ダークウェブ調査のおすすめツール・サービス10選!調査を実施する方法や必要性も解説
ダークウェブ監視の必要性が高まる中、企業の機密情報や個人情報の流出リスクに対する調査方法を解説。信頼性の高いおすすめツール・サービス10選を紹介し、セキュリティ対策の強化に役立つ情報を提供します。
目次
サイバー攻撃のリスクが年々高まる昨今では、企業や自治体にとって「ダークウェブの監視」はもはや不可欠な対策となりつつあります。個人情報や機密データの流出は、知らぬ間にダークウェブ上で売買されている場合もあるため、早急な対策が必要です。そこで本記事では、ダークウェブ調査の必要性や基本的な調査手法を解説するとともに、信頼性の高いおすすめツール・サービスを10個厳選して紹介します。
ダークウェブとは
ダークウェブとは、一般的な検索エンジンではアクセスできない匿名性の高いインターネット領域を指します。通常のウェブサイトである「サーフェスウェブ」やパスワード付きページなどの「ディープウェブ」とは異なり、特別なブラウザを用いることでのみ閲覧可能な領域です。ダークウェブは匿名性を求める政治活動家やジャーナリストに利用される一方で、違法な取引や不正データの売買といった犯罪行為の温床にもなっています。特に近年では、企業から流出した情報がダークウェブ上に出回り、第三者によって悪用されるケースが急増しています。
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ここでは、ダークウェブに掲載される情報例について解説します。
ダークウェブに掲載される情報例
ダークウェブ上では主に「違法またはグレーゾーン情報」の売買・交換・掲示が活発に行われており、以下のような情報・サービスが掲載・売買されています。
- 個人情報
- 金融関連データ
- 偽造文書
- 違法薬物・麻薬
- 武器
- 著作権侵害コンテンツ・海賊版
- 企業・公的機関の機密情報 など
ダークウェブ調査が求められる理由と主な活用シーン
ダークウェブ調査は、特に以下の項目に対して実施する必要があります。
- 不正アクセス
- マルウェア感染
- フィッシング詐欺
- 内部不正
ここでは、上記の項目について解説します。
不正アクセス
不正アクセスは、ダークウェブ調査が最も活用されるシーンの一つです。近年では、企業や自治体のシステムに侵入して得られたID・パスワード、認証トークンなどが、ダークウェブ上で売買される事例が急増しています。これらの情報は、さらなる攻撃や情報漏洩の温床となるため、早期の発見と対応が不可欠です。
⇒不正アクセスのトレンドと最新の検知ツール・防御ツールによるセキュリティとは
マルウェア感染
マルウェア感染は、企業や組織にとって深刻なセキュリティリスクであり、ダークウェブ調査が求められる代表的なケースです。特に近年では、マルウェアがダークウェブ上で商品として取引されており、サイバー攻撃のインフラそのものが整備されつつあります。感染の兆候や攻撃者の動きを察知するために、ダークウェブの監視は不可欠な手段となっています。
⇒マルウェア対策の課題を解決!方法やポイント・注意点まで解説
フィッシング詐欺
フィッシング詐欺は、企業・個人を問わず深刻な被害をもたらすサイバー攻撃の一つであり、ダークウェブ調査が必要とされる典型的なケースです。フィッシング詐欺は、認証情報の窃取から不正送金・情報漏洩へと発展しやすく、企業ブランドや信用にも大きな影響を与えます。ダークウェブ調査を通じて攻撃の動向を把握し、セキュリティ強化につなげることが大切です。
⇒フィッシング詐欺とは?5つの対策や被害にあった場合の対処法を解説
内部不正
企業・組織内部からの不正は、外部からの攻撃よりも発覚しにくく、被害が長期間にわたる危険性があります。そこでダークウェブ調査を活用すれば、例えば社員や契約者が持ち出した社内機密データ、顧客情報、設計図、ソースコードなどがダークウェブで検知できるようになるため、内部不正の発見が可能になります。
ダークウェブ調査を実施する主な方法
ダークウェブ調査を実施する主な方法は以下の通りです。
- 自社での実施
- 専門ツールやサイトの利用
- 専門サービスの利用
ここでは、上記の方法について解説します。
自社での実施
外部サービスを用いず自社でダークウェブ調査を実施する場合、調査の対象となる情報を明確に定めた上で、社内ネットワークから直接接続するのではなく、仮想環境や隔離された専用端末を用意して実施する必要があります。自社での実施には、コストを抑えながら継続的な調査体制を構築できるメリットがありますが、同時に高度な専門知識と環境整備が求められます。
専門ツールやサイトの利用
ダークウェブ調査に専門ツールやサービスサイトを活用すれば、自社だけでの手動探索では難しい広範な情報取得やアラート通知、分析機能などを補えるため、調査の効率性・精度を大きく向上できます。ただし、専門ツール導入にはコスト負担、調査範囲、API提供有無、言語対応などを確認する必要があります。導入前にはトライアルの活用やサポート体制の確認を通じて、実運用に適したツールを見極めることが重要です。
専門サービスの利用
