの金融情報を狙うフィッシングサイトや、マルウェアを含んだツールには注意が必要です。フリーツールを利用する際は、すぐに使う前に提供元の企業情報を確認し、安全性を確保しましょう。
マルウェアに感染しないための2つの対策法

マルウェアに感染しないための対策法として、以下の2つが挙げられます。
- セキュリティを強化する
- 怪しいサイトにアクセスしない
それぞれを詳しく見ていきましょう。
セキュリティを強化する
OSやソフトウェアを最新の状態に保つことは、セキュリティ対策の基本です。更新を怠ると、古いバージョンの脆弱性が攻撃者に狙われる可能性が高くなります。
定期的に更新情報を確認し、常に最新バージョンにアップデートすることを心がけましょう。
怪しいサイトにアクセスしない
不審なサイトの中には、マルウェアのダウンロードを誘導するために作られたページがあります。セキュリティ対策ソフトがこれらをブロックすることが多いですが、新たなマルウェアが検知されない場合も少なくありません。
セキュリティ対策ソフトがあるからと安心せず、不審なサイトにはアクセスしないよう注意しましょう。
まとめ

今回は、オンラインスキャンの実施が必要なタイミングと、おすすめの無料オンラインスキャンツールを紹介しました。
オンラインスキャンツールは、セキュリティ対策ソフトと併用することで、二重のチェックを行い、より強固なセキュリティを実現できます。しかし、ツールには限界があるため、常駐型のセキュリティ対策ソフトを併用し、定期的にオンラインスキャンを活用することが重要です。
安全なインターネット利用のために、提供元の信頼性を確認し、常に最新のセキュリティ情報に注意を払いながら、適切な対策を講じましょう。
情報の漏洩が気になる方には「ダークウェブアイ」をおすすめします。メールアドレスを入力するだけで、漏洩状況を確認でき、トラブルを未然に防げる可能性を高められるでしょう。
気になる方は、ぜひ以下のリンクからチェックしてみてください。
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