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「このサイトは安全に接続できません」表示の原因と対処法を解説

Webサイトの安全性が確認できない際やPC側の設定などにより表示される「このサイトは安全に接続できません」のエラー。今回は「このサイトは安全に接続できません」と表示される原因や安全性の確認方法、対処法などを詳しく解説します。

目次

  1. 1「このサイトは安全に接続できません」表示とは?
  2. 2「このサイトに安全に接続できません」表示の原因
  3. 3「このサイトに安全に接続できません」ページの安全性の確認方法
  4. 4「このサイトに安全に接続できません」が表示された際の対処法
  5. 5スマホの「このサイトに安全に接続できません」表示
  6. 6まとめ

Webサイト閲覧時に「このサイトは安全に接続できません」と警告が出る場合があります。「安全に接続できない」警告が出るのはサイトに問題がある場合と、PCの設定などが影響している場合の2つが原因として考えられます。

多くの接続エラーの警告は、サイトの安全性が確認できないのが原因です。しかし、自身のPC設定などが原因でエラーを引き起こす場合もあり、この場合は適切な対処をすることで閲覧可能になるケースがあります。

今回は「このサイトは安全に接続できません」と警告が出る原因や、ページが安全かどうかを判断する方法について解説します。あわせて、ご自身のPCに問題がないかどうかも確認してみてください。

「このサイトは安全に接続できません」表示とは?

Webサイトを開く際に「このサイトは安全に接続できません」と警告が出ると、ページが閲覧できない状態になります。「接続できません」警告は、「ERR_SSL_PROTOCOL_ERROR」と呼ばれるSSL通信のエラーを指しています。サイトやブラウザなどが原因で、安全なアクセスが確保できないと判断されている状態です。

警告の多くはサイトに問題があるケースで、アクセスすると危険が伴うため、それ以上閲覧を続けないことが得策でしょう。ただし、警告が出たからといって、完全に閲覧できなくなるわけではありません。警告画面の下部にアクセスを続行するためのボタンが設置されており、リスクは高くなりますが閲覧すること自体は可能です。

「このサイトに安全に接続できません」表示の原因

「このサイトに安全に接続できません」の警告の原因は、主に以下の6つの事象が考えられます。

  • WebサイトのSSL/TLS証明書に問題がある
  • Webサイトが旧バージョンのSSLを使用している
  • ブラウザに古いキャッシュが溜まっている
  • ブラウザの拡張機能が邪魔をしている
  • パソコンの日時設定が間違っている
  • セキュリティソフトが接続を拒否している

それぞれ説明します。

WebサイトのSSL/TLS証明書に問題がある

WebサイトのSSL/TLS証明書に問題があると、「接続できません」と警告がでます。SSL/TLS通信はインターネット通信を暗号化して、セキュリティの高いデータのやり取りが可能です。SSL/TLS通信を行うためには、事前にSSL/TSL証明書を発行し、インストールしておく必要があります。

問題がある例として、SSL/TLS証明書の有効期限が切れている場合や、コモンネームがドメインと一致しない場合が挙げられます。証明書の有効期限が切れると、ブラウザは安全でないと判断し、サイトへアクセスできません。また、証明書のコモンネームがドメインと一致しない場合もエラーになり、アクセスが制限されます。

Webサイトが旧バージョンのSSLを使用している

古いバージョンのSSL通信を使用しているWebサイトは、セキュリティ上の問題から、アクセスを制限するための警告が出されます。旧バージョンのSSLには、セキュリティ上の致命的な欠陥(脆弱性)が発見されています。現在では、ほとんどのブラウザで旧バージョンのSSLはサポートされていません。

旧バージョンのSSLを使用しているサイトはサイバー攻撃に遭いやすいため、ブラウザが危険であると判断し警告を表示します。
⇒SSLとは?仕組みや役割、メリット・デメリットを簡単に解説
⇒TLSとは?SSLとの違いやメリット・導入方法などを解説

ブラウザに古いキャッシュが溜まっている

ブラウザに古いキャッシュが溜まると、誤作動を招く恐れがあり、エラーが発生する可能性があります。

ブラウザのキャッシュとは、訪問したサイトの情報を一時的に保存しておく機能のことです。訪問したページの文章や画像などのデータをダウンロードし保存しておくことで、次回訪問した際の読み込み時間が短縮できます。キャッシュデータがブラウザ内に大量に溜まってしまうと、誤作動の原因になるでしょう。

