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RPAとは?ビジネスにおける活用事例やおすすめのツールを解説
RPAは、近年注目を集めている自動化技術です。
RPAは、ソフトウェアロボットによってルーチン業務を自動化し、生産性向上や業務効率化を実現します。
本記事では、RPAの基本概念やビジネスへの活用事例、おすすめのツールなどについて解説します。
RPAについて知りたい人や自動化が進んでいない企業の担当者、最近この言葉を知った人は、ぜひ参考にしてください。
RPAとは
RPAとは、「Robotic Process Automation」の略称であり、ソフトウェアロボットによって人間が行っていたルーチン業務を自動化する技術のことを指します。具体的には、データの入力や移動、処理などを自動化し、人間の手作業を代替することで、効率化と生産性向上を実現します。
RPAは人間と同じインターフェースで操作し、既存のシステムに統合することができるため、導入も比較的容易です。
RPAでできること
RPAを活用することで、さまざまな業務プロセスを効率化することが可能です。
以下に、RPAが活躍する代表的な業務領域をご紹介します。
データ入力・移動の自動化
RPAは、膨大なデータの入力や移動作業を自動化することができます。
例えば、複数のシステム間でのデータ転記やフォームの入力など、繰り返し行われる作業を効率化することができます。
これにより、ヒューマンエラーや作業の遅延を軽減し、生産性を向上させることができます。
⇒バックオフィスのRPA導入は必須!手間のかかる業務こそRPAで効率化
ルールベースの処理の自動化
RPAは、特定のルールに基づいた処理を自動化することも可能です。
例えば、受注データの検証や請求書の作成など、決まった手順や条件に従った作業をソフトウェアロボットが代行することで、正確性や一貫性を確保できます。
今RPAツールが注目される理由は?
RPAツールが注目を集める理由はいくつかあります。
少子化・高齢化による労働力不足
少子高齢化が進むなか、15~64歳の労働生産年齢人口が減少しており、今後も続くことが懸念されます。
今よりも人材確保が難しくなることが予想されるため、企業は人に代わる労働力で生産力を維持しなければなりません。
そこで、代替しやすい定型業務などをロボットが実施できることに注目し、RPAが注目されています。
DXや働き方改革の後押し
近年では、人材不足や生産性の向上といった課題解決に向けて、DXの推進や働き方改革が活発化しています。
長時間労働の是正や市場における競争力の向上など、現在のビジネスではさまざまな対応力が必要です。
これらの対応力を補ったり、DXや働き方改革を実現するためにRPAは重要といえます。
RPAを導入するメリット
RPAを導入することには、以下のようなメリットがあります。
効率化と生産性向上の実現
RPAは、業務プロセスの自動化によって効率化と生産性向上を実現します。
単純業務を自動化することにより、従業員はより重要な業務に集中できます。
また、従業員の負荷を軽減し、モチベーションの向上にも効果的です。
従業員はよりやりがいのある業務に取り組むことができ、仕事に対する意欲や生産性が向上するでしょう。
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既存システムとの連携が容易
RPAは、既存のシステムと連携できます。
既存の業務システムやデータベースなどとの連携を可能にするため、迅速な導入が可能です。
ノンプログラミングで導入できる
RPAツールは、ノンプログラミングで操作することができます。
特定のルールや条件に従ってソフトウェアロボットを設定するため、ITスキルが不足している担当者でも導入が可能です。
エラーの削減と品質向上
RPAを導入することで、人為的なヒューマンエラーを減らし、業務の品質を向上させることができます。
ソフトウェアロボットは一貫性のある作業を行い、高精度の処理も可能です。
RPAツールの各業界における導入事例
RPAツールは、さまざまな業種・業界で活用されています。以下に、いくつかの具体的な導入事例をご紹介します。
金融業:自動化による効率化と品質向上
金融業では、RPAツールの導入によって業務効率化と品質向上を実現しました。
例えば、顧客からのデータ入力業務や契約書の処理など、従来は手作業で行われていた繰り返し作業をソフトウェアロボットが自動化しました。
これにより、業務処理時間の大幅な短縮とエラーの削減を実現し、顧客満足度の向上につながりました。
製造業:業務のスケーラビリティ向上
製造業では、RPAツールを活用して業務のスケーラビリティを向上させました。
例えば、受注データの入力や出荷業務など、増加する業務量に柔軟に対応するためにRPAを導入しました。
ソフトウェアロボットは、需要の変動に応じて業務を自動化し、従業員の負担も軽減しています。
これにより、業務のスケーラビリティを確保しながら生産性を向上させることができました。
物流業:複数システムの連携による業務効率化
物流業においては、RPAツールを利用して複数のシステム間のデータ連携を自動化しました。
例えば、受注システムと在庫管理システムのデータを連携させる作業をソフトウェアロボットが自動的に行うことで、受注処理と在庫管理の一元化を実現しました。
これにより、データの一貫性が向上し、注文の処理時間が短縮されました。
加えて、在庫管理の精度も向上し、適切な在庫管理が可能となりました。
おすすめのRPAツール
RPAツールは、どのツールを選ぶかが導入成功の鍵といえます。
以下のツールは、市場で高い評価を受けており、多くの企業で利用されています。
WinActor
WinActorは、使いやすさと高い自動化能力で知られているRPAツールです。
ノンプログラミングでの操作が可能であり、ビジネスユーザーでも直感的に扱うことができます。
また、機能の豊富さと高い信頼性によって、幅広い業務領域での活用が期待されています。
WinActorは、ルーチン業務の自動化だけでなく、データ処理やWebスクレイピングなどの高度なタスクもこなすことができます。
UiPath
UiPathは、世界的にも人気のあるRPAツールであり、幅広い機能と柔軟性を備えています。
ノンプログラミングでの操作が可能であり、ユーザーファーストなインターフェースが特徴です。
UiPathは、デスクトップアプリケーションやWebサイトの自動化から、データ処理、画像認識、機械学習まで幅広い領域で利用されています。
また、UiPathは大規模なプロジェクトにも対応しており、多くのユーザーコミュニティが存在しています。
⇒UiPathとは?特徴や種類、他RPAツールとの比較まで解説
RoboTANGO
RoboTANGOは、日本国内で開発・提供されているRPAツールです。
高速かつ柔軟な自動化を実現し、豊富な業務領域で活用されます。
RoboTANGOは、データ処理やExcel操作、データベース連携などの幅広いタスクをサポートしています。
また、エンタープライズ向けの機能やセキュリティ対策も充実しており、大規模なシステムにおけるRPAの導入に適しています。
まとめ
RPAは、ビジネスにおいて業務効率化や生産性向上を実現するための便利なツールです。
幅広い業界で活用されており、企業だけでなく、従業員にとっても導入するメリットがあります。
もしもRPAツールに迷っているなら、SMSデータテックの運用自動化サービスを検討してみてください。
運用コストの削減や個別ツールの開発にも対応しています。
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