ダークウェブ調査を自社で全面的に運用するのが難しい場合、専門サービスを利用する方法が効果的です。専門サービスは、専門家による24時間モニタリング、広範な情報源へのアクセス、分析・アラート機能などを提供し、企業が自前で整備するよりも短期間で運用体制を確立できる点が魅力です。ただ、導入の際はツール・サイトの利用と同様に費用対効果が得られるかを慎重に検討する必要があります。
自社でダークウェブ調査を行うリスクと専門ツール・サービスを利用するメリット
ダークウェブ調査は、自社のリソースだけで行うよりも専門ツール・サービスを利用したほうが以下のメリットを得られるためおすすめです。
- 安全性の高い調査の実施
- 効率的な調査の実現
- コスト削減
- セキュリティの強化
- 法的な観点への考慮
ここでは、上記のメリットについて解説します。
安全性の高い調査の実施
専門ツールやサービスを活用してダークウェブ調査を行う最大のメリットの一つは、「安全性の確保」が比較的容易になる点です。自社で手動アクセスする場合、誤ってマルウェア感染を招いたり情報漏洩したりするリスクがありますが、適切な専門サービスを採用すれば、匿名性や隔離環境、アクセスログ管理などの対策を包括的に担保できます。
効率的な調査の実現
専門ツールやサービスを利用すれば、ダークウェブ調査の効率性・精度を格段に高められます。専門サービスは24時間モニタリング体制を維持しており、情報が流出した初期段階で即座にアラートが上がるため、被害が拡大する前に対応できます。また、専門サービスは複数ソースの横断調査も可能なため、網羅性のある高精度な調査が実施できるのも特長の一つです。
コスト削減
専門ツールやサービスを活用すれば、調査業務の大半を自動化・効率化でき、結果として人的負担や運用コストを大幅に削減可能です。例えば、継続的にキーワードを監視し、該当情報が検出された際には自動でアラートを通知してくれるような仕組みを導入すれば、手動による巡回や検索の時間を大きく短縮できます。また、複数の情報源を横断的に調査・分析してくれるサービスであれば、社内で一から調査網を構築する必要もありません。
セキュリティの強化
専門ツール・サービスは企業内のセキュリティ強化にも役立ちます。専門ツール・サービスを用いた調査結果から得られる脅威情報をセキュリティ体制の改善サイクルに組み込めるようになるため、企業内の脆弱性が可視化され弱点を補うセキュリティ強化が実現できます。
法的な観点への考慮
ダークウェブ調査は、情報漏洩の兆候を早期に把握する上で有効な手段ですが、調査の実施方法によっては個人情報保護法や不正アクセス禁止法に抵触するリスクが伴います。特に自社で独自に調査を行う場合、適切な手順や制限を設けずに誤った手法でアクセスしてしまうと、知らず知らずのうちに法的リスクを背負ってしまう可能性もあります。その点、専門ツール・サービスでは、調査データの取得・保管・利用に関するポリシーやガイドラインが明文化されており、個人情報保護法の観点からも安心して利用できる体制が整っているケースがほとんどであるため、安心して利用できるのも大きなメリットです。
ダークウェブ調査ツール・サービスの種類
ダークウェブ調査ツール・サービスの種類としては、おもに以下の3つが挙げられます。
- 常時監視型
- スポット調査型
- 運用代行・コンサル型
ここでは、上記の種類について解説します。
常時監視型
常時監視型とは、ダークウェブ上の膨大な情報を24時間体制で自動スキャン・アラート通知を行う形式を指します。常時監視型の利点は、「情報が出た瞬間に通知を受けられる」 ことです。例えば、ログイン情報や顧客データ、製品設計情報などが流出した場合、リアルタイムあるいは短時間内にアラートを受け取れるため、すぐに対応できます。また、常時監視型では、アラートの閾値設定やスコアリング機能を備えているものが多く、検知した情報の信頼度や優先度を判別して通知できる設計になっているのも特徴的です。
スポット調査型
スポット調査型とは、特定のタイミングや必要性に応じて一時的に調査を行う方式を指します。例えば、機密情報の流出疑いが発生した際、社内事故後の事後確認、第三者からの通報やインテリジェンスに基づいたフォローアップなど、限られた範囲・期間で集中的に深掘り調査を行いたいケースでスポット調査型は有用です。スポット調査型は、コストを抑えながら深度ある調査を行いたい用途に適した形式といえます。
運用代行・コンサル型
運用代行・コンサル型とは、専門知見を持った調査チーム・コンサルタントが代行して調査を実施・運用支援を行うスタイルを指します。運用代行・コンサル型最大のメリットは、自社での人材確保・ノウハウ蓄積がなくとも、高品質の調査を外部リソースに委ねられる点です。特に、内部で暗号フォーラムの解析経験がない企業でも、専門家の知見を活かした調査が可能になるため、誤検知・見落としリスクを抑えやすくなります。
ダークウェブ調査のおすすめツール・サービス10選
ここでは、以下のダークウェブ調査のおすすめツール・サービスを10選紹介します。
- ノートン360
- NordVPN
- McAfee
- BreachWatch
- StealthMole
- Norton 360 with LifeLock
- Flare
- GreyMatter DRP
- ダークウェブアイ
- ダークウェブアイ/ディスカバリー
ノートン360