ブラウザの拡張機能が邪魔をしている

ブラウザの拡張機能を利用している場合、設定上の問題や誤作動などで警告が出る場合があります。ブラウザの拡張機能は複数の機能をインストールでき、便利なカスタマイズが可能です。

しかし、多数の拡張機能をインストールするとブラウザの負荷が大きくなり、誤作動を起こす可能性があります。また、拡張機能の設定によっても、エラーが発生することがあります。

パソコンの日時設定が間違っている

パソコン本体の日時設定が間違っていると、エラーが発生し警告が出る場合があります。日時設定が間違っていると、SSL/TLS証明書の有効期限の認識も誤ってしまい、エラーになるケースがあるためです。

セキュリティソフトが接続を拒否している

セキュリティソフトが閲覧しようとするサイトを危険とみなし、アクセスを拒否することがあります。特に、リアルタイムでスキャンしたり、セキュリティレベルを高くしたりする設定の場合は、制限がかかりやすくなります。

「このサイトに安全に接続できません」ページの安全性の確認方法

「このサイトに安全に接続できません」と警告が出た際は、そのまま閲覧を続けるとリスクがあるため注意が必要です。ページを閲覧し続けるかの判断は、以下の4つの方法で行うと良いでしょう。

  • URLの最初やドメインを確認する
  • SSL/TLS証明書を確認する
  • 他のブラウザで試す
  • セキュリティソフトを確認する

それぞれ詳しく説明します。

URLの最初やドメインを確認する

「接続できません」と警告された場合は、WebページのURLを、以下2つのポイントをおさえて確認してください。

  • URLの最初が「http」のみで始まっていないか
  • ドメイン名が怪しくないか

URLの最初が「http」のみで始まるサイトは、暗号化されない通信のため情報が盗まれやすく、危険なサイトだと判断できます。セキュリティが高いSSL/TLS通信の場合は「https」で始まるため、間違えないように注意しましょう。

また、ドメイン名が怪しい場合、本物を模倣した詐欺サイトなどの可能性があります。例えば、正規サイトではサービス名のドメインに対し、偽サイトは関係のない文字列のドメインが使用されているなどです。「http」のみで始まるURLやドメイン名が怪しい場合は、危険なサイトである可能性が高いでしょう。

⇒httpsとは?概要や安全なサイトの見分け方をわかりやすく解説

SSL/TLS証明書を確認する

WebサイトのSSL/TLS証明書を確認すれば、安全かどうかを判断できます。もし、証明書が無効になっている場合は、ユーザーが対処できることはないため、ページを閉じることがおすすめです。Google Chromeを使っている場合は、以下の方法で証明書の確認が行えます。

  • アドレスバーの端の-と〇のマークにカーソルを置く
  • 「サイト情報を表示」と案内が出てくるのでクリック
  • 鍵マーク横の「この接続は保護されています」をクリック
  • 一番下に「証明書は有効です」と表示される

他のブラウザで試す

「接続できません」と警告が出た場合は、他のブラウザで試すと閲覧できる場合があります。

例えば、Google Chromeで警告が出たら、FirefoxやMicrosoft Edgeで試してみるなどです。ほとんどのブラウザは、危険なサイトへのアクセスに警告が出るようになっています。他のブラウザでは問題なくアクセスできる場合は、元のブラウザに問題があると考えられるでしょう。

セキュリティソフトを確認する

インストールしているセキュリティソフトが原因で警告が出る場合があるため、ソフトの設定を確認してみてください。セキュリティレベルを高く設定していると、問題のないサイトでもアクセスを拒否することがあるためです。サイトのURLやSSL/TLS証明書を確認して問題がなければ、セキュリティソフトを確認すると良いでしょう。

「このサイトに安全に接続できません」が表示された際の対処法

「このサイトに安全に接続できません」と警告が出た場合は、以下の対処法を試してみると解決する場合があります。

  • ブラウザのキャッシュとCookieを削除する
  • ブラウザの拡張機能の設定を見直す
  • OSの日時設定を確認する
  • インターネット接続の確認や切り替えをする
  • ブラウザの更新や再インストールをする
  • OSを最新の状態に更新する
  • セキュリティソフトの無効化や設定見直しをする

それぞれの対処法について説明します。

ブラウザのキャッシュとCookieを削除する

ブラウザのキャッシュを削除することで、警告が消える場合があります。また、Webサイトを訪問した履歴や情報などを保存しているCookieも削除すると、ブラウザの負荷が減り、さらにエラーを起こしにくくなります。大量のキャッシュやCookieを溜めてしまうと、ブラウザの負荷が高くなり誤作動を招く恐れがあるため、定期的に整理すると良いでしょう。