ノートン360のダークウェブモニタリングは、ネットの表層・深層・ダークウェブの範囲で、登録された個人情報が流出していないかをスキャンし、発見時に通知を行うサービスです。メールアドレスに加え、住所や電話番号などの個人情報も調査対象にできます。
NordVPN

NordVPNが提供する「ダークウェブモニタリング」は、ユーザーが登録したメールアドレスをもとに、ダークウェブ上でそのメールアドレスに関連する情報漏洩の痕跡を継続的に監視し、もし漏洩が確認されれば即時にアラート通知を行う機能です。ユーザーが一度オンにすれば持続的に動作し、バックグラウンドで監視を続ける設計となっています。
McAfee

McAfeeは、ウイルス対策、VPN、ダークウェブ調査などをオールインワンで実施できるサービスです。ダークウェブ調査では、ダークウェブ上で流出している可能性のある個人情報を監視し、異常を検知した場合にアラート通知を行う機能を利用できます。
BreachWatch

KeeperのBreachWatchは、Keeper ボルトに保存されている記録と照合しながら、ダークウェブ上に同じ認証情報が流出していないかを継続的に監視するKeeper Securityのサブスクリプションで追加できる機能です。情報漏洩が公になる前にアラートを発するため、ユーザーは速やかにパスワード変更等の対策を取れるよう設計されています。
StealthMole

StealthMoleは、ダークウェブとディープウェブ上の脅威インテリジェンスに特化したSaaSサービスです。通常のブラウザではアクセスが難しい匿名ネットワークを直接操作することなく、流出した ID・パスワード情報、ランサムウェア攻撃情報、ハッカーの活動情報など、企業を狙う脅威の兆候を収集・解析・可視化する仕組みを提供しています。
Norton 360 with LifeLock

Norton 360 with LifeLockは、セキュリティに関する多様な機能を統合して扱えるオールインワンソリューションです。LifeLockを組み込んだプランでは、個人情報盗用対策が強化されています。
Flare

Flareは、機密データや認証情報の流出・露出を早期に検知して、優先度の高いアラートを提供できるサービスです。膨大な流出情報の中から、組織に関連性の高いものを抽出・スコアリングして通知できます。
GreyMatter DRP

GreyMatter Digital Risk Protection(DRP)は、ダークウェブを横断的にモニタリングし、ブランドの偽装・漏えい・なりすましなどのリスクをリアルタイムで検知できるツールです。膨大な情報のなかから重大な脅威を抽出するために、アラート抑制、関連性スコア付与、誤検知削減といったノイズ管理機能を備えています。
ダークウェブアイ

ダークウェブアイは、企業の情報漏洩リスクを可視化・監視するための国内向けダークウェブ監視ツールです。特に「他社経由で自社情報が流出しているケース」を早期に発見して対応できるよう設計しています。また、ダークウェブアイは単なる漏洩検知だけでなく、対応フローの提示・進捗管理機能も備えており、担当者の負担軽減も促進できます。
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ダークウェブアイ/ディスカバリー

ダークウェブアイ/ディスカバリーは、自動ツールでは検出しきれない情報も、専門家が直接ダークウェブ上を調査・分析するサービスです。過去の漏洩データも保存されたデータベースを活用し、過去~現在までの漏洩痕跡を時系列で可視化できます。
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まとめ
近年、サイバー攻撃の高度化とともに、企業の機密情報や個人情報がダークウェブ上で不正に売買・拡散されるケースが急増しています。特に、ID・パスワードの流出やフィッシング詐欺、内部不正による情報漏洩は、企業の信頼性や事業継続に重大な影響を及ぼすリスク要因であり、ダークウェブの常時監視やスポット調査、さらには専門家による分析まで対応できる体制の構築が急務です。ただ、自社で独自にダークウェブ調査を実施するには専門知識や技術、法的配慮が必要であり、かえってリスクを高めるおそれもあります。そこでおすすめなのが、弊社SMSデータテックが提供している「ダークウェブアイ」と「ダークウェブアイ/ディスカバリー」です。
日常的な監視体制の構築には「ダークウェブアイ」を、万が一の漏洩事案に対応するスポット調査には「ダークウェブアイ/ディスカバリー」を導入すれば、ダークウェブ上のリスク可視化と早期対応の両立が可能になります。
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