ただし、Cookieを削除してしまうと、記録してあったログイン情報もなくなってしまうため、よく使うサイトに再訪問した際は、ログイン操作が必要などの手間が発生します。IDやパスワードを忘れないようにしておきましょう。

ブラウザの拡張機能の設定を見直す

ブラウザの拡張機能を複数使用している場合は、それぞれの設定を見直すと、警告が解消される可能性があります。不要な拡張機能は無効にしたり、削除したりすることでブラウザの負荷が減り、エラーが起こりにくくなるでしょう。

OSの日時設定を確認する

パソコンの日時設定が間違っていると不具合の原因になるため、OSの日時設定を確認しましょう。もし日時が誤っている場合は、地域や自動更新機能を切り替えるなどの操作をし、正しい日時に直してください。

インターネット接続の確認や切り替えをする

インターネット回線の接続を確認したり、切り替えたりすると、警告が消える場合があります。複数のネットワーク回線が用意できるなら、別の回線につなげてみると良いでしょう。

ただし、公共の場で提供される無料Wi-fiなどは、安全が確保できないと、警告が出る場合があります。実際に公共の無料Wi-fiは危険な場合があります。公共のWi-fiに接続するなら、VPNの使用がおすすめです。

ブラウザの更新や再インストールをする

ブラウザが古いバージョンの場合は、更新したり、再インストールしたりすると警告が消えることがあります。ブラウザの動きが悪いなどの不具合を感じたら、アンインストール後に再インストールすると良いでしょう。

OSを最新の状態に更新する

ブラウザだけでなく、パソコンのOSも最新の状態にアップデートすると、警告が消える可能性があります。OSが古いバージョンのままだと、エラーが発生しやすくなるだけでなく、サイバー攻撃などの脅威にも弱くなります。Web閲覧だけでなくパソコンを守るためにも、OSのアップデート通知が届いた際には早急に対応しましょう。

セキュリティソフトの無効化や設定見直しをする

セキュリティソフトの設定レベルが高いと、安全なサイトの場合でも危険だと誤った判断がされ、警告が出る場合があります。どうしても閲覧が必要なサイトであれば、一時的にソフトを無効化したり、設定レベルを下げたりなどの対処を行うと良いでしょう。ただし、むやみにセキュリティレベルを下げると、サイバー攻撃に遭う危険性が高まるため、注意してください。

スマホの「このサイトに安全に接続できません」表示

「このサイトに安全に接続できません」の警告はPCだけでなく、スマホにも表示されます。
ここでは、AndroidスマホとiPhoneの警告について紹介します。

Android(Google Chrome)

Androidでは、詐欺やウイルスサイトなどにアクセスしようとした場合、安全でないと画面全体に警告が表示されます。また、https通信でないサイトも同様です。

ただし、暗号化されていないhttp通信のサイトに一度アクセスした場合、その後は警告が出ないケースがあるでしょう。インターネットの利用を安全に行うためにも、セキュリティの「常に安全な接続を使用する」設定をオンにしておくと安心です。
⇒Androidのセキュリティを高める9つの方法を徹底紹介!

Safari(iPhone)

iPhoneのSafariでWebサイトを閲覧する際は、サイトがSSL/TLS通信をしていないと、アドレスバーに「安全ではありません」と警告文が表示されます。
特にHTTP通信のサイトでは、自動的にHTTPSでWebサイトへアクセスし、HTTPSでのアクセスに失敗すると「この接続は安全ではありません」という警告画面が表示されます。
設定アプリから警告を非表示にすることも可能ですが、暗号化されていないサイト全てにおいて警告が出なくなるため、注意が必要です。警告の出たサイトでは個人情報を入力しない等、細心の注意を払ったうえで閲覧することが望ましいでしょう。

まとめ

「このサイトに安全に接続できません」の警告は、Webサイトに問題がある場合が多いですが、自身のPCが原因で表示される場合もあります。

今回は、警告が表示される原因や安全かどうかの判断方法、対処法などを紹介しました。Web閲覧時のエラーは、自身のPCが原因になる可能性もあるため、今回紹介した対処法を試してみると、解消されることがあります。警告が出たページの閲覧を続けることは可能です。しかし、非常に高いリスクがあるため、実際に閲覧する際は十分注意してください。